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即戦力とはなんなのか?

私の考える即戦力とは「チームとしての役割を果たせる人」です。

役割を果たすときに、自分個人としての役割が果たせるのと、自らが率いるチームとしての役割が果たせることには大きな隔たりがあります。

人はいきなりチームで役割が果たせる人になるのか?というと、自分は決してそうは思いません。自分個人の役割が果たせて、役割を果たすごとに、どんどんチームが大きくなっていく。

例えるなら、キングダムで言う所の、百人将だったところから、1万人将まで駆け上るようなイメージでしょうかwその過程でチームで役割が果たせる人になっていくものだと理解しています。

そのときに一見すると矛盾するようですが、ビジョンの存在が必要不可欠になると私は理解しています。

それはなぜなのでしょうか?必要は発明の母と言いますね。そのビジョンをなにがなんでもやりたい、やるという意思があるから、その結果として、その過程でチームで役割が果たせる人になっていくと考えるからです。

人の能力の優劣にはもともと生まれつきの差はさほどないと私は考えています。ただそれと同時にビジョンへの熱量には個人差がとてつもなくあると思っています。

ビジョンへの熱量が結果的にどれだけ即戦力になれているかの結果を産むことに繋がってしまう。そもそも大きい、小さいに関わらず、求心力となる何かをビジョンと呼ぶのだとすれば、それがないと人は集まりません。

なので、即戦力をチームで役割を果たせる人とおくと、皮肉なことですが、個人のこと、自分のことだけを考えれば考えるほど、個人としてのキャリアアップだけを考えれば考えるほど、即戦力(チームで役割を果たせる人という意味での即戦力)にはなれないと思います。

役割を果たすときに、自分個人としての役割が果たせるのと、自分が率いるチームとしての役割が果たせることには大きな違いと隔たりがあると先ほど書きましたが、なぜ個人としての役割を果たすことだけだと限界があるのか?書いてみたいと思います。

1人でやれることには限りがあります。あなたが永遠に生きることのできる時間を持てる存在だとすれば、その限りではないと思いますが、人間である限りそれはないはずですw

となると、どんなに才能溢れる人でも、天才でもその時間は限られていることになります。そんな人がいるのか?凡人極まりない私は会いたいと思いますが、全部のあらゆる物事に秀でた万能人がいたとしても、この万能人も時間的な制約を受けます。となると、1人でやっている限り、物事を進める速度はどうしても遅くなります。自分の持ち時間、1日24時間が時間的な制約として限界になるからです。

ただチームで役割を果たせる人は違います。自分の時間をチームのために使うことができる人なので、チーム全員の時間からアウトプットを出すことができます。個人の役割の改善では到達しえないほど、遠くの、果てしない目標を目指す、実現することが可能になります。

もちろん自分自身の役割を果たすことだけでもすごく大変なことです。自分を律することができないといけないですし、ついついすぐに怠けてしまいますねw私もそうです。布団に入って、好きな漫画を読んでしまうw

でもチームで役割を果たすことはもっと難しいことです。なぜなら自分とは違った存在を受け入れて、前に進む必要があるからです。それでも前に進むためには、やはり強いビジョンが支えとなるでしょう。

「働くをもっと自由に」

これが私たち(コデアル株式会社)が掲げているビジョンです。働くをもっとパーソナルなものに、個人に合わせられるものにしたい。仕事に人が合わせるのではなくて、人に仕事が合わせられるようにしたい。

これに対する強い思いがやはりあるから、チームで前に進むことが続けられているのだと思います。ビジョンは、チームや組織にだけあるものではありません。個人としてもビジョンがあるはずです。

「世界一面白い人になりたい」

「その街で一番美味しいケーキ屋さんがやりたい」

「自分の周りにいる人から常に信頼され、感謝される人でありたい」

こういう個人のビジョン、組織のビジョンがあると、勝手にそのビジョンは現実のものとなってきて、あなたもチームで役割を結果的に果たせるようになっているのかもしれません。







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