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今週の、弾き語り: 風博士、田原順子、スーマー等

毎平日、弾き語りのことについてつぶやいたことをまとめた、「今週の、弾き語り」。今週は、こんなかんじでした。

いま、兵藤裕己『琵琶法師―"異界"を語る人びと』という本を読んでます。本帯には、「モノ語りとは<異界>のざわめきに声を与え、伝えることである」とあって。琵琶法師の弾き語りから幾年月。「弾き語り」ということばの意味合いは、ずいぶん変わったんだなあと、いまさらながら。

いまの「弾き語り」は、実際には「弾き歌い」だ。でも、言葉の意味は世間の流れと一緒に変わっていくものだから、これはこれでいいんだろうな。古川ロッパ氏の「歌は語れ、セリフは歌え」という言葉を思いだした。(永六輔『NHK人間講座 人はなぜ歌うか - 六輔流・日本音楽史』p.135より)

それでは、今週もお付き合いのほど。ご贔屓いただけると嬉しいです。


それではまた来週。ごきげんよう。

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