Day2「日頃の行いを悔いて懺悔することになる一日」

昨日、函館市内を満喫した私たちは昼の便で函館から「小樽」へ移動するため函館空港に向かうことに。

旅館のチェックアウト時に世間話で女将さんに次の目的地を聞かれたため、小樽へ行くことを伝えると｢あら、大雪警報出てたから無事飛行機が飛ぶと良いわね｣と。

函館の天気は散々確認していたが、小樽の天気を全く確認していなかった私は、不安を抱きながらも函館空港に向かっていると女将さんの予想が悪くも的中してしまい12:10発の便が大雪のため25分遅れで出発するとの連絡がきました。

「まじか…旅行中の30分遅れは痛いなぁ」

などと思いながら小樽で行きたいお店などを呑気にピックアップしていた私たち

しかし、この悲劇は序章に過ぎなかったのです…

昨日、暇をしていたときに調べたら函館空港内には「白い恋人ソフトクリーム」というものが販売されているとのことで、早速食べようと試みたのですが、出発ターミナル内での販売だったため昨日は食べることが出来ず悔しい思いをしました。

幸か不幸か本日も函館空港で暇な時間が出来たので保安検査場に荷物を預け、早速アイスをいただきに行きました！

濃厚なバニラの味に白い恋人のホワイトチョコの風味が良くマッチし、しっかりとした甘みが口の中でとろけて幸せでした♪


今回、急遽搭乗予定だった機体がプロペラ機に変更となり初のプロペラ機に搭乗し少しワクワクしながら新千歳空港へ

仮設階段を上がって搭乗し、指定の席に着いたのですが、通常の機体と比較して機内は全体的にコンパクトな印象でした。

またも翼横の席だったためプロペラがよく見えました！思っていたよりも飛行中の揺れは少ない印象でしたがプロペラの回転する音が大きく飛行中に機内で話すときは少し大きめの声で会話しないと伝わらないことがあります。まぁこれも良い体験でした！

約30分間のフライトで『新千歳空港』へ到着。

ここから、札幌を経由し小樽まで約1時間半ほどで向かう予定でした。

ここから再び悲劇が…

新千歳空港から札幌駅までは、快速エアポートで順調に進んでいたのですが、小樽付近で大雪により除雪作業が必要なため札幌駅で運転見合わせとなってしまいました。

とりあえず寒さを凌ぐために駅近に行きましたが、札幌駅地下街はダウンジャケットを着ていても冷えるくらい寒く数分待っても運転の見通しが立たないため、ロッテリアに一時避難しコーヒーを飲みながら時間を潰しました。

「ロッテリアの店内も少し冷えてるじゃないか…」

東京の駅構内のように上着を着てると汗ばんでくるほど北海道の駅ナカは暖房が効いておらず、上着を着たままご飯を食べてちょうど良いくらいに室内温度が設定されている印象でした。

16時半頃に除雪作業が終了し運転再開したため一安心しながら電車に乗り込むと、再び除雪作業のため札幌駅から快速エアポートで2駅進んだ『手稲駅』にて運転見合わせとなり途方にくれる私たちでした。

正直、手稲駅に着いた時点で17時を過ぎておりこの日の予定が大雪によってすべて崩れてしまったので、小樽ではなく明日行く予定だったニセコ方面へ行こうか迷うレベルまで追い込まれていました。

「で、でも、小樽運河は見に行きたいし…」と心の中で葛藤し電車が動いてくれることを凍えながら待つことしか出来ませんでした。

手稲駅は、あまり大きな駅ではなったため避難するお店もなく自販機で買った缶コーヒーをカイロ代りに暖をとりました。

使い捨てカイロを最近使っていなかったため荷物を準備しているときにカイロを持ってくるという思考が働かなかった自分に対して「この、ぽんこつがぁ！！」と悔いました。

18時前ころにようやく電車が動き始め、ゆっくり電車走行するものの途中運転見合わせることなく無事、小樽駅まで到着することができました。

札幌駅から小樽駅までは約35分程度で行ける距離ですが、合計約3.5時間かかりほぼ丸一日かけて小樽へ到着しました。

函館空港から考えると12時10分の飛行機に乗るはずだったので約6時間かけて小樽に来たことになります。(マジかよ…)

小樽の雪がどれだけ強かったのか市内を走る車を見るとよく分かりますね、、、

移動疲れと空腹で体力も限界目前でしたが、ご飯を食べに行くもキャリーケースが邪魔だったのでひとまずホテルにチェックインすることに。

しかし、これだけの雪道だとキャスターが機能するわけもなくほとんどキャリーケースを持ち上げて移動し疲労爆発寸前な私たちでした、、、

後々、調べてみるとこの日の雪は北海道でも今シーズン最大規模の豪雪だったようです。

「どれだけ日頃の行い悪いんだよ！！(反省します。)」

皆さんも、この時期の北海道に行かれる方は注意してくださいね。あと、カイロも忘れずに！


次回、私たちは電車で遅延した分を取り戻すためにこの時間から夜の小樽観光とグルメ巡りをしてきます！！

【北海道旅行#4】へ続きます↓