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いまも心に残っているあのセリフから振り返るアベンジャーズ エンドゲーム

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品の熱狂的なファンということもあり、最新作である「エンドゲーム 」の公開から約2か月の間に3回観た @Show_Iz です。

仕事に関するnoteばかりになってきているので、今回は完全に趣味に振り切って大好きな映画シリーズの最新作かつ最重要作であるアベンジャーズ エンドゲーム(以下、エンドゲーム )について書きたいと思います。

はじめに

エンドゲームについて超簡単に説明すると、2018年4月に公開されたアベンジャーズ  インフィニティ・ウォーの直の続編&ここまで10年に渡って展開されてきたMCU作品の総まとめ(2008年公開のアイアンマン〜2019年のキャプテン・マーベルまで)という位置づけの作品となります。

個人として振り返ると、10年ずっと熱狂していたのかと言われればさすがにそういうわけではないものの、濃淡ありながらも少しづつ年月を経ながら醸成されていった感じではありますが、ずっと追いかけ続けてきました。

というわけで、2018年4月27日にインフィニティ・ウォーを見終え、深く絶望したその瞬間から本作の公開を首をながーーーーくして待っていました!

以上の背景から公開日にはさも当然のようにフレックスで早帰りしました笑。それ以降エンドゲームに関するアウトプットをちゃんとしたいなとは思いつつも、そうなるとどうしてもネタバレを回避できないため、この公開を終えるタイミングをずっと待っていました。

作品を楽しみにしている人々への想いと作品へのラブ&リスペクトがそうさせたんだと思っています。

で、公開から2か月が経ち、残念ながら今夜(2019/6/27)映画館での公開を終えるのですが、逆にようやくネタバレを気にせずアウトプットできるタイミングをむかえたことになります。

今日にいたるまでちょこちょこ書き溜めてはきたんですが、圧倒的なボリューム(駄文)&まとまりのない状態に仕上がってしまっていたため、大幅に大幅に削減し、最も書き残しておきたいテーマ、ひとつだけに絞りました。

そのテーマとは「心に残ったセリフをもとに作品を振り返る」です。劇中でいくつかあった珠玉のセリフの中から厳選して1つだけに絞り込んだ上で、個人的な見解を交えながらまとめていきます。

「Avengers Assemble」

もういきなり結論を出しちゃいますが、「Avengers Assemble」が最も心に残り、いまもぶっ刺さっているセリフとなります。

Assembleを日本語訳すると「集まる」なので、セリフの意味合いとしては「アベンジャーズ集結!」みたいな感じだと思います。

正直、個人的には10年を振り返ってみても頭3つくらい突き抜けている感があるセリフだと思っています。エンドゲームを観た全世界1億人の心に突き刺さっていること間違いないはずです(数は適当)!

キャプテンアメリカ(以下、キャップ)のファンとしてはこれまでなんやかんやあったこともあり、本当に待ちに待った瞬間で3回目の鑑賞時でも号泣してしまうシーンで放たれるます。

ちなみにアベンジャーズとしては二作品目である「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のラストシーンでは、キャップが「アベンジャーズ・・・」まで言いかけたところで作品が終わるという、焦らし攻撃も受けています笑。

なぜこのセリフなのか?

チョイスした理由は以下の2点となります。

①ファンとしてここまでの経緯を長期間見守ってきたこともあり、ようやくようやく彼がこのセリフを言える局面にたどり着けたことへの「親心的な喜び」を感じるから

②非常に落ち着いたトーンで発することから、その姿がまるで自分自身に言い聞かせ、自らを奮い立たせようとしているかのような印象を受けてグッとくるから

このセリフの直前、キャップは覚醒し、ソー(マイティ・ソー)にしか扱えないはずの雷を帯びたハンマー的な武器「ムジョルニア」を使えるようになります(この武器は高潔な心を持つ者にしか持ち上げることができない)。

The 歓喜 of 歓喜!歓&喜!!\(^o^)/!!!

