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6.2 Music by Mudbaby Ru & Rob49 和訳&徹底解説

Intro
原文:(直訳)
Ayy, let me fuck that (エイ、ヤラせてくれよ)
Ayy, Ayy, let me fuck that, woo (エイ、エイ、ヤラせてくれよ、ウ~)
Ayy, let that bitch ride with me (俺の上にあのビッチを乗せてやるよ)
Ayy, let me fuck that (エイ、ヤラせてくれ)
Ayy, fuck goin’ on (エイ、どうなってんだ)
Ayy, uh (エイ、アー)※ただの相槌です
 
解説:
基本的に「ヤラせろ」としか言ってないけど後のリリックでわかる事で、女性とヤラせろって意味ももちろんあるが「銃」とヤラせろという意味としても使ってて、ニュアンス的には「銃を撃たせろ!」という意味ももたせるシンプルな比喩表現をしてる。

・Verse 1 MudBaby Ru
原文:
Ayy, niggas bustin’ just like Mr. Biggs (エイ、ニガー達はミスタービッグズの様に弾けてるぜ)
※Mr.Biggs もギャングスターであり、恐らく銃を平気でぶっ放すような奴だという事が伺えるし、Mr. Biggsが尊敬されてるのも伺える。ちなみに「弾く」はもちろん、銃を撃つという意味だ。

Count the guap, go load the chop and hit the block and split a wig (金を稼いで、銃に弾を込めて、街に出かけて、撃つ)
※ここはほぼ直訳通りだが、guapは現金、chopは連射出来る銃、split a wig は人を撃つこと(特にヘッドショット)という意味のスラングだ

High-speed on the Knox, this cattle shop, we like to butcher pigs (ノックスでハイスピード、この牛屋、俺らは豚達を虐殺するのが好きなんだ)
※Knoxは恐らくテネシー州にある地域の事を指してて、そこで高速で移動してる事を表してる。牛屋は牛や家畜を飼う所で、豚は警察のスラングだ。なので、警察が豚である事と、家畜を飼う場所である「cattle shop」で言葉遊びしてるが、ここでは警察にノックスという地域で追いかけられてるけど、俺らは警察ですら虐殺できるぜ!と言いたい感じだ

Can’t speak on what we did, fuck that shit, free Fizz (俺らが何をやったかについては話せねぇ、そんなのはクソくらえ!Fizzを開放しろ!)
※何をしたか話せない理由は、もちろん「俺らはチクるような奴らじゃない」って意味だ。スニッチはギャングスター業界ではご法度であり、スニッチをする奴は大体殺されてしまう。「Free Fizz」はもちろんFizzという仲間が捕まってるから早く釈放しろ!と言ってて、これはスニッチをしなかったからこそ刑務所に行ってる仲間に対するリスペクトの表れだ。

Count the wax and go stand on biz (殺した数を数えて、仕事をしっかり熟していく)
※Waxが「殺害」って意味で、Bizは仕事というような直訳だけど、ニュアンス的には「生き様」に近い
なので、ここでは今まで殺害してきた数を数えてみれば俺がどんな生き様かわかるだろ?と言いたい感じ

I just got a switch up on my Glock, it whip shit like a kid (俺のグロックにスイッチを付けたばかりだ、ガキにように色んな物を引っぱたくぜ)
※Glockはピストルの種類で、switchはピストルに付けるアタッチメントである。Switch を付ける事によって、単発しか撃てないピストルで連射出来るようにするためのものであり、非常に危険になる。Whipが直訳すると「引っぱたく」みたいな意味だが、ここではスラングでありニュアンスとしては「色んな物を撃ちまくる」みたいな意味だ。

I just got the news, that nigga gone, he dead, I did a jig (たった今ニュースが入った、あのニガーはもういない、奴は死んだ、俺が刺したんだ)
※ほぼ直訳したままだが、最後のJigは「刺す」という意味のスラングだ

