会社に入社したときに、変だな思うことが誰にでもあります。その変だなと思う違和感を忘れないことです。その違和感が自分の個性の源です。

違和感は、慣れると違和感ではなくなります。これが会社という村社会です。ふつうになっていくのです。

あれほど違和感をもっていたものが、なくなっていきます。会社色に染まるとは、違和感がなくなることです。

変だなと思うことがなくなっていくと、腹の中にモヤモヤだけが残ります。残ってると気づいているならまだ大丈夫です。最もやばいのは、自分もモヤモヤに気づかないのです。

モヤモヤは、大切な個性センサーです。
そのセンサーがおかしくなるのです。

まじめで誠実な人ほどそうなります。
まじめで誠実な人は、少数です。
だからそういう人は、孤立します。
自分が変なんじゃないか、と思います。

そして孤立したくないから、周りと合わせようとします。

そうやって、勝手に負けてしまうのです。
折れるのはいつも、まじめで誠実な人です。

まじめで誠実な人ほどこのことを忘れないでほしいのです。

忘れるな、と言っても、忘れてしまうのが人間です。

でも、覚えていてほしいのです。

僕は悔しいのです。まじめで誠実な人ほど、少数な現実に。

だから書きました。一人でもいい。

届け、未来。

しょーいち