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初心者からエンジニアになるためには

はじめに

株式会社POLという会社でエンジニアをやっている @show_kanamaru です。この記事は「POL Advent Calendar 2019」の14日目の記事です。
何を書こうかなって迷ってたんですけど、自己紹介も兼ねて自分がプログラミングど素人からエンジニアになるまでにどんな経験をしていきたのかを書いていこうかなと思います。

挫折から始まったプログラミング

プログラミングを始めたのは大学に入ってからでした。早稲田大学の基幹理工学部に入学してプログラミングの授業があり、そこで初めてC言語を書きました。

printfから始まり、if文、for文、while文。配列、関数。まあこの辺までは順調ですよね。
「あープログラミングってこんなもんか。意外と簡単やん」
って調子に乗ってた僕を挫折させたのが「ポインタ」でした。

ポインタに入ってから急に訳がわからなくなって完全にメンタルがポキって折れてしまった感じでしたね。それ以降の授業はもう何もわからず。。

プログラミングは自分には向いてないなって思いました。

C言語は大学の1年間。地獄のような1年間でした。
完全にプログラミングに対して拒絶反応を起こす体になっていたので、まともに勉強せず友達に聞きまくり、ギリギリで単位が取れた感じでした。本当に友達には恵まれたと思います。

で、早稲田大学の基幹理工学部は1年のとき幅広い分野の勉強をして、2年から学科に振り分けられます。大きく分けると数学系、情報系、物理系、表現系の学科に分かれるのですが、僕はどの学科に入ったのでしょうか?

そうです。情報系に入りました。

ん?こいつは馬鹿なのか?プログラミング向いてないんじゃないの?

全く持ってその通りなんですけど、その時将来やりたいこととか今後のキャリアのこととか全く考えていませんでした。そんな中で仲の良かった友達がみんな情報系に行くって聞いて、みんなが行くなら情報系にしよう!っていうのと、情報系なら就職活動も困らなそうだなって思って情報系に入りました。本当にやばい意思決定だと思いますが、今考えるとこのとき情報系を選んで良かったなと。

情報系って言ってもそんなにプログラミングを書く授業ってなくて、2年の前期にJava入門が必修科目であっただけでした。選択授業ではたくさんあるんだと思いますが、まあもちろん僕は取らなかったですね。

Javaの授業も1年のときと同じように友達のおかげで単位が取れたようなもので、プログラミングの知識は一切身につかなかったです。

初めてのインターン

そんなこんなでプロダグラミングに知識が一切ないまま大学4年生に。
いざ就職活動を始めようと思っても、やりたいことは特にないし、自分の強みも何もない。このままだとどこの企業にも入れないのではないかという危機感からインターンを探し始めました。

プログラミングは一度挫折したものの、できるようになりたいって気持ちはありました。また、エンジニアは売り手市場でプログラミングができたら就職困らなそうって安易な気持ちで、プログラミングスクールでインターンを始めました。

そのスクールではRuby、Ruby on Rails、html、css、javascript、heroku、AWSの勉強していました。

このスクールは講義形式ではなく、カリキュラムを個人で進めるもので、基本的に自分で手を動かしながら学べるものでした。最初はもちろんわからないことも多かったですが、手を動かしまくるうちにプロダクラミングに対する苦手意識がなくなっていきました

最初は受講生として学び、受講が終わったメンター試験を受けてメンターに。メンターになってからは今度は受講生にプログラミングを教える側になる仕組みです。
このスクールでプログラミングの基礎はある程度身についたと思います。

メンターをやりながら、オリジナルのアプリは2つくらいリリースしたり、社内ツールもいくつか作ったりしていて、ある程度1人で動くウェブサービスは作れるようになりました。

二度目の挫折

メンター歴も長くなってきて、「自分結構プログラミングできるんじゃね?」と天狗になっていました。ある程度書ける自信もそのときはあったので、違う環境で挑戦してみようと思い、エンジニアのレベルが高い会社で2週間くらいの短期インターンに参加しました。

そこで二度目の挫折。見てる世界がぜんぜん違いました。

インターン生3人でチームを組んで既存サービスに何か新しい機能を追加するってプログラムだったんですけど、僕以外の2人が優秀すぎて。2人とも年下なのに自分の何倍もコード書けて、「あ、エンジニアってこういう世界なのか」っていうのをそこで初めて知りました。

天狗の鼻をポキっと折られて、このままだとやばい!もっと実務経験をつまないとエンジニアにはなれない!と思い、長期インターンを探して入ったのが株式会社POLでした。

つべこず言わずまず書いてみろ!

株式会社POLではバックエンドはJava、フロントエンドはReactで書いています。大学2年のときに半年やったJavaは自分の中ではないようなものなので、JavaもReactも初心者の状態でジョインしました。

衝撃的だったのはジョイン初日に開発責任者の岡田に「とりあえずこのメールバッチのタスクやってみよっか!」って言われたこと。

ん?Java初心者って言わなかったっけ?この人は何を言ってるんだ?って思いましたねw

いざやってみると、もちろんわからないことだらけなんですよね。でもなんだかんだ調べたり聞いたりしながらやってみたらその日中にタスクのPR投げるところまでいけたんですよね。

もちろんある程度ウェブの仕組みがわかってたことは大きいとは思いますが、プログラミングを学ぶうえで一番大事なことは

つべこず言わずにまず書いてみろ!

だと思います。
まずは書いてみる。わからないから調べる。この繰り返しです。

僕が大学の授業で挫折したように講義を聞くだけだったり、本を読むだけでは絶対にできるようになりません。実際に手を動かすことが一番大切だと思います。

もちろん参考書とかで体系的に学ぶことは重要ですが、最初からその勉強方法はおすすめしません。最初は参考書はわからないことがあったら調べる辞書代わりに使うべきです。

僕もこの勉強方法でひたすらJavaとReactを書いてきて、パパッと0→1でプロダクトを作れるくらいまでになりましたし、今ではコードレビューもしています。

まとめ

僕の経歴をまとめると

2017年2月-2018年1月(約1年)    インターン①(プログラミングスクール)
2017年8月-2017年9月(2週間)   インターン②(短期インターン)
2018年11月-2018年12月(1ヶ月)   インターン③(短期インターン)
2018年1月-現在(約2年)              株式会社POL

プログラミングをしっかり学び初めてからは約3年、実務経験は約2年になります。

僕みたいにプログラミングに苦手意識がある人、挫折したことがある人でも正しい方法で勉強すれば絶対にできるようになります。文系・理系も関係ないです。ちょっとでもプログラミングに興味がある人はぜひ勇気を持って一歩踏み出してみてください!世界が変わります!

POLでも年末年始にビジネスサイドのメンバーがこんな挑戦をします。

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メンバーのやる気がすごい。。

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おわりに

エンジニア大募集しています!株式会社POLはまだまだ小さな会社なので整ってない部分もたくさんありますし、カオスな状況にも直面します。そんなカオスを楽しんで貪欲に成長したい人と一緒に働きたいです!


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