きっかけ

コロナ禍をきっかけに始めたタティングレース。のめりこむように始めて、落ち着いたり盛り上がったりしながら、続けてきた。

2021年は、タティングレースだけでなく、手芸全般を職場の人と楽しくやっていて、特に棒針編みに夢中でした。

そして、2022年の春に仕事を辞め、ぼんやりと過ごしていたら、久しぶりにタティングレースを楽しむ気持ちがやってきた。しかも、本を見て編み図通りに編むのではなく、簡単な編み図ではあるものの、自分で作り出すようになった。自分で作る作品は、散歩をしているときに見る草花から湧き出るイメージをかたちにする作業だった。
仕事を辞めてから、日々を好きなように過ごすことで、タティングの作品のアイデアが自然と浮かんだ。頭のどこか圧迫されていたところが解放されたように、アイデアが出てきたのでした。

春の３つのモチーフ

そんな風にして、自然からインスピレーションを得て生み出されたモチーフについて、紹介させて下さい。

梅の耳飾り

梅は古来よりめでたい花として扱われてきた花なので、タッセルには金の糸も入れてゴージャスに。お正月とかのハレの日にも使える華やかさもありつつ、普段にも使える素朴さもあり、不思議な花だな、梅は。
外の輪郭だけ見ると、光琳模様なデザインがお気に入りポイントです。
梅の耳飾りを付けて、近くの公園に妹と花見に行った。

シロツメクサの腕輪・指輪
シロツメクサといえば、小さいころに花輪を作って遊んだことを思い出す。散歩をしていたら公園にたくさんのシロツメクサが植わっていて、懐かしさと共に、なんて可愛い植物なんだろうと思った。
絶対にわっかになったアクセサリーを作ろう、と思い、腕輪と指輪になりました。糸で編まれた指輪は珍しいかも。手を洗うときに、はずすのがちょっと面倒だけど、可愛らしいのでお子さんへのプレゼントにも素敵かと思います。小さな子が付けてたら可愛いだろうなぁ。もちろん、可愛い大人たちにもおすすめ！

春の花の耳飾り

春の花といえばの代表は桜、ですが、桜のイメージをちょっとずらして、桜ではないけれども春の全体的なイメージの集合体な花の耳飾り。
梅の花と編み図は同じで、色をピンク色にして、タッセルではなく若草色のビーズを付けました。色が持つイメージは大きいなぁ。
春っぽくて可愛い。

Stone’s Twins（石の双子）

上記３つの作品のように、自然から受け取ったモチーフをメインにしてるけど、天然石やビーズを使ったシリーズも作ろうと思っています。
その名も「Stone’s Twins（石の双子）」。語呂が良いね。
アシンメトリーなデザインも好きなので、天然石やビーズを入れ込んだ２種類のモチーフを１セットにした耳飾りにします。
今のところ、ターコイズとペリドットで考え中〜。
石の持つ意味や力からイメージして作ろうと思っているので、お楽しみに！

日日是彩日.

植物のシリーズからわかるように、わたしの作るタティングレースのアクセサリーたちはどれも簡単な編み図で、糸も細くない。繊細なタティングレースのイメージをくつがえすほど、素朴なモチーフでできている。
もっと繊細で美しく、完ぺきな作品は他にたくさんありますが、わたしの作品は自然の力を借りた、力強さと素朴さが魅力だと思います。作品を身につけることで、自然を身近に感じながら日々の生活を営んでいってもらえるのであれば、とっても素敵なことだ。
そんな、日々を彩るアクセサリーになるようにとの気持ちを込めて、日日是好日という五字熟語からもじって、「日日是彩日.」と屋号を付けました。

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【日日是彩日.】ハンドメイド・クリエイター作品のマーケットプレイス Creema https://www.creema.jp/creator/5710219/item/onsale @Creema_jpより
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手づくりや手仕事の意味を考えつつ。