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テーマは、「ロックコンサート的なカタルシス」〜8/11(木)「籾井優里奈コンサート’22 季節風便・真夏」at LiveSpot RAG ライブレポート

 こういう言い方をするとえらくカッコつけてるみたいだけど、ちょっと今なかなか過去を振り返る時間がないのです。未来に向けてのやることが多すぎて。

 肌感覚で言えば来年はもっと忙しくなりそうなので、そのための準備におおわらわ。「何が必要か」「何をすべきか」というのは、マニュアルみたいな正解はないので、いろいろ状況を分析しながら脳みそをひたすら酷使するのみ。

 とは言うものの。

 備忘録として記録を残すことも大事。後で大きな意味を持つことも多々あるぞ。

 というわけで、遅ればせながら、8/11(木)「籾井優里奈ワンマンライブ at RAG」のレポートをば。

 籾井優里奈にとっては3回目のRAGのワンマン。基本フォーマットは「全22曲、2部構成、全編生演奏」。

 1年目はカホンの入ったアコースティックスタイル。2年目はドラムとエレキギターが入るけど3分の1はアコースティック。僕は全編アコギ。

 そして3回目の今年。

 完全ロックバンド編成で挑むことにしました。7月のミューズホールイベントの手応えもあって、みんなのモチベーションはバッチリ。

 本来なら何回もスタジオに入ってリハをするところ、1週間前の1回キリ合わせただけ(それも全員揃ったわけではない)でやるのです。きっとできる。

 とは言え、さすがに22曲はかなりのボリューム。手応えとともに細かいところの不安も抱えながら、いざ当日。

 この日はShake My Daysのオープニングアクトもあったんだけど、当日のサウンドチェックの段階で、そのことを把握してなかったメンバーが数名いることが発覚して、ちょっとザワついたけど、なあに、その程度のことでは動じないぞ。

 いざ本番スタート。

 まずはオープニングアクトのShake My Days。光希にとっては7月のミューズホールに続いて「ライブハウスでの生バンド」2度目の体験。

 しかもミューズとRAGではハコの個性がまったく違うので、いい経験になったと思う。

 見た目全然動じなさそうだけど、内心ではだいぶ緊張してたようで、それでも前回よりも落ち着いたパフォーマンスを見せてくれました。大物やなあ。

【Shake My Days セットリスト】

1.アネモネ通り
2.空はイミテーション
3.夕暮れにサイダー





 そして、優里奈の登場。前半は浴衣姿、後半はひまわり柄のワンピースという、まさに「夏」な出で立ち。




【籾井優里奈 セットリスト】

【第一部】
1.夢を見るかもしれない
2.君のいる放課後
MC
3.帰り道は星空
4.春ニシテ君ヲ
MC
5.あつきゆめみし
6.甘やかな微熱
7.トパーズの未来
MC
8.奇跡のガッツボーイ
9.青い風と白い空

〜休憩〜

【第二部】
10.窓辺のゼンマイ時計
11.かりそめのジュヴナイル
12.さよなら、サブリナ
 MC
13.生意気ファニーボーイ
14.ときめきドリームパレット
 MC
15.ミモザのサラダ
16.DOKI♪DOKI♪イロドリタウン
17.指切りのサマーホリデー
 MC
18.君は流星形
19.下から2番目の男
20.いつかギャツビー
〜アンコール〜
21.Feel So Happy
22.天気雨にウィンクを



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 テーマとしては、「ロックコンサート的なカタルシスをちゃんと提供できるか」というのがあって、僕がエレキとアコギを持ち替えてバラードとそれ以外の曲の差を少し出す以外は、基本8名の大所帯のグルーヴ感を出すことに集中しました。

 そもそも2nd.アルバム「季節風便」にその趣向はあって、毎月のパームトーンでのワンマンでそのスタイルを固めてきてたので、お客さんの盛り上がりも盤石。

 後半の畳み掛けでは、コール&レスポンスや手拍子、タオル、ダンスなどなど、全部の曲で一体となって楽しんでいただけたと思います。

 リハーサルの回数ではなく、「明確な意図をもったステージの積み重ね」こそが大事だと、これでようやく示せた感じ。

 お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして今のこの時期に、このような形で自由にライブさせていただいたRAGの皆さんには、本当に感謝です。

 スタッフの方に「こんなノリのライブ、本当に久しぶりです。やっぱりいいですねえ」と言ってもらえて、心の中でガッツポーズしたぞ。

 このイキオイで、次は東京遠征だ。やったるで!


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