雷

1万が高いなら、1万では売れない。

■影響力は、日常の結果。


自分が提供しているサービスや物が売れるかどうかは、
サービスの質、売り方とか、技術は大事だと思う。

だけど、僕はそれ以上に、売れるかどうかの決め手は、
もっと根本的に大事な要素があると思っている。

それは自分の「金銭意識」。

例えば、紹介したいサービスや、物が『1万円』だとする。
その提供しようとしている1万円分のモノに対して
自分がどう感じているか
が、売る上で大事。

どう感じているかというのは、その値段に対して、高いか安いか。

1万円で高いと感じているならば、売るのが難しいし、
1万円で安い、値段相応だと感じているならカンタン。

とくに、お金を稼ぎたい人ならば、こういう感覚が大事。
人をだましてでも稼ぎたいっていう人は別だけど。
(そもそもそんな人はこんなの読まないと思う(笑))

それ高いんだよなあ~と思いながら、偶然売れちゃうこともある。
だけどなんだか申し訳ないかんじ、
罪悪感に囚われちゃう感じになっちゃう人も多い。

高いなあって感じるってことは、
自分は払いたくないってこと。


『相手にはお金を払ってもらっているのに、
自分はそこに払いたくないという矛盾。』


それがしんどくて、結局売る罪悪感が出てきちゃって、
商売をやめてしまう人もいる。


その矛盾を解決するためにできることは、
自分の売っているサービスや物と同じくらい、
他のサービスも率先して自分が買っていくといい。
自分が相手が払う対価と同じぐらい使っていることが大事。


相手には1万払ってもらうのに、
自分は1円も使わないのは、
言葉に説得力が生まれない。


なぜか知らないけど
言葉というものは

その人の”日常が伝わる”ものだ。

逆に、表向きのその場かぎりの言葉は、けっして伝わらない。

伝わる言葉は
自分が日常的に考えていることだけだ。

だからこそ、日々の自問自答は大切にしたほうがいい。
今なら本やネット、あらゆる情報が溢れるほどある。

日々考えるための道具はそろっているんだから
考えるための道具を活用し、考えることって大事。

頭で考えるだけじゃなくて、
書いたり、口に出したりして、言葉にする。

そういう日々の考える習慣があると、
普段ポロっと発した言葉でも伝わるようになる。

丸暗記して覚えた名言で、人は動かない。


■”本気”が伝わる?「本気」とは?


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人は本気で思ってることしか伝わらないと聴いたことがある。
その本気とは何かっていうと、
日常生活でやっていること、
考えていることそれが本気なんだと思った。



本気でやるって聞くと、
なんだか死に物狂いでやったり、
一点集中的なストイックなイメージが先行してしまって
(そういうのが自分の中にあった)
気が引けてしまっていたけど。


例えば僕は、毎日LINE@を更新するのが習慣になってる。
だけど別に必死にやってるわけでもない。
だけどこれが”本気”なんだと思う。


だから僕が「言葉にするって大事なんだよ」と伝えたとして
伝わる人は多いと確信している。
なぜかというと、毎日やってるから。
そこにテクニックは存在しない。

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※あなたが多くの人に伝えたいメッセージがあるなら
そのメッセージに含まれることを毎日やることをオススメする。
(できる範囲で)

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「日常でやっていること」とは、
言い方変えれば、
=「本気で実践していること」。

キムタクが言った痺れるようなセリフも、
僕がそっくりそのまま言っても全然響かない(笑)
それを本気で僕がやっていない、丸暗記の言葉だから。

原理はわかんないけど。
そういうものみたい。

■言ってることが相手に伝わらない理由。


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また1つ例えを出すと


「健康は大事です!」って言ってる人がいるとする。
それが伝わるかどうかは、言葉の伝え方やテクニックじゃない。
その人がその発言の『裏』で何をしているかなんだ。

裏って何かというとね、表が「健康は大事」だとすると、その裏、
つまり、実生活で健康が大事を実践しているのかってこと。

つまり言葉が伝わるかどうかは、
発する言葉が「表裏一体」であるかどうかなのさ。


健康って大事だよね、ってその場では言ってても、
例えば裏では、安さ重視の食材を買っていたり、
お弁当の安売りばかりを狙って買い物していたり、
暴飲暴食していたり、健康を損しかねないことをしていたとする。
(※そういうことをしちゃダメという話じゃないからね?念のため)


そうすると、
別にその場面を見ていないんだけど、
なぜかわからないけど、
その裏でしていることが
言葉から ” なんとなく ” 伝わってきちゃう
んだよね。

違和感としての伝わり。

裏側なんて見えないよ?

見えないけど、なんか知らんけど伝わっちゃう。

言ってることは理解できるんだけど、
この人の言ってること、伝わってこないなあ

って。

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↑ってならないわけですよ。

だから同じことを言っても、
あの人からは伝わるのに、
別の人から聞くと伝わらないってことがよく起こる。


自分の言葉に影響力や説得力が欲しいなら
誰も見られていないところでも同じことをしているかを
確認するといいよね。(自分も気をつけます。ええ。)


成城石井(お高めスーパー)並の食品を販売していたとして、
自分は格安スーパーばかりで買い物してたらそりゃ影響力薄くなる。


「これちょっと高いけどすっごくいいんですよ~!」


って言われても

「なんかうさんくせぇな」

って信用されない。

まったく響かない。
知らんけど。


自分の言ってることで人に共感を与えたい、
伝わる力が欲しいと感じているなら、


自分の言ってることが本当に思っていることなのか、
言っている裏でもやっている感じていることなのか、


見直してみるといい。

その現実と言葉が、ちょっとズレてるだけなのさ。


そのズレを日々少しずつ見直してみる。
最初からすべては無理だけど、
日々意識するだけでどんどん
自分の言動と気持ちのズレに気づくようになっていくから。


発信していない人は発信してみて。

日々発信している人は、
その記録を振り返ってみて。

その記録と気持ちのズレに、答えがあるから。

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しょーいち

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