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夢を見るかもしれない

TIME FOR LOVE
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「夢を見るかもしれない」
    詞・曲・編曲/冴沢鐘己

もういちどコインなんか投げたなら
知りたいことが見つかるの?
運命はいつもほんの気まぐれに
明日へ流されてゆくものさ
 恋を知るように 孤独に触れるように
 人に巻きこまれ 風に巻きこまれ
 震えるけれど
朝焼けには東の空に
涙色の星が溶けてく
甘い夢を君が見るとき
僕の声も届くから

諦めた苦い日々の端くれを
心の底に沈めるの?
情熱はいつも醒めたふりをして
君を追い抜いてゆくものさ
 壁を見るように 独りに慣れるように
 闇に追い込まれ 時に追い込まれ
 うつむくけれど
朝焼けには 東の空に
涙色の星が溶けてく
甘い夢を君が見るとき
僕がそばにいるはずさ

 恋を知るように 孤独に触れるように
 人に巻きこまれ 風に巻きこまれ
 震えるけれど
朝焼けには東の空に
涙色の星が溶けてく
甘い夢を君が見るとき
僕がそばにいるはずさ

いつもそばにいるはずさ

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TIME FOR LOVE
シングル「夢を見るかもしれない」、2nd.アルバム「何かが道をやってくる」収録
Vo&G:冴沢鐘己 尺八:伴英将 Perc:金狼
https://www.amazon.co.jp/dp/B00T3TM01G/
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JJP00WU/

やりたい音楽と自分の声質がマッチしていないっていうのはずいぶん昔からの悩みで、ハスキーなしゃがれ声に憧れた時期もあったのね。そもそも誰しもが「自分の声が気に入らない」って思うじゃない。

でも、この声がいいと言われることが増えて(というか、自分が受け入れられるようになって)、少しずつ音楽のこだわりの幅もゆるくなってきて、いっそこの声にあった音楽性を追求してみようとなったのが、2nd.アルバム「何かが道をやってくる」だったのです。

それと、自分の中での「80年代サウンド再評価」の時期とが重なって、徹底的に“1980年前後のヒット曲”を研究して作り上げたのがこの曲。

具体的には、70年代のアコースティックサウンドをベースにしつつ、暗さや憂いよりカラッとした明るさが勝ってて、でもまだシンセがそれほど前面に出てきていない、そんな頃ですな。ヒットチャートの1位を獲るほどではないけど、4位あたりをウロウロして、なんやかんやでよくCMで使われる、そんな曲。わかるかなあ。

歌詞では、

情熱はいつも醒めたふりをして
君を追い抜いてゆくものさ

てところが自分でもお気に入り。

タイトルは、あまり知っている人は少ないけど、チャンドラーの遺稿を仕上げたロバート・B・パーカー作品からの借用。でも調べたら、今はタイトルが変わってた。

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TIME FOR LOVE ワンマンライブ
2018年12月29日(土)18:00〜
京都 木屋町 イベントスペースPALMTONE(パームトーン)

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