大人と子供

子供は大人の背中を見ているだけ。

勉強すると人を助けられるようになる。その姿を見た子供たちが、「あんな大人になりたい」って ” 勝手に ” 勉強するようになる。子供が勉強しないのは、周りの大人が勉強していないから。


子供は大人の言ってることより、背中を見ている。


僕は結婚もしていないし、子供もいないけど、もし子供ができたら一緒に勉強したい。一緒に学びたい。子供が学校で学んでいることを子供から学びたい。

何も大人は教えなくてもいい。大人こそ学ぶべきだ。

年を重ねているから、知っていることが多いなんて勘違い。知っていることだけで生活ができるようになってるだけ。

子供は正直。
子供は大人の鏡だ。
大人が勉強していなければ、子供も勉強しない。
スマホばかりいじっていたり、ゲームばかりしていてうんざりするのならば、それは周りの大人がスマホやゲームばかりしているからだ。

僕は大人になってから勉強の楽しさを知った。もっとはやく気づければなあと思った。考えてみれば、子供のとき楽しそうに勉強している大人がいなかった。

◆大人はつまらなそうだった。


そんな子供だったから大人になりたいだなんて思ったこともなかったし、大人になりたくなかった。20歳になって「いやだな」と正直思った。

制度的には20歳が大人。人生100年だと考えると、圧倒的に大人時代が長い。それなのに、大人になることの希望が見えないというのは、生きる苦しみになる。だから何をしたいかもわからず、どうしていいかわからない。

だからなんとなく周りと同じように恋愛し、結婚し、子供を持つ。ほとんどの大人が推奨するセオリーをとりあえずなぞってしまう。そんな人もいるんじゃないかと思う。生きがいを探して。

そんな親が、子供に何を教えられるのだろう。

仕事は大変なんだ。
大人って大変なんだ。
大人は我慢しなきゃいけないんだ。

そんなことを伝えるために、

子供を産んで、育てるの?


子供を育てたい?なんで?
子供が欲しい?なんで?


子供にこの世界のすばらしさ、楽しさを体験させてあげるために、一緒に楽しむためにこの世に生をうけたはずなのに。


子供のことを本当に考えるのであれば、まず自分が勉強する。勉強しないと本当に助けられない。子供が本当に考えていることがわからないし、わかってあげられない。


大人は子供よりもっともっと勉強しなきゃなと思う。

少なくとも今僕が記述したことは、学んだことと体験したことを合わせたもの。体験だけでは考えることもできない。勉強して学んでこそ、体験が活きてくるし、人のことを考えるためのキッカケになる。


キッカケがなければ人は気づくこともできない。


気づかずに子供を育てることの危うさを僕は感じている。


自分ももっともっとたくさん勉強したい。


しょーいち

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