雑談「内海桂子師匠をほめる」

兄 前回メチャクチャなサイトを紹介したと思うんですけど

聞き手 はい。

兄 一晩考えて思ったのはちゃんと東洋館を知らない人も
ここぞ見てほしいという魅力ある内容をこのnoteでお届 けしないといけんのですよ。

聞き手 確かにあのサイトじゃ行く気失せますもんね。

兄 そう。だから思った。

聞き手 何をですか?

兄 このnoteで僕が全力で師匠を尊敬してる内容を一組ずつ書いてマガジン化しようと。

聞き手 なるほど。

兄 あのサイトの逆をとってやろうと

聞き手 はい。

兄 まずは最初なので名誉会長内海桂子師匠がどれくらい素晴らしいかを紹介します。

聞き手 お願いいたします。

兄 内海桂子師匠ならびに旦那さんにはメチャクチャお世話になりました。

聞き手 そうなんですか。

兄 星条旗柄の靴下も頂いた事あるし。

聞き手 すごいですね。

兄 桂子師匠とは司会やお手伝いの際に100年前の漫才を毎日のようにやったり、一度二度ヨシカミやネパール料理屋で打ち上げに参加した事あって

聞き手 はあ。

兄 打ち上げではステーキを片手に大ジョッキで飲まれてて

聞き手 すごいですね。

兄 ナンにカレーをつけて瓶ビールごと口につけて飲むという・・

聞き手 えらい食欲ですね。

兄 90越えてても元気な人でしたよ。

聞き手 そうなんですね。

兄 その打ち上げで漫才新人大賞の話になって旦那さんが僕らにアドバイスしようとした時に怒ってまして

聞き手 何でですか?

兄 "一般人がアドバイスをするな"と。

聞き手 そんな事を仰ってたんですか?

兄 近い存在でさえの旦那さんでも言うのですから
芸というのはそれだけ奥が深い事情があるのですね。

聞き手 たまに酔っぱらいが意見したりしますが許せないでしょうね。

兄 まあね。

聞き手 他にもどんな事を教わったんですか?

兄 直接教わった事ではないですが、「漫才は教えるものではない。」て言葉も僕の中では響いてます。

聞き手 レクチャーでないと。

兄 ナイツさんのDVDの幕前の挨拶で仰ってた言葉ですが
養成所出たての自分としては衝撃的でした。

聞き手 確かにあれこれ言われて成長するものかと。

兄 確かにナイツさんはヤホー漫才で世にでるきっかけを見つけたけど、桂子師匠はあまり関与してない気がする。

聞き手 本当に自分の手で見つけろと。

兄 そうね。

聞き手 売れる道は自分で見つけて来いて潔くて素敵ですね。

兄 基本、個人事業主だからね。

聞き手 売れる筋道を作らねば、誰も後押ししないと。

兄 そうだと思うよ。

聞き手 他に何か聞いてます。

兄 他にも桂子師匠は若者言葉がキライでわざと塙さんがドッキリで若者言葉を使って怒らせたとか直接聞いてますし。

聞き手 桂子師匠は流行り言葉が好きではなかったのですね。

兄 昔の漫才新人大賞も丁寧な言葉使いも評価に繋がってたからいくら面白くてもなってないと落としてた可能性はあると思うよ。

聞き手 そうなんですね。

兄 現在は三味線も日舞もやってないけど、90歳越えた芸人の日舞は本当に面白かった。

聞き手 三方向に着物をペロッとめくって素足を見せる。

兄 ロボットなんてボケる若手もいたけど、ロボットにあんな器用な事は出来ない。

聞き手 もっと前からいる人なら色んなエピソードありそうですね。

兄 桂子師匠の金言は「一般人はアドバイスの場に出てくるな」「漫才は他人に教わるものではない」この2つです。

聞き手 オードリー若林さんは「結局は自分を信じた道を突き進んだ方がいい。」に似てますね。

兄 そうね。師匠の言葉はそれくらい深みがありますから。

・内海桂子師匠
・好きなネタ「三味線漫談」
「100年前の漫才~ナイツver」
「奴さんだよ。」
・好きな言葉「一般人がアドバイスするな。」
「漫才は教わるものじゃない。」
「そんな横っ面をひっぱくやつがあるかい」

芸事だけで少しでも食べていきたいです。