それでも最終的にはサノス(圧倒的やラスボス的な存在)にボッコボコにされ、キャップのトレードマークである盾もボッロボロにされ、限界を迎えます。

そんな中、とどめをさすがごとくサノスは大勢の手下を送り込んできます。。

いわゆる無理ゲーと呼ばれる状況です。。。

それでも、それでもキャップは立ち上がり、大軍にひとりで立ち向かおうとします😭

キャップファンとしては、この絶対絶命のピンチの中、自分の信念のもとに当たり前のように立ち上がり、大軍に立ち向かおうとしている姿にキュンキュンするわけです。

(そしてちょうどこの曲が流れはじめます)

キャップが立ち上がったそのとき、前作インフィニティ・ウォーでなんやかんやあって存在を消滅させられ、今作で奇跡的に復活を遂げた仲間たちが駆けつけます。

さらに倒れていたアイアンマン、ソーも立ち上がり、ついに全員が集結したまさにその瞬間に噛みしめるようにキャップはこのセリフを放つんです😂😂😂

Avengers Assemble!

この瞬間を見届けるために、ここまでMCU作品を見続けてきたんじゃないかという錯覚に陥いります。

<内なる声>
「スティーブここまでよくやったぞ!」
「お前は正しかったんだぞ!!」
「さぁ、ここからアベンジだ!!!」

おっと、込み上げてくる想いが溢れ出してしまい、色々取り乱してしまいました(シーンが脳内で再生されはじめ書きながら涙目に)。

ちょっとかっこよくまとめると、このセリフによって「アベンジャーの複数形を指すアベンジャーズ」から、「ひとつのチーム名としてのアベンジャーズ」に変わった感覚があるのでこのセリフがやはりベストだと思っています。

一点補足すると、アベンジャーズというのは特殊な能力を持った一部のヒーローと呼ばれる人だけを指すわけではなく、「共通の目的にむかって、希望を捨てることなく、最後の最後まで諦めない人全員」を指すことをキャップはこのセリフで語っていると捉えています。多様性を活かした最強のチームみたいに短絡的な捉え方をしている方がいますが、それはちょっと違うかなと。

というわけでこの超感動的なシーンがこちらです。


And, I am Iron Man.

ひとつと言っておきながら、やっぱりどうしても外せなかったのでオマケというかたちでもうひとつ紹介させていただければと思います。

分かる人なら分かると思うんですが、MCU作品記念すべき第一弾「アイアンマン」における最期のセリフは「I am Iron Man」です。

そう、同じセリフなんです。

しかし、第一弾作品のラストとエンドゲームの「And, I am Iron Man」とでは置かれているシチュエーションはもちろん、意味合いも全く異なります。

第一弾作品でのこのセリフの意味合いは「あの大活躍したヒーロー、アイアンマンの正体って実はわたしなんだ」というカミングアウト的なものでしかないんです。

一方、エンドゲームでの意味合いは「これまで抱き続けてきた恐怖に対して、わたしは真正面から立ち向かうことができる強い漢なんだ」というトニー・スタークの強い決意をあらわすセリフであると認識しています。

というか、命をかけた瞬間のセリフなんです。作品中でも最大のクライマックスですし、洋画という領域で区切ると平成最大のクライマックスでもあります。

結局まとまりのない感じになってしまったので、最後は映画界に残る魔法のことばでいい感じにまとめたいと思います笑

いやー、MCU映画って本当にいいもんですね。

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そして、いよいよ明日(2019/6/28)からMCUフェーズ3のラストを飾る「スパイダーマン ファーフロムホーム」が公開されます。

エンドゲームの続きであり、ピーター(スパイダーマン)が胸に秘めている、トニー(アイアンマン)への強い想いに溢れたエモい作品になることを期待して映画館へ足を運ぼうと思っています。

なお、ここまで書いておいてアレですが、MCUならびにディズニーからは一円たりともいただいておりません。

おしまい

ツイッターやってるのでよかったらご覧いただけると嬉しいです😃


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