【合格体験記】静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科(2018年度・現役合格)/椎名麻衣(宮崎県立延岡高校出身)

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こんにちは、早稲田集中力研究会の中西です。

今回は、静岡文化芸術大学文化政策学部(2018年度)に現役合格された椎名麻衣さんの合格体験記をご紹介します。

※併願校の結果:
・明治大学 文学部 史学科(×)
・法政大学 文学部 史学科(×)

では、ここから下が合格体験記の本文になります。

(なお、体験記の執筆者には本人確認書類を提出いただき、当会にて本人確認済みですが、個人情報保護の関係でお名前は仮名になります。ご了承下さい)


【合格体験記】静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科(2018年度・現役合格)/椎名麻衣(宮崎県立延岡高校出身)


 高3の春に文転した。1年の時は理系の仕事につきたかったが、得意科目は国語と世界史。結局自分が学びたいのは文系学部の方だと気づいてのことである。

文転のいちばんの問題は、今までの理科発展の勉強がほとんど意味をなくす上に、社会科目を2科目勉強しなければならないということである。

国立大学によっては、理科発展を1科目だとみなしてくれる措置を行ってくれるところもあるので、自分の得意に照らし合わせながら考えるのがいいと思う。

理系でも、(卒業要件として)社会2科目目は勉強しなければならないので、そのままその教科を使ってもいいと思うし、世界史や日本史を1科目目に取っているなら、倫理もオススメである。

もし、普段からニュースを見たりするなら現社も良い。わたしは現社を選択した。割と常識問題が多いと思う。また、普通より少ない科目数で合否を出してくれるところもあるので、そちらを調べるのも一つの手である。

わたしは現在通っているところは4科目(国語200 英語250 社会200/100)元々の志望校は3科目で済むところ(国語200 英語200 社会200)だったので、大学の場所にこだわらない人は調べてみることを強くお勧めする。

また、私立はだいたい3科目、少ないところは2科目で済むので、「文転するが、あまり文系科目が得意ではない」という人もうまく組み合わせれば合格へのチャンスが上がる。

また、国立3科目型は割と高めの点数を要求されることが多いので、そのまま私立のセンター利用にも応用が効く。わざわざ私立大に受けに行かなくて済むセンター利用で滑り止めを押さえられるのはとても大きいと思う。

 文転したのに合わせて志望校を3科目で済むところに設定し、理系科目を完全に捨てて勉強に励んだ。

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※中西注:この「3科目で済むところに設定、理系科目を完全に捨てて勉強に励んだ」というのと、「静岡文化芸術大学の試験科目」について詳細を本人に確認したところ、以下の回答でした。

「静岡文化芸術大学は、センターの科目が4科目(国語英語必須、それ以外の教科から点数の良いものを2科目選択)、二次試験も英語、国語の2教科であったので理系科目を全く使っていません。文系国立大にはそう数は多くありませんが、センターが3科目や4科目で済むところがあるので時間が無いときなど絞って勉強することが可能になります。

学校の授業だけ物理化学を受けていたということになります。

勿論、文転以前は理系型で模試なども受けていましたが....文理選択時に理系を選んでしまった以上、卒業には物理化学といった理系科目の定期テストが必要不可欠だったので、センターでは使わなかったものの実質的には高3の期末テストまで物理化学の勉強もしており、一通り教科書も終わらせています。

しかし、文転することを決めていたのであまり熱心には取り組んでおらず、成績も振るわなかったため、センターでは理科科目は基礎を選びました。(また学校が必要科目だけ受けることを認めていなかったので両日8科目きちんと受験しました)

しかし、文転した仲間の中には、理科発展2科目も社会2科目も両方受けていた友人がおりましたので、受験生の方の成績を見ながら決めるのが一番だと思っています。」

とのことでした。
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以下、科目別の勉強法を書いて行こうと思う。

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