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人斬りの心

ひと、もの、こと、

この3つには魂があって、
大切に気持ちを込めて扱わないといけない。

そうだとわかっているのに、

飲んだジュースの缶を投げ捨てて
そのあとでそんな自分が哀しくなった。

昨日、友人から聞いた話。

すごく心に響いた話。

この世の真理があると思った。

侍のいた時代、

“人斬り”と呼ばれる者がいた。

彼らは辻斬りや闇討ちを行う。

自らの剣の腕を試すために。

息詰まった心を晴らすために。

一匹が一人となり、一人また一人と、
尊いはずの誰かの命を糧に満たす。

そのうちに“ 誰か ”という
他人の命が軽く思えてくる。

そして、己自身の命すら
軽んじるようになっていく。

そうしていくうちに、
どっかの誰かと果たし合い、果てる。

こんなに哀しいことはない。

平成に生まれ“令和”という
現代に生きていてもときどき思うこと。

現代にも“人斬り”はいる。

人が溢れ、物が溢れ、情報が溢れ、、

相手を軽んじ、己を軽んじ、

放たれる言葉の刃の一つ一つに、
言葉の刃を放つ人々に、

“人斬りの心”が宿っている。

その様に思う僕自身にも時に人斬りの心が宿る。

“人斬りの心”は誰にでも宿る。

だからこそ丹精と真心を
込めることが何よりも大切と思う。

それが真の武士の心だと思う。

昨日の話はとても響いた。

#友人の話
#丹精
#魂
#九十九神
#武士道

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