ノブアキ

多田野ライター。

キャプテン男子有賀から銀色の聖夜に告白される世界史オタ女子茜の日記15

本庄茜。高校2年生。好きなものは世界史。彼女には、将来、サッカー部キャプテンの有賀浩太郎から告白されるという未来が待っている。友人、家族、高校生活、そして恋。茜が毎日書きとめた日記には、何でもない日常と心模様がこと細かに記録されていた。告白されるまでをドキュメンタリー風につづる、ひとりの女子高生の小さな物語。

4月22日

今日、クラスの女の子たちとの間で「海外旅行行きたいか?」が話題になった。

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日本人が変わらなければ、時代も変わらない

新しい時代になる。これは、新しい国造りを目指すこととほぼイコールだと思う。

ここ数日、日本国民はお祭りムードに酔いしれた。新しい時代が到来する陶酔感のようなものだろうか。新しい時代が来ると言いながら、どんな時代にしようかと具体的に考えたり、あるいは新しい時代にふさわしい日本の在り方、日本国民の在り方について思いを馳せた人は、一体どれくらいいるだろうか?

「時代が変わる」というより、自分たちの手

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平成最後の日

今朝、朝食を食べに近所の定食屋に入ると、テレビでは譲位関連のニュースをやっていた。そうだ、今日で平成も終わるんだ。新聞のテレビ欄を見ると、どの局も朝から晩まで譲位関連の特別番組がズラッと並んでいる。

昭和から平成の代替わりと違って、生前譲位という形式だから、祝賀ムードのなか改元を迎えられる。これはとてもいいことだと思う。

平成元年を迎えたとき、ぼくは10歳だった。平成という時代に30年を生き、

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平成の残り火

平成の残り火が、最後の輝きを放って燃えている。

みんなの平成愛がこうも高ぶっているのは、純粋な愛なのか、それとも単なるお祭り気分なのか。

今上陛下がご譲位をご決断し、改元の日が定められたときから、日本人のなかで「平成」はとても大きな存在になった。寝た子を起こしたみたいにみんな平成平成と言うようになった。まだ平成という時代を生きているのに、平成の後ろ姿を追いかけているような不思議な雰囲気。新しい

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キャプテン男子有賀から銀色の聖夜に告白される世界史オタ女子茜の日記14

本庄茜。高校2年生。好きなものは世界史。彼女には、将来、サッカー部キャプテンの有賀浩太郎から告白されるという未来が待っている。友人、家族、高校生活、そして恋。茜が毎日書きとめた日記には、何でもない日常と心模様がこと細かに記録されていた。告白されるまでをドキュメンタリー風につづる、ひとりの女子高生の小さな物語。

4月20日

私の地元・東京。最近思うのは、「東京って侵略されてない? 地方に」という

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