Shh, be quiet, get the drop and smoke him like a cig (しー、静かにしろ、先制攻撃を仕掛けてタバコの様に奴を煙にしてやる)
※ここもほぼ直訳したままだが、Smokeを直訳すると「煙」だが、スラング的には「殺める」という意味なので、タバコの煙とスラングの殺めるで言葉遊びをしながら、さっきのリリックのJigとcigで韻を踏んでいる。

Shh, stop hidin’, come outside ‘cause we know where you live (しー、もう隠れるな、外に出てこい、お前が住んでる場所はバレてるからな)
※ここもほぼ直訳したままであり、敵対してる人の住んでる家がバレるのはやっぱり怖いのである

Hook

原文:
Grrah, gang, that SRT shit (グラァ!ギャング、これがSRTだ)
※Grrahは連射銃をぶっ放す時の擬音。Gangは直訳するとギャングだが、これは人を呼ぶときにも使われることが多く、「man」とか「bro」とかと同じような感じの使い方だ。SRTは恐らく彼らの所属するギャングの名前を省略したものだ。

That shit that make you wanna come outside and get straight to it (これは、外に出て行って何かしたくなるようなものだよ)
※ここでは単純に「やるべきことをやらせたくなるような曲だこれは!」ってギャングスター達に向けて歌ってて、ギャングスターこそ震えて持りあがる曲を作っている事はもちろんの事、一般人向けに作るのはクソくらえだ!というような気持ちの表れだ

That shit that make you wanna see your mans and get to shootin’ (あの、お前の仲間と落ち合って、撃ちまくる気分にさせるやつだよ)
※ここもギャングスターに共感を得ようとしてる意思の表れだ

That shit that make you do drive-bys and act stupid (あの、バカになってドライブバイをさせてしまうものだよ
※相川あらずギャングスターに対するリリックあが、ドライブバイというのは車を走らせながら中から銃を撃ちまくってそのまま通り抜ける攻撃方法だ。「バカになる」というのは、何も気にせずに撃てるぐらいイカれてる事を示したい感じだ

What you slidin’ in? Bitch, a SRT (お前は何に滑り込んでるんだ?SRTだとビッチ!)
※ここでは「slidin’」という直訳すると「滑り込む」単語と使ってダブルミーニングをもたらしてる。

まず、一つめの「slidin’」のスラングは喧嘩を仕掛けに行くことを言う。もちろんアメリカの喧嘩は銃がからむので危ない。
二つめの「slidin’」のスラングは「性行為」なので、「Bitch」を使うことによって、女々しい奴には喧嘩をうるし
女性に対しては性行為をすることを示してるのだ。さらに、SRTはそういう奴らしかいない事も示している。

Police get behind me, ain’t no catchin’ me (警察は俺の後ろにしかない、俺を捕まえる事は絶対ない)
※ここは直訳したままで、警察に捕まってたまるか!みたいな感じだ。

Brodie ‘nem just did a stain, they stole four and sold three (兄弟たちがたった今強盗をしたばかりだ、4つ盗んで3つ売ったぜ)
※ここでは、「Stain」がスラングで「盗む」という意味だが、直訳すると「シミ」という意味だ。また、何を4つ盗んだのかは、薬物やまとまったお金の入ったカバンとか、色んな事を考察出来るが、次のリリックで車なのではないか?という事が伺える。

Keypads, crackin’ shit, got codes to all Jeeps “Yeah, Yeah” (キーパッドだと、色んな物にヒビを入れてる、全種類のジープの暗号は持ってるぜ)
※キーパッドは最近の車に使われるカギであり、それにヒビを入れるという表現はもちろんそのキーパッドをハッキングしてしまう事を言っている。そして、全ての種類のジープのコードまですでに持っている事を言ってるが、車を盗む仕事もしているようだ。怖い。

Verse 2

原文:
Yeah, trappin’ and rappin’ and makin’ it happen “For real” (そうだ、トラップもラップもしてるし、色んな行動をとってるぜ“マジで”)
※ここはほぼ直訳したままだが、全てが上手く行ってる事を示したい感じだ。

