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【感想】映画 街の上で

監督 今泉力哉
出演 若葉竜也、穂志もえか、古川琴音他

𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲
下北沢の古着屋で働いている荒川青(あお)。青は基本的にひとりで行動している。たまにライブを見たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったり。口数が多くもなく、少なくもなく。ただ生活圏は異常に狭いし、行動範囲も下北沢を出ない。事足りてしまうから。そんな青の日常生活に、ふと訪れる「自主映画への出演依頼」という非日常、また、いざ出演することにするまでの流れと、出てみたものの、それで何か変わったのかわからない数日間、またその過程で青が出会う女性たちを描いた物語。

映画「街の上で」公式HPより


(レビュー下手くそなのでたぶんネタバレあり)
先週深夜に夜更かしして鑑賞。
今年1月にCS日本映画専門チャンネルの「城定秀夫と今泉力哉」特集で放送されたのを半年放置してた。
録画名見て作中でイハちゃんが言ってた「城定さん」に今気づいた。

最初の方ながら見してたら途中から面白くなってきたのでもう1回見直したら後半のモロモロが最初に描かれたりしてた。
初っ端から映画で撮影したであろうシーン(喫茶店で本を読む)が流れていた。
おじさん、お嬢さん、主役の彼が同じシーン。
これは全ボツ納得しました。
ほんまにガチガチでしたわ。

主演の若葉竜也さんは脇でキラッと光る役者さんといった印象。
つい最近まで”タツヤ”だと思ってました。
ただしくは”リュウヤ”です。
私が憶えているのは朝ドラのおちょやんの若い助監督さん役。
育ちのよさそうな優男、レトロなスーツがお似合いでした。
あー、くれなずむの他に、ここでも成田凌さんと共演か。

今回はラーメンパーマ風の髪型で古着屋の店員さん青役。
初っ端で彼女の浮気で破局してそこからウダウダグダグダの日常が描かれます。
大学生の若き映画監督に普段の佇まいで出演して欲しいと頼まれるも緊張のし過ぎて全ボツの浮き目に。
その撮影で出会った朝ドラ俳優(成田凌さん)に「元カノがファンでした」と挨拶するも後半ではまさかの浮気相手がその俳優だとわかる。
しかも浮気してわかった…元カレがまた好き…からの復縁。
と前半のまったりからすると後半はなかなかのドタバタスピーディな展開でした。

出演してる女の子が何人かいますが元カノ役の子と撮影の世話係的なイハちゃんがかわいい。
見た目は普通の子なのに何股もかけてるとかストーカー気味の男子がいるとか結構ヤバそう。
只今放送中の朝ドラにご出演のようです。
ちゃんと見てないので情報のみでごめんなさい。

古川琴音さんのポジションがよくわからなかった。
理解者のようなそうでもないような。
映画の出演シーンが全ボツを監督に訴えるところなどを見ると、
彼女→青(興味あり)
青→彼女(顔見知り)
ってな温度差を感じる。
ホントのところはよくわかりません。

青は草食系男子というのかな。
ガツガツしてなくて「はあ」「まあ」とか口癖そうな男子。(あくまでイメージです)
出てくる女子は意外とグイグイタイプ。
タイプが逆だと合うのかもね。
イハちゃんが謎の子でちょっと気になった。
常連のバーのマスターとか当たられたり巻き込まれ感ありますが青は浮気した彼女と結局元サヤ。

バーの常連で役作りで太ってる最中の役者さん。

血のつながらない姪っ子への恋心を延々と聞かせる警官。

他に好きなひとがいても一緒にいたい女の子と彼。

なんか普通どこにでもいそうだけど意外と変わってる独特な下北沢ならいるかもねってそんな人たちの日常でした。

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