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子どもがコロナ陽性でした

こんにちは!shucamo村田珠禾です!
元気に挨拶している場合じゃない雰囲気のタイトルですが。。。

もう落ち着いたからブログなんて書いていられるんですがね。。。
1週間ほどまえに6歳の子どもがコロナの診断を受けまして、家族全員で自宅待機中です。
まだ自宅待機期間はあけていないのですが、子どもの熱も下がり体調が落ち着きましたので、こうなってくると待期期間が単なる休暇なんですね。。。
なので、のんきにブログを書いていられるわけです。

このご時世、誰が感染してもおかしくないくらいコロナウィルスが蔓延しています。
病院で陽性が分かった時に感染経路に関する質問をいくつかされましたが、心当たりがありませんでした。いわゆる市中感染です。

コロナ禍も2年以上になると、子どもも感染対策が習慣化されています。
出かけるときはマスク、お店に入ったら消毒、という具合です。
まあ、そんな習慣化がどこかで油断を招いたのかもしれません。
本当にどこで感染したのか見当もつかないのです。

発熱に気づいた日、朝早くに一緒に寝ている子どもの体が熱いと感じました。
検温すると37.5度。コロナを疑うほどの高熱ではなかったけど、念のため発熱外来に連れて行こうと思い、病院の営業時間を待ちました。
思えば違和感はこの時点でありました。37.5度くらいの発熱で体を起こすことすらままならないのです。
水分を飲ませるのに体を起こして飲ませたのですが、やっとの思いで体を動かしていました。
風邪の時の37.5度だと遊んでいるときもあるくらいです。明らかに辛そう違っていました。

発熱外来の予約をしようと行きつけの病院に電話をかけたら、予約でいっぱいですと断られ、遅い時間なら空いているといわれました。
他の病院にもあたりましたが断られたので、行きつけの病院に遅い時間に行くことにしました。

夜までの時間がすごく長く感じました。
16時頃に体温が40度を超え、顔が真っ赤になっていました。
鼻水も咳もなく、意識ははっきりしており「頭いたい?おなかは?」と質問しても明快な回答が返ってきてほっとしました。

時間が近くなったので準備をしようと子どもの体を支えてなんとか車に乗せようとしますが、体を起こすのがやっとの状態の6歳の息子を抱いて運ぶのはかなり苦労しました。
こんなに力が入らないなんて明らかに普通の風邪とは違う…まさかコロナ?

志村けんさんが感染した時に「コロナのだるさは誰かに抑えられているみたいに体が動かないと話していた」というニュースを見たことがありました。
息子の尋常ではない体のだるさがそのエピソードと重なり、コロナの疑いは病院に着く前の中でほぼ確信に変わってました。

抗原検査の結果、コロナ陽性。やっぱりか。
呼吸や意識は問題ないので自宅療養となり、一応解熱剤をもらって帰宅。

私からの連絡で早めに帰ってきた旦那さんに今後の過ごしかたについて相談しました。
子どもがコロナになったら一番近くで過ごす私は確実に感染すると思ったため、旦那さんには私たちと距離をとってもらい、私がダウンした時に面倒を見てもらう、「どうせ感染するなら時間差で作戦」を決行することにしました。

初日は高熱で辛そうだったので薬を飲ませて様子見。
「急な容体悪化」が頭をよぎり、夜は何度も起きて熱や呼吸を確認しました。必死でした。

2日目、保健所からの連絡。
待期期間について言い渡されます。
子ども → 発症から10日
旦那さん → 発症から7日(待機期間中、子どもと離れて過ごすことが条件)
私 → 発症から10日(完治)+7日(看護者は濃厚接触者にならざるを得ないため)
つーか、これ感染してしまったほうが復帰早いじゃん、と不謹慎なことを考えてしまいました。だって最短でも17日ですよ。家計をひとりで支えているシンママとか17日も働けなかったら終わりますよ。

昼頃に急に熱が下がりだします。37.2度。
おや?もうすぐ平熱じゃないか。顔色もよい。あれ?あっさりコロナ完治?
気づけばじっと寝ていることができず、おもちゃで遊びだす始末。
夕方少し38度超えの時間もあったけど、寝る前には下がってほぼ平常運転。
3日以降から今に至るまでも、夕方に少し熱っぽくなることはたまにあっても、そこからぶり返すことはなく今に至ります。
息子の待期期間は残すところあと5日。今日もいつもと変わらず遊んで工作作って、少しドリルで勉強して普通に過ごしました。
こうなると残りの待期期間の長いこと。子供からすれば元気なのに外で遊べないこと自体苦痛なわけです。親からしても家に閉じ込めておくのがしんどい作業になるわけです。
旦那さんにも子どもが元気すぎて部屋に閉じ込めておくことが難しくなったため、旦那さんを閉じ込めておくことにしぶしぶ了承もらいました。

結局、感染覚悟の看病でしたが、私はいまだにピンピンしてるので、我が家が沈んだのは初日と翌日だけでした。

うちの子どもの場合、軽症中の軽症だったんだと思います。
ただ、軽症だろうが、中等症だろうが、同じ期間の待期期間ってのが、もうウィズコロナを目指す社会としては遅れに遅れた指標ではないかな、と思ってしまいました。ほかの感染症と同じように、お医者さんからGOと言ってもらえたら復帰できる、とかにしないとそれぞれの病状があるし、個々の家庭の事情だってあるので、コロナになる=食べていけない、状況に追い込まれる家庭がひとつでもあってはいけないと思います。

私の住んでる地域では配色サービスがあって、その期間の食事は届けてもらえるのですが、その場では何とか凌げても、今月17日も休んで来月の給料どうなるんだろうって誰でも不安になると思うんです。
例えば、うちの子みたいに、元気だけど待期期間が終わってない子どもとか預かってくれる施設がある、とかウィズコロナに合わせた対応にならないとだめですよね。

早く子どもたちのところへも薬が届いて、インフルエンザと同じように誰もが治療を受けられて、生活に支障をきたさないような社会になってほしいと思います。

今回はコロナの経験談というには、ありがたいことに軽症すぎたので、症状について参考になるようなことは書けず、事実のみになってしまいましたが、コロナ患者の看病の現状と社会復帰の問題で思うところがあったので綴らせていただきました。
様々な意見があると思います。それでいいと思います。立場、環境、年齢、性別、いろいろな視点で考え方が変わってきて当然ですし、その誰もが無理のない体制になってほしいなと思います。

新薬の話も出てきていますが、まだまだコロナ禍です。
気を付けて過ごしましょう。

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