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説けない悩み

トコロテンと三日月がまだ見つけていない夜にホットミルクに溶けた蜂蜜が文句言うのは当たり前だよ・・・。

    • 2019.1.12 東京都新宿区

      雪が降りそうな寒さだ。 土曜の朝の中央線、朝の通勤時間帯は腑抜けたサラリーマンとは対照的に 単語帳青白い顔をして、力のある目つき。そうか・・・受験か。 頑張れ! そんな青春わやたしはすきだな。

      • SMAP

        SMAP~ SMAPが解散してどれぐらいたつかな。東日本大震災の時に皆に団結する勇気をくれたのはSMAPだったよ。 でもコロナが来てARASHIは活動を停止したよ。SMAPの時とは違って新しい生き方の必要性をまた示してくれた。 今、また、難しい世の中になってきた。 道しるべはどこにあるかな。

        • 2020年4月26日

          時々思い出すんだ。 ちょっと驚かせたのかな・・。 あの時の君の表情が、ふっと頭によぎるんだよ。 ゴールデンウイークの頃の空気は、少しセンチメンタルだ。

        説けない悩み

          アナザースカイ

          アナザースカイ 着陸後、機内に流れるあの曲が私は好きだ。 この曲は葉加瀬太郎さんが作曲。 目的地についた時と、無事に帰ってきた時、着陸時に流れる曲である。 行く時と、帰ってきた時 この曲は全く違う感情を心の中に湧き上がらせる。 これからはじまる旅、非日常に心が踊り、期待に満ち足りた足取りで機外に踏み出す。 それは一人のときも、家族や友人、恋人と一緒のときも同じだ。 一方、帰路。 その曲は、旅の始まりの時とはまた違う力を私達に与えてくれる。 すべての人の背中を押すよう

          アナザースカイ

          2019.10.19 新宿

          10月も終盤になる。 この時期の電車の中では、受験勉強をする高校生や浪人生を見かける。 緑色に塗りつぶしたルーズリーフに赤いシートを重ねて、何かを暗記しようとしている。 携帯ゲームで時間をつぶしているサラリーマンとの緊張感の違いが印象的な瞬間だった。 私はこの受験生のひりひりした緊張感が好きだ。頑張れ。そして、その経験は後の自分をしっかり支えてくれる。 電車の中でもがむしゃらに勉強している高校生に、同じころの自分を重ねた朝。

          2019.10.19 新宿

          2018.05.23 東京都八王子市

          2018.05.23東京都八王子市 大気の状態が不安定だ。小雨が降り出している。私は雨がアスファルトを湿らせた時の匂いが好きだ。空気がいつもよりも柔らかい。包み込まれるような生温かさ。 もう、かれこれ2時間は経つのかもしれない。「死にたい…」という女性と話をしている。「死にたい」と言うのは日本語に表現したときのひとつの表現形なのだと言う。そして、それは「消えたい」とか「なくなりたい」、「やめにしたい」とか、そんな風な日本語に置き換えることも可能は可能と言葉にはする

          2018.05.23 東京都八王子市

          2018.06.05 東京都墨田区押上

          2018.06.05 東京都墨田区押上 もうすぐ入梅だろう。 晴れ間が出ると気温は大きく上がる。 湿度も高い。少し動くと汗が止まらなくなる。 治療者患者関係が緩む。そんな瞬間にこそ患者さんは、ひとりのひと、としての姿を私達の前に示す。 素と言うのか、まるで患者という衣、それを一旦、身から外す。そんな瞬間がある。 その時のことを思い起こすと、私もまた、治療者としての衣を一旦身から外していた時にそれは現れるのかもしれない。 つい最近もそんな瞬間があった。

