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【番外編】映画感想 劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~を観てきた!

2023年は観たいと思っている映画が多い私です。本日は、劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~を観てきましたので、 #ネタバレ ありで感想を書くnoteになります。

最初にお知らせしておくと、この映画は、2021年7月から放送していたTBS系列のドラマの続編を映画化したものです。あと、もう一つ。2023年4月16日に放送された、スペシャルドラマ「TOKYO MER〜隅田川ミッション~」の後の話です。この劇場版に関しては、事前にドラマとスペシャルドラマを観ておいた方が良いです。

TVerを使えば、全部ではありませんが、無料で見ることができます。5月6日時点では、ドラマは1話、2話、5話、6話、7話、スペシャルドラマを観ることができます。ちなみに、それぞれ期間限定なので、観るタイミングによって変わってきますので、あしからず。

TOKYO MER~走る緊急救命室~ 第1話 待っていては救えない命がある!

「TOKYO MER〜隅田川ミッション~」

劇場版のあらすじ

最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場にいち早く駆け付け、「1人も死者を出さない」という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」。横浜・ランドマークタワー爆発事故が発生し、地上70階に取り残された193名を救うべく駆け付ける。チーフドクターの喜多見はいち早く現場に向かうべきと主張するが、そこへ厚生労働大臣が新設した組織「YOKOHAMA MER」が現れ、安全を重視するチーフドクターの鴨居と真っ向から対立することに。やがて爆発は次々と連鎖し、混乱の中で重傷者が続発。炎と煙で救助ヘリも近づけない絶望的な状況のなか、喜多見の妻・千晶もビルに取り残されていることが判明する。千晶は、妊娠後期で切迫早産のリスクを抱えていた。

医療ドラマとしては仕方ないことなのですが、いつもながら状況は最悪。これでもか、という程に襲い掛かってくる状況に対して、医療従事者たちは懸命に救命活動を行っていきます。

音羽統括官

ドラマ版では東京MERのセカンドドクターとして活躍していた音羽尚(演 - 賀来賢人)は、厚生労働省医政局MER計画推進部MER統括官に就任し、東京MERを全国に拡大するために尽力しています。

主人公じゃないですが、一番の見どころは、やっぱり彼です。

ドラマ版でもそうでしたが、冷静沈着で感情をあまり表に出さない野心家という印象ですが、日本の医療を変えたいという想いは本物で、保身と命との狭間で、葛藤をしています。東京MERを全国に拡大する、という目的と、目の前にある命を天秤にかけた時、どういう行動をするのか、というところを要注目としてもらえれば良いと思います。

何だかんだ言ったって、期待を裏切らない男ですよ、ヤツは。

あと、神奈川MERのチーフである鴨居友(演 - 杏)は、大学時代の同期にして、元彼女です。彼らの関係がどんなものかも要注目です。個人的には、(亡くなったけど)、喜多見涼香(演 - 佐藤栞里)がいるだろ!とか思ったりして。

喜多見チーフ

東京MERのチーフドクターにして、本作品の主人公の喜多見幸太(演 - 鈴木亮平)。待っているだけじゃ、助けられない命がある、という想いは変わらずで、救命活動を行うためであれば、どんなに危険な状況であっても乗り込んでいきます。

既に予告などで色々と出ていますが、再婚して妊娠している高輪千晶(演 - 仲里依紗)が事件現場に取り残される、というトンデモナイ展開になっています。そんな過酷な状況の中で、東京MERの喜多見チーフは無事に彼女たちを救うことができるのか、というところが、要注目ですね。

それはそれとして、ドラマ版でもあった、喜多見チーフと高輪先生の夫婦じゃないけど夫婦喧嘩を、劇場版でも何度かしています。医療活動中は、それどころではないですが、それまでなら、ある種、コメディーぽく楽しめるシーンもあります。思わず笑いそうになるぐらい、面白いシーンもあるので、必見かなと思います。

駒場(元)隊長

東京MERを管理する危機管理対策室室長である駒場さん(演 - 橋本さとし)。個人的には、かなり好きな人物です。今回、現場指揮は、厚生労働省医政局MER計画推進部MERの音羽統括官だったので、若干、出番は少なめ。それでも、総合的な指揮、事故現場の分析や退路の確保、なにより現場に関わる人の安全を優先する想いなど、まさに縁の下の力持ち。

赤塚都知事

東京MERの創設者にして、東京都知事である赤塚都知事(演 - 石田ゆり子)。東京MERが出動の際は危機管理対策室に現れ、時には現場の状況を見て自ら指示を下すこともある。今作でも、医療活動中に発生する、政治的駆け引きに対して、今までと変わらず、命を優先するための命令を下さす様は必見です。そして、恒例になりつつある、敵への追撃とすべてが片付いた後に見せるリアクションは、ちょっと、というか、かなり和みます。

千住隊長

東京消防庁レスキュー隊の最精鋭集団である即応対処部隊隊長である千住隊長(要潤)。ドラマ版の序盤は、危険な現場に躊躇なく踏み込んでくる喜多見チーフとやりあっていましたが、数々の事故現場でのやりとりで、信頼関係を構築。命を救う活動を共に行ってきました。劇場版でも変わらず登場し、襲い来る火の手を防ぎつつ、東京MERのメンバを先導し、そして、救助活動を遂行する頼れる人です。

最後に

劇場版を見てて素直に面白かったです。この劇場版は、今までのドラマであったことを振り返りつつ、それら全てを乗り越えるため、ある種のリベンジ的な意味合いが多く込められていると思います。なので、劇場版を観る前には、今までのドラマは一通り観ておいた方が良いです。

ちなみに、次回に繋がるようなシーンは特になかったので、続編は予定されていなさそうです。ただし、この劇場版もそうで、ドラマ版が終わった時は、映画の制作は決まっていなかったんじゃないかな、と思われます。なので、この劇場版の人気いかんで、続編ができるかどうか、決まるかもしれません。

できれば、次回作も、観てみたいなと思いました!

そして、医療従事者の方へ、大変な状況の中、いつも一所懸命な活動をしていただき、ありがとうございます!

それでは、また!

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