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去り行く月日と、これからを思う

三月二十八日が祖母の命日でした。
3.11から二週間ちょっとで亡くなったので、もう八年前になります。
二〇十一年に私は札幌へ引っ越したのですが、過ぎた月日を思うといつでも「あっという間だなぁ」という感想ばかりです。

昭和から平成に変わる瞬間も経験した世代です。
「不謹慎で申し訳ないんだけどもさ、あの時新年からやたらニュースで『天皇陛下が下血された』って、陛下の体調が悪いって報道してたじゃない。子供心にあの下血って単語が、すっごい事なんだってイメージで残ってるんだよね、今も」
と、友人が語っていたのを思い出します。全てに理解は及ばない子供でも、大変な事になっているんだというのを感じたものです。

それに比べれば、今回は悲しみの気配とは程遠く、「平成最後の!」なんて銘打ったあれやこれやが展開されるほどの盛り上がりです。去年末の紅白のごった煮感も、平成最後が成せた技だったのでしょう。

ネットが発達し、IT屋さんはこの先の一か月で新元号へのシステム対応に追われる。世界各地で火種はくすぶる。過労死は目立つしサリン事件も起こり、各地で災害も多かった。
それでも、「平和に成る」という言霊と共に在った三十年ではないかな、と時代を生きたひとりとして振り返る次第です。

四月から姪っ子のひとりが高校生になります。亡き祖母と一緒にいた時はまだ小学生だった子が、ここまで大きくなりました。
彼女達の進む新しい時代に幸多かれ、と願う伯母です。

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