Shota Shimura

ずっと念じ続けた未来はいつか運命となって自分を導いてくれる

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最近の記事

ひまわり畑の思い出

4月に引っ越しをして、これまで縁もゆかりもなかった岐阜県の大垣市で生活をしている。 「水の都」と行政がPRしているだけあって、新しい家で初めて水を飲んだときに、水道水がとても甘かったことを今でも覚えている。街中に自噴水という地下水が湧き出る場所が点在していて、何の気なしに立ち寄ってごくごく水を飲んでいる。公園の水で生計を立てていた頃の自分が訪れたら、新生活が天国のように思えたかもしれない。 某流行病の余波で二年くらい自宅にいることが多かったので今年は季節を感じることが多い。

    • 散歩する文学賞結果発表

      本日、2020年末まで作品募集を行っていた、「散歩する文学賞」の大賞作品を発表させて頂きました。 コロナ禍の世界を淡々と生きていく中で、自分に何が出来るだろうと考えた時に創作の灯を盛り上げたり、作家さん同士の繋がりを生み出すことが、この混乱した時代を乗り越えることだと思い、昨年の初夏に賞を企画しました。 大変ありがたいことに、合計201作品も応募を頂き、締め切り日の翌日に作品合計数を数えた時は本当にびっくりしました。 「人生で初めて小説を書いた」「この賞のために作品を書い

      • 「散歩する文学賞」開催のお知らせ

        この度「散歩する文学賞」と題した文学賞を創設しました。 大賞賞金10万円、応募の締め切りは2020年末日です。 「書くこと」はコロナ禍における困難に満ちた社会を変えると信じ、千里の行も一歩より起こると「祈り」を込めて文学賞をつくりました。 「物語」には悩める人を癒したり、困難な現実を共に乗り越える力がきっとあるはずで、 こんな時代だからこそ「物語」との繋がりをたくさん生み出し、人間が何かを創造をするエネルギーを少しでも盛り上げることが、今の自分に出来る唯一のことだと考えた

        • 砂漠と村人たち

          どうもしばらくは国外を旅することが叶わなさそうなので、記憶の整理と共に昔の旅を写真を眺めることが増えた。 もう二度と訪れることがない場所、不確かではあるがもう一度行く機会がありそうな場所。共通しているのは両者共に過ぎ去ってしまった過去であり、いくら望んだとしても「二度と戻れない」という事実だけだ。 沢山のシーンをスクロールしながら走馬灯のように眺めている時に、一際惹かれる写真があった。 場所はインド西部にあるクーリーという名の砂漠の村で、すぐ近くにはパキスタンとの国境がある

        ひまわり畑の思い出