          2018.06.05 東京都墨田区押上

          2009.05.21東京都西国分寺

          西国分寺に住んで4年になる。 昭和の初め?に建てられた住宅を賃貸に改装したアパート。 二階にある部屋は、新聞配達のカブが通るだけでかすかに揺れる。タバコの煙は壁の割れ目に自然と吸い込まれていき、外とほぼ繋がっているのがわかる。冬はすこぶる冷える。なんせ風が自然に通るのだから。1DKのその部屋には、床の間もあり、ここに掛け軸をかけて花を生けていたことはすぐに想像できた。 病院の寮をでて、本格的な私の一人暮らしはここから始まった。契約の決め手になったのはそのレトロさよりも

          2009.05.21東京都西国分寺

          2018.05.18東京都南千住

          ふと扉を開けてしまったのかもしれないな。有名なミュージシャンが63歳で他界した。私は、今年40歳になる。「あ〜あと23年か」これまでの40年とこれからの20年、これからの20年はあっという間に流れるだろうことは、ここ最近の経験からわかる。いつのまにか子供は10代になり、動物としての完成形に近付きつつある。この間は、水泳の25mクロールで負けてしまった。自分は既に動物的に下降に入っている。そう実感せざるを得なかった。 あと20年で何をするのか? point of no ret

          2018.05.18東京都南千住

          2018.05.17武蔵野線新秋津駅

          所沢からの帰り道。今日は30度を超えただろう。3時ごろの日差しが焼けるようだった。汗だくだ。武蔵野線は10年ぐらい通勤で利用した路線で、沿線に緑が多く好きな路線だ。昔、帰宅時間、遅い電車ではビールを片手に乗車する人も多かった。今日は5時台だからそんなことはない。土日で競馬のある日となれば、早朝から競馬新聞に熱心に目を通して府中本町を目指す人が多かった。日曜出勤の朝、そんなワンカップが似合うおじさんの真面目な顔つきが好きでよく観察していたものだ。精神科の平均在院日数が約270日

          2018.05.17武蔵野線新秋津駅

          今夜は早く寝よう。 明日は畑に出たいから。

          今夜は早く寝よう。 明日は畑に出たいから。

          2018.05.14東京駅

          晴れ。もうすぐお昼だ。 今日は28度まで気温が上がるらしい。これから小田原まで移動をする新幹線を待っているところだ。 昨日は宮崎にいた。 宮崎といえばゴルフなのだろうか? 私にはわからないが、ゴルフバックをカートに乗せてお土産を物色する高齢者と思われる人達が多いことに気づく。皆元気だ。さながら大人の遠足?修学旅行?と言った具合いだ。 そして…きらびやかだ。身につけているジャケットも上等なものとすぐにわかる。目を引いたのは足元のエアマックスだ。新調したのかNEWモデルなのだ。

          2018.05.14東京駅

          2003.05.11茨城県牛久市

          馬鹿みたいに晴れた朝だ。 街路樹の緑が朝日に反射して眩しい。 精神科に入院している患者数30万人弱。 その内の75000人、いわゆる社会的入院と言われる患者の退院を促進すると…。 病棟長が興奮して言ってた。 「全国で75000人だからうちの病院からは何人だ?」 就職して1年目の私にはどうイメージして良いのか、目の前の患者さん達は、コーラをがぶ飲みしながら、虚ろな目でタバコをふかしながら、時折頭を抱えるように俯いている。 退院?就労?そのプニャプニャの手で…。 入院して長いこと

          2003.05.11茨城県牛久市

          2018.05.10 東京都渋谷区千駄ヶ谷

          2018年5月10日 東京千駄ヶ谷、築40年位の昭和の雰囲気が漂うアパート。 春先は植え込みから伸びた白いバラが咲き誇り、2階の壁にまで伸びている。 私が住み始めて10年。この季節は甘い香りが部屋の中まで入りこんでくる。 私はこの家が好きだ。 隣の老夫婦の口げんかにも慣れた。会えば会釈をするぐらいの関係がずっと続いている。 私が二人について知っていることはほとんどない。最近は外ですれ違うこともなく、窓や壁越しに二人の生活を感じる程度だ。私が越してきた当時に比べれば、焼き魚や

          2018.05.10 東京都渋谷区千駄ヶ谷