こんにちは、showです。

世界の最新 NFTニュースをお届けしています。

今回は、『ドイツの、ルフトハンザ航空、 NFTを活用したロイヤルティプログラムを導入』

と言うテーマでお送りします。

デジタル報酬への革新的な一歩

ルフトハンザ航空は、顧客エンゲージメントとロイヤルティを高めるために、NFTを活用した新しいロイヤルティプログラムを導入しました。

ルフトハンザ航空は、ドイツを代表する航空会社で、日本を含めた世界各地へ就航しています。

このプログラムは、Polygon Networkというブロックチェーンプラットフォーム上で動作し、デジタル資産としてのNFTを用いて、従来の旅行体験を一新することを目的としています。

この革新的な取り組みは、ルフトハンザ航空のデジタルイノベーション部門である「ルフトハンザイノベーションハブ」と、頻繁なフライヤープログラム「Miles & More」が共同で開発したものです。

プログラムは、Uptripと名付けられたモバイルアプリを通じて展開され、乗客はこのアプリを使用して、搭乗券をNFTに変換できます。

NFTは、一種のデジタル証明書とも言えるもので、所有者がその独自性と希少性を証明できます。

このため、NFTを活用したロイヤルティプログラムは、顧客に対して独自の価値を提供する新しい方法となります。具体的には、NFTを集めることで、特別な報酬やサービスにアクセスできるようになります。

このプログラムの導入により、ルフトハンザ航空は、顧客との関係をデジタルの領域に拡大し、よりパーソナライズされたサービスを提供する新しい道を開いたと言えるでしょう。

Uptripアプリ：搭乗券からNFTへ

Uptripアプリは、ルフトハンザ航空の新しいNFTロイヤルティプログラムの中核をなすモバイルアプリケーションです。

このアプリを使って、乗客は通常の紙の搭乗券や電子搭乗券を、貴重なNFTトレーディングカードに変換することができます。　

このプロセスは非常にシンプルで、アプリにログインした後、搭乗券の情報をスキャンするだけで完了します。

NFTトレーディングカードは、各乗客が特定のフライトで獲得したマイルやサービスをデジタル化したものです。これらのカードは、特定のコレクションを完成させることで、さまざまな特典や報酬を解除する鍵となります。

例えば、特定の目的地に関連するNFTを集めると、その地域のホテルやレストランで使える割引券を獲得できるかもしれません。

さらに、これらのNFTはブロックチェーン上で取引が可能であり、他の乗客と交換したり、オークションで販売することもできます。

これにより、乗客は自分自身の旅行体験をより楽しく、かつ報酬的にすることができます。

このUptripアプリによるNFTの活用は、旅行とゲーミフィケーションの融合とも言えるでしょう。

乗客は、ただ飛行機に乗るだけでなく、その過程で集めたNFTを使って新しい報酬を解除したり、他の乗客とのコミュニケーションを楽しむことができます。

航空業界におけるブロックチェーンの活用

ルフトハンザ航空のNFTロイヤルティプログラムは、航空業界におけるブロックチェーンとWeb3テクノロジーの活用が拡大している一例です。

このようなデジタルイノベーションは、業界全体で顧客エンゲージメントとサービスの質を向上させる可能性を秘めています。

例えば、2022年には、アラブ首長国連邦の最大の航空会社であるエミレーツ航空も、ビットコインの支払い受付や独自のNFTの導入を発表しました。

これらの動きは、航空業界がデジタル資産とブロックチェーンテクノロジーに対する関心を高めていることを示しています。

ルフトハンザ航空のような先駆的な企業が成功を収めることで、他の航空会社もこの新しいテクノロジーを採用するインセンティブが生まれます。これは、業界全体でのイノベーションを促進し、最終的には顧客にとっても有益な変化をもたらすでしょう。

このように、ブロックチェーンとWeb3テクノロジーは、航空業界におけるサービスのパーソナライゼーションや効率化、さらには新しいビジネスモデルの創出に寄与しています。ルフトハンザ航空のUptripプログラムは、その先駆的な取り組みによって、航空業界のデジタルトランスフォーメーションにおける新たな節目を作り出しています。

まとめ

このように、 NFTの活用例は、我々のすぐ近くまできています。

NFTと意識せずともポイントプログラムの中に、 NFTを活用する事例はどんどん増えていきます。

デジタルを所有できることによりわれわれの生活に、大きな変化が訪れます。

その、つぼみは、世界中の色々な場所で開き始めています。