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「少女記録」 続けることの大切さ

続けることの価値について考えることがあります。

と言うのも、ウェブサービスは栄枯盛衰が激しく、一時的に話題になろうと知らぬ間に終わっていたということがよくあるからです。

メディアにしろ、アプリにしろ、何にしろ、やめる一番の理由は収益の問題ではないでしょうか。

美少女紹介サイト「少女記録」も、お金を稼ぐことが目的であればとっくにやめていたと思います。なにしろ、サイト公開から3年に渡り利益を1円も生み出していません。

これまで収益構造を設けなかった理由は、活動方針(美意識)の表明でもあります。マネタイズ例として、写真を販売する・バナー広告を掲載する・タイアップ企画を制作する・出演権をかけ課金で競わせるなど、思いつくアイデアはいくらでもありますが、敢えて実行していません。

追記:2021年2月にサイト公開5周年を迎えた今も尚、収益化するための一切を放棄しています。無料かつ誰でも簡単に見られるからこそ、出演モデルの仕事に繋がっています。微力ながら、少女記録の作品が活躍のきっかけになっている自負があります。

そもそも、お金を稼ぐことが目的であれば人気アイドル中心の人選になっていたはずです。また、写真の内容も性的な要素を強調していたと思います。しかしながら、それらは僕のやりたいことではありません。反響を得るための施策や広報戦略も分かっているけれど、自分の美意識に反することをしてまで広めたいとは思いません。

少女記録は後ろ盾のないスモールメディア。個人運営ゆえ潤沢な予算はありません。制作費を自己負担している赤字のプロジェクトです。

なぜそんなバカげたことを続けられるかというと、自分にしかできない意義を感じているからです。誰もやらないのであれば自分がやるしかないという謎の使命感と好きなことだからこそ自分でやりたいという純粋な衝動に突き動かされて制作しています。

少女記録は、紹介する少女たちの魅力を広く正しく伝え、大きく飛躍するきっかけ作りを目的とした応援プロジェクトです。誰にも頼まれていないプロモーション活動を自主的に行っています。(出演モデルは、将来の活躍が期待され、純粋に応援したいと思える新人のみを推薦しています)

僕が少女記録の制作に費やしている膨大な時間と労力を考えた時、同じことができる人はいないでしょう。すぐに儲かることでもなく、名声を得られるわけでもありません。本当に好きな自分のやりたいことでない限り、ここまで熱中し続けるのは無理だと思います。

少女記録の制作を開始してから3年半以上、ほとんど休みをとらない生活を続けていますが、まったく苦になりません。むしろ、やりたいことが実現していくのを目の当たりにできる幸せな日々を送っています。

少女記録は、作品が蓄積されればされるほど、出演モデルが活躍すればするほど価値が上がっていく未来を見据えた一大プロジェクトです。

練り込まれた企画と編集・先見性がありどこよりも厳選している人選・クリエイティブにおける写真とデザインのクオリティすべてにおいて、少女記録より優れた美少女紹介サイトを知りません。実際、撮影当時は仕事実績が少なく知名度も低かった出演モデルが作品発表後に活躍し人気者になるなど、目利きとしての審美眼を証明している自負もあります。続けてきたからこその自惚れではない説得力があるはずです。

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話が逸れて、少女記録の更新頻度が低下している理由を説明します。一番の要因は、SNSの運用を含め、一人の作品にかける時間と労力が、サイト公開当初の2〜3倍になっていることです。

更には、自分の作業量の限界の問題だけでなく、様々な事情が折り重なった結果です。例えば、昨年秋は撮影希望期間に本業が立て込み、撮影に向けた準備をする余裕がない上、候補者が地方在住だったこともあり、結局、誰にも出演依頼せず季節が過ぎ去ってしまいました。

事務所に所属したばかりの新人を見出し抜擢したいという基準で探した時、条件に当てはまる魅力的な新人がほとんどいないという実情もあります。

本職のデザインや新たにはじめた写真家としての活動など、少女記録以外の仕事に従事する時間を考えた時、今後、更新頻度が更に落ちる可能性もあります。現実に更新頻度が落ちたとしても、やめることなく、自分のペースで無理せず続けることを重視していきます。

追記:編集長自ら撮影するようになった現在は、各種SNSおよび作品本編で発表する写真点数が増え、また、すべてにおいてのこだわりが強くなり、一人の作品にかける時間と労力が、制作初期の5倍以上に膨れ上がりました。休日も作業に充てるため、あいかわらず、休みをとらない生活を続けています。自分の大切な時間を捧げてもよいと思える魅力的な美少女しか推薦することができないため、指名の厳選度も上がる一方です。

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自分が信じる美を追求し淡々と丁寧につくり続けてきた結果、気がつけば、25回もの撮影を行っていました。蓄積された作品(アーカイブ)に並ぶ壮観のサムネイル一覧を見ると、継続は力なりであると実感します。

ひとつずつ丁寧に種を蒔き水をやり、大切に大切に育ててきた結果、着実に花を咲かせはじめています。

強い信念をもち、誠実につくり続けてきてよかったと思える嬉しい出来事が目に見えて増えてきました。僕は本当に幸せ者です。

少女記録は、僕の美意識の結晶。
純度の高さには自信があります。

これからも、消費されて終わる写真ではなく、
未来に残す価値ある写真を記録していきます。

少女記録の今後の展開をご期待ください。

読んでくださりありがとうございました。

少女記録に共感したならぜひ広めてください。
応援よろしくお願いします。

志を高く。美を探求する旅は続きます。
美少女の輝きが届きますように。

「少女記録」編集長/運営人 山田信男

Instagram@shoujokiroku
Twitter@shoujokiroku

余談ですが、制作当初から未来を見据えた本気のプロジェクトであったことを示す証明として、サイト公開前に商標登録の申請を行いました。少女記録は存続期間10年の商標権を取得しています。

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