【合格体験記】 東京大学理科2類(2018年度・現役合格)/大久保晴美


こんにちは、早稲田集中力研究会の中西です。

今回は、東京大学理科2類に現役合格(2018年度)された大久保晴美さんの体験記をご紹介します。

大久保さんは最終的に東大に現役合格しましたが、そこに至るまでは決して平たんな道のりではありませんでした。

詳しくは本文にゆずりますが、進路の選択でも相当葛藤されていますし、勉強法においても後悔している点・反省点も多いです。

受験が終って、高校時代を振り返ってみて、はじめて見えてきたことも多かったようです。

彼女にとっては「もっとこうすれば良かった」「あのときこう考えれば良かったんだ」という大きな後悔や反省点がたくさんあったわけですね。

ただその話を読む側からすると、彼女の体験談・振り返りは大変参考になる話ばかりです。

大久保さんの合格体験記のポイントを以下に記載しますので、内容を見て興味のある人はぜひ読んでみてください。


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<目次>
〇自己紹介+受験をざっと振り返る
〇各科目勉強法(英語・数学・生物・化学・国語・地理)
〇テーマ別の体験記

※3つめの「テーマ別の体験記」の小見出しは以下の通り。

• 集中力が無くて自己嫌悪に陥っていた私が「短時間刻み勉強法」を知ってから、勉強の効率が爆上がりした話

• 将来やりたいことなんて特にないのに、文理選択しなきゃいけなかった話

• 理系なのにも関わらず東大二次試験の数学で1問も完答できなかった私が、今になって後悔している数学勉強法

• 東大模試でA判定を3回とったことで生まれた重圧と不安

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<今回の合格体験記はこんな内容が含まれています>


▼高校1年生で東大を志望校に選んだ理由
▼塾に通わなかった代わりにやったこと
▼高2~高3に受けた模試の判定をすべて公開
▼部活を引退したタイミング
▼苦手だった科目と得意だった科目
▼ずっと精神的に辛かった理由と、「受かるな」と思った瞬間
▼センター試験の合計点数を公開
▼東大二次試験の1週間前に襲った“最大の危機”
▼東大二次試験の1日目に試験官に4回も注意された理由
▼東大二次試験の2日目に不合格を確信した理由
▼東大二次試験終了~合格発表までひたすらやった2つのこと
▼授業も自習も全く集中できない原因だった「悪い癖」とは?
▼「短時間きざみ勉強法」で勉強効率が爆上げした話
▼自分の将来像に関して学校でやらされたこと
▼高校生は自分の将来についてどう考えるべきか
▼文理選択でとても悩んだ話
▼私が数学の実力を過信してしまった理由
▼理系を選んで結果的に良かったのか、悪かったのか
▼文理選択でもっとも重要な基準とは?
▼これから文理選択をする人に言いたい一言
▼文系脳の持ち主なのに理系を選び苦労している人へ
▼東大二次試験の数学で120点中何点をとったか公開
▼東大二次試験の数学で1問も完答できなかった理由
▼私が数学の勉強法で超後悔している4つのこと
▼数学で失敗して不合格になった人たちの共通点
▼東大の過去問(全科目)が解けるようになる意外なコツ
▼なぜA判定が出ている自分も友人も不安が消えなかったのか
▼模試でいい結果が出ている人に伝えたいこと
▼全科目において共通して重視したこと
▼睡眠時間はどれくらい取っていたか
▼疲れたときや落ち込んだときの私のリフレッシュ法

※併願校:早稲田大学先進理工学部生命医科学科(〇)


以上のような内容になっています。

ちなみに、この体験記の購入者さんから、先日メールでこんな感想が届きました。本人から許可を頂いたので転載します。

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こんばんは。
合格体験記、購入して読みました。

感想というか、今の気持ちをなんとなく言葉にしたかったので、こちらに書きます。

すごく面白かったです。ドラクエとブッダのくだりは、声に出して笑いました(笑)それはおいといて。

私の今の状況は、大久保さんと真逆と言っていいほどの立ち位置で、この前の模試では偏差値30台でもちろんE判定、得意科目兼好きな科目が数学、

夢があり、そのために医学部医学科に合格したい(私は志望大学が一応島根大学だけど、入れる可能性のあるところにいこうと思ってるので、絶対島根大学って訳じゃない)、

高校中退して最近勉強を始めて、学年的には浪人生なので、すごく羨ましかったです。

私は逆転合格を狙ってるのですけど、大久保さんが模試でA判定を貰っている実力があったのはとても羨ましい。でも「そんな人でも、こんなに暗い不安があるのか」と思うと、ガムシャラに勉強してる私のほうがよっぽど気楽かもとも思えました。大久保さんも当時不安でいっぱいだったのだなと。

勉強法では〇〇〇〇〇すること、〇〇〇〇が大事ということ。私もそれを大事だなと感じて普段の勉強に活かしてますが、この合格体験記を読んで改めて大事だなと思いました。

最後に大久保さんおめでとうございます!

合格体験記をじっくり読むのはほとんど初めてだったので、とても面白かったです。ほんとに短編小説のような感じで読めました。

もし私が来年の入試で合格できたら多分壮大なストーリーになると思うので、体験記を届けるためにも頑張りたいと思います。

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・・・こんな内容でした。Aさん、ご感想ありがとうございました!


大久保さんは学校の授業を利用した部分が大きいので、各科目別勉強法については各科目ごとにポイントのみ書かれています。彼女の合格体験記は、科目別の詳細な勉強法の部分より、上記の箇条書きにした部分がメインです。

東大志望の受験生に限らず、上記の内容にピンと来た人には、とても参考になる体験記になっています。ぜひ読んでみてください。


では、ここから下が合格体験記の本文になります。

(なお、体験記の執筆者には本人確認書類を提出いただき、当会にて本人確認済みですが、個人情報保護の関係でお名前は仮名になります。ご了承下さい)

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