My niggas don’t do no scams (俺の仲間は詐欺っぽい事はしない)
※サギっぽいことは、仲間に「偽物がいない」事を示している。

Cookin’ that pot in that kitchen, they call him Auntie Pam (あのキッチンでポットを調理してるから、みんな奴をアンティーパムと呼んでるぜ)
※パム叔母さんという料理が上手い黒人女性がいて、彼女の名前を使って言葉遊びしている。キッチンで何を作ってるかというと、もちろんコカインなどのドラッグを加工するためにストーブを使うのだ。

If my side ho nigga catch her cheatin’ I don’t think his ass gon’care (もし俺のセフレのニガーがあの女が浮気してるのを見ても、奴はなにも気にしないと思うぜ)
※ここでは、単純にセフレとして遊んでる女の本命の彼氏が、俺と浮気してる事がわかっても怒らないであろう事を示してるが、それは男としてのステータス的に勝ち目がないと認めてしまうぐらい優秀な男である事を示したい感じだ。

He know I’m rich, lit, and pushin’ P, niggas can’t fuck with us (奴は俺が金持ちで、イケてて、豪華な暮らしをしてるのを知ってるし、奴らは俺らの相手じゃねぇ)
※まさにさっきのセフレの本命の彼氏にバレても怒らない理由を歌ってるが、金持ちで、羽振りもいいから女がとられても納得しちゃうだろ、俺らには勝てねぇから!見たいな事を言っている。

I put CC right on my bitch, and she bangin’ like a Crip (俺のビッチにCCを付けたぜ、そしたら女はクリップの様に叩きまくってるぜ)
※CCというのはチャネルという高級ブランドのスラングであり、まずセフレですらもチャネルを買えるほどのお金を持ってることと、その本命の彼氏には出来ない事をやってることを威張りたいのもあるし、次のCripのくだりでは、クリップスという危ないギャングと「Bangin’」というスラングで言葉遊びしてるが
Bangin’には二つの意味があって、銃を撃つことと、見た目がイケてるという意味だ。
なのでクリップスの様に銃を撃つ危なっかしい女性でもあり、見た目もイケてる女性でもある事を示したい感じだ。

Same thing I’m gon’ do to my bitch, I’ma do it to my blick (俺のブリックにすることを、俺のビッチにもしてやるぜ)
※ここでは俺の女も銃も同じ扱い方をするという言葉遊びをしてるが、次からのリリックでどんな事をするかを述べていく感じだ。

Switch it up, buy her some titties, have her lookin’ pretty (方向を変えて、彼女におっぱいを買ってやったぜ、可愛く魅せなきゃな)
※おっぱいを買ってあげるという部分。セフレと捉えた場合はそのまま偽物のおっぱいを買って上げれることを示したいし、「Titties」という「おっぱい」の単語はスラング的に、銃に付ける拡張マガジンの種類にTittiesっていうのがあるのだ。
なので、銃に拡張マガジンを付ける事とセフレにおっぱいを買ってあげて、両方の見た目を良くしてるという言葉遊びだ。

Soon as it get wet, I’ma squeeze, let it bust on niggas (濡れた瞬間に、俺は握って、ニガー達に向けて弾けさせる)
※ここでも銃とセフレのダブルミーニングを続けてるが、まずWetが女性のアソコが濡れる事と、敵対してる人の弾痕の事も言っている。そして、握るという単語はセフレを強く握って性的に感じされることと、銃の引き金を引く事とかけている。Bust 「弾ける」というのも射精とか逝く事と、銃をぶっ放すという二つの意味がある。

Bitch, I come straight from the street, used to re-up twice a week, mm (ビッチめ、俺はストリートから直で来てるんだ、昔は週に二回リーアップしてたんだ、うんうん)
※ここでは、re-upがスラングとして重要で、薬物を再度調達する事をスラングでre-upという。
つまり、売人として薬物を売るとき、週に2回も補充しにいかないといけないぐらい売れてた事を示したいのだ。

