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社会人一年生、半月過ごした感想

結論から言うと、全然苦じゃない。

社会人はもっと恐ろしいものだと思ってた。
大好きだったバイト先の先輩が2ヶ月で会社を辞めた。
大学の先輩は3ヶ月で会社を辞め、今はもう2社目だそう。
OBの先輩が来てくれた時に「俺もう去年とは違う仕事してるねん」って言ってた。
そういうことを知っていたせいで、社会というものが私には恐ろしくてたまらなかった。
だからこそ「自分が楽しく働ける職場を」と思い、好きなものに関われて、人ともたくさんコミュニケーションが取れる販売業に来た。

正直、めっちゃ内定ブルーで何度も吐くほど泣いた。
自分が決めたことなのに、自分のことが信じられなくてたまらなかった。
友達は結構IT系に進んでる人が多くて、給料も私よりも5万ほどもらってたりする。
大学まで行かせてもらって、サービス業って親不孝かなとか色々思った。

でも、今の所は満足してる。
なぜなら、私が笑顔で働けてるから。

あの日の天一食べても味がしないほど内定ブルーだった私に教えてあげたい。
大丈夫。社会はそこまで恐ろしくない。(今のところ)

サービス業のいいところは、5連勤2連休の形じゃないところ。
そういう週もあるだろうけど、基本的に3連勤ほどでお休みがもらえる。
新しい環境に慣れるまでにストレスで死にかける私には、適度に休息が取れて丁度いい。
あと、4年ぶりの新卒採用なのと、配属先に新卒が私1人だったので上長が私のことをすぐ覚えてくれた。
そのおかげで、質問とか相談がしやすい。

おそらくしばらく働いたあと私は「この先もこれでいいのかな」「デスクワークがしてみたいな」とか色々思うんだろう。
わかる。もう見えるもんその未来が。

私が新卒入る前に散々言っていたのが
「鬱にならない限り1年は頑張る」
である。

そりゃもう心が無理になったらいつでも逃げるつもり。
でも、1年は死に物狂いで食らいついていきたい。
加えて、1年後のことは考えるのは辞めておく。
人生に可能性を設けておきたい。

この間先輩に
「この先の人生でやりたいこととか、自分のキャリアとかわからないんです」
って言ってみた。
先輩は
「そりゃまだ社会のことも、この会社のことも、わかんないでしょ。まだいいよ」
って言われた。

心底ホッとした。

加えて先輩に
「視野を広く持ちな。どこかにキッカケが落ちてるかも」
って言われた。
確かに。

先輩に話した後から、私の人生のお悩みは一つ解決した。
とりあえず生きてみる。
そして、わからないものに対して恐怖を抱くのは止めてみる。


私の会社は座学の研修が4日しかなかった。
なんなら4日目の午後からは現場だった。
みんなが「東京生活〜!」とか言って東京での研修で大阪からいなくなっている間、私はかなり普通に働いていた。バイトと同じ生活だけど。
それに対しても、他人と違うことをしているっていうのが嫌で、怖くてたまらなかった。

友達が一人暮らしを謳歌してるのを見ながら、実家で子供部屋に住んでていいのかな…なんて思う日もある。

でも、意外とそこまで気持ちは重くない。
東京に行きたくないのも、実家出たくないのも本心だ。それが両方ちゃんと叶えられてる。
それに、元からバイトしていた影響で、少し慣れがあって気持ちが楽である。

なにより、自分が大学で学んできた「英語」が仕事に生きているのがとても嬉しい。


あと、意外と彼氏と遠距離でもやっていける。
もう全然会えなくなるのかって悲しくなっていたが、仕事で忙しい分寂しい気持ちになる時間が少ない。
まぁ遠距離恋愛生活もたった半月なんですけどね。
あとはお金が続くかどうかだなぁ…


総括としては

想像よりも社会は恐ろしくない

でした。


以上。
またお会いできると嬉しいです。

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