フリーランスの出費には割引が効くという考え方

収入

こちら、所得税の税率の表。

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https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

当たり前だが、税金は稼げば稼ぐほど多くもっていかれるし、しかも所得税だけじゃなく、住民税、国民年金保険も稼げば稼ぐほどかかる(これらは累進課税ではないが)。認可保育園の月額も収入に応じて高くなるので、これも実質的には税金みたいなものだと感じている。

で、こういう「稼げば稼ぐほど税金で持っていかれる」状況を鑑みて、最近は、報酬額は税金分をあらかじめ割り引いて考えるようになっている。たとえば「額面で100万円の仕事は実質70万円ぐらいの仕事だよな」みたいに。

まぁ、会社員も額面と手取りで考えるので、それと似たようなものではあるのだが、フリーランスの場合に違うのが、この考えによって「じゃあその仕事を受けるのはやめておくか」という判断もできるという点。

「100万円の仕事と考えれば受けるが、実質70万円の仕事だしそれならその時間をつかって自社サービスの開発でもやるか」「今年は稼ぎすぎたから、以降は諸々税金トータルで40%引きの仕事になるからもう働かなくていいか」みたいな考え方もできる。

実際に今年は最初の5ヶ月でだいぶ稼いだし、これ以上稼いでも税金でごっそり持っていかれるばかりだからもう働かないでおこう、と思っている。(でもどうしてもやりたい仕事の話が来てしまうので結局働いている)

支出

で、収入とは逆に、経費としての支出も、その節税効果を加味すると、「額面から割引価格で買える」という見方もできるのではないかと。

たとえば海外カンファレンス参加。iOSエンジニアの僕がiOSのカンファレンスに参加するための費用は完全に経費と言えると思う。渡航費・チケット代等々で年間50万円使ったとすると、節税効果はいかほどか。以下のサイトで適当に計算してみた。

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