Niggas need to get on they feet, how the fuck you tryna beef? (ニガー達は足で立つべきだ、お前らはどうやってビーフしようとしてるんだ?)
※ここでの「足でたつべき」の部分は「常に喧嘩する準備と覚悟を怠らない」というニュアンスで、それが出来てない敵に対して、そんなんでどうやって俺らと戦うんだ?と言いたい感じだ。

Think I went to school for green? Touchdown, go green (俺が大麻の為に学校に行ったと思ってるのか?タッチダウン!いけいけグリーン!)
※ここは皮肉と言葉遊びをしてるが、まず大麻を売る為に学校に行ってたことを皮肉めいた感じで言ってるし、タッチダウンの部分はアメリカンフットボールで使われるフレーズであり、「正解!」みたいな意味もある。さらに、アメフトは緑の芝生の上で行われるスポーツであり、大麻の緑とかけている上に、いけいけグリーン!と応援している部分は大麻を売れ!見たいなニュアンスと共に、恐らく大麻を売ってた学校のチームカラーも緑だったことも伺える

I’m a rap, trap, street nigga from the court, on the court seats, mm (俺はラップして、トラップしてる、コートから来たストリートニガーだ、コート席にのって、うんうん)
※ここでも「court」学校からみの言葉遊びをしてて、学校でスポーツなどをするバスケットボールコート的なコートと、「裁判所」という意味のコートと言葉遊びをしてる感じだ。学校で薬物を売りすぎて裁判所に出入りするぐらい犯罪を繰り返してきた事を示している感じだ。

Verse 3

原文:
I’m the one that trick off on the ho, that’s if she love me (俺は俺の娼婦にはお金は惜しまない奴だ、俺の事を愛してるならな)
※ここは直訳したままであり、セフレに対してもお金を使ってあげる自慢だ

Niggas post up on the block, I come through, clear the whole scene (ニガー達が街角で立ってると、俺はシーンを片付けにやってくる)
※これは薬物を売るために街角に立ってる人を「Post up」という表現をしてて、敵にそんなやついたらやっつけるっ事を言ってる。

I got switches, I got autos, I got chops, the whole thing (俺はスイッチも、オートも、チョップも、全部持ってるぞ)
※ここは銃に付けるアタッチメントや、銃の種類を並べて色んなのを持ってる事を示している感じだ。

And if you wanna make your money, nigga, cop a whole P (そして、ニガーよ、お前も稼ぎたいならPをまとめて丸々買うんだ)
※お金の稼ぎ方を教えてくれてるが、ここでの「P」はもちろん薬物の事を言っており、売るために大量の薬物を変えと言っている。

And if you wanna flip your profit, nigga, get your packs gone (そして、ニガーよ、利益を出したいならパックを全部無くすんだ)
※ここでは利益を生むには売り切れと言ってるだけだ。「Pack」はもちろん「パケ」の事を言ってる。

.762 broke his bone, that nigga died outside his home (.762があいつの骨を折った、あのニガーは家の外で死んだ)
※ここでの「骨を折る」はもちろん銃で殺害するという意味であり、.762も銃の種類である

Say, this that Hellcat music, slide by myself when I’m alone (言うぜ、これが噂のヘルキャットミュージックだ、俺は一人でも滑りこむぜ)
※ここでの滑り込むはもちろん喧嘩を仕掛けるという意味だ。いうまでもなく、銃での喧嘩なので怖い。

Me and my white boys off them pills like Charlie Sheen, bitch, we gone (俺の白人の仲間達と一緒にチャーリー・シーンみたいに錠剤を接種してるぜ、ビッチめ、俺らはもういない)
※チャーリー・シーンはアメリカで有名な白人の俳優であり、かなり薬物をやりまくった事でも知られており、本人も全く隠さず、むしろやりまくってる事をメディアでも豪語したりと問題だらけのクレイジーな奴である。
そんな感じの白人たちと羽目を外してる事を示したいと同時に、白人の仲間がいる黒人って結構珍しく、白人がいると法律的に有利だったりギャングスター的に出来る事が増えるのも事実で、まさに「白人の仲間がいる事の自慢」をしているのだ。

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