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自分らしさは、良いものでも、美しいものでもない。もっと悪くて汚いものだ。

自分らしさ=良いものって誰が決めたんだ?

”自分らしさ=良いもの” とは、誰が決めたんだろう?キラキラした自分が自分らしさだと、誰が勘違いさせたんだろう?そもそも、自分らしさを、自分が認めなかったら、自分らしさって、いつまでも見えない気がする。


「違う!それはわたしじゃない!」なんて言い出しはじめそうだ。都合のいい理想の自分らしさを自分で押しつけていたら、いつまでもしっくりこない自分らしさだけが目の前に現れる。

本当はそのしっくりこない自分が自分らしさだと気づけないから。


占いも結局、自分の受け止め方次第。受け止め方が人によって違う。


例えば占い師に、「あなたはこういう人間です。」と言われて、それは違います!って思ったら、それまでだ。占うまでもなく、占われるまでもなく、その人は自分に対して期待と理想を持っていて、占いによって背中を押してもらいたいのかもしれない。

結局、自分が求めている答えを、都合の良いように受け止めたいがため、人に言ってほしいだけなんだね。


だからってそれが悪いわけじゃない。

本当の自分らしさを見つけたい、現状を打破したいなら、受け入れられないことも、受け入れる覚悟って必要なんだと思う。


その場で癒されたいのか、
現状を打破したいのか。

自分はどっちなのか、決めておくとこれからの生き方もだいぶ変わるんじゃないかな。


ゲスい自分だって、自分らしさだ。
悪い自分だって、自分らしさだ。

もっと言うなら、それをゲスいと決めてるのは、自分だし、それが悪い自分だって決めてるのも、自分だ。


自分らしさを、美しくて良いものだという思い込みがあると、自分らしさがなかなか自分で認められない。もう自分らしさが見えているのに見えないふりをしているかもよ。


メガネはもう、頭の上に乗っているのに、「メガネはどこだ!?」と探しているようなものなのかもよ。

自分らしさも、頭の上に乗ってるよ。

メガネメガネ


しょーいち

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