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シュハリの台所上映呑み会12月初日。 ソフトバンクの障害で当日予約のお客さんがグダグダだったけど、楽しく終了。

一つのキャリアがパンクすると、こんなに混乱するんだな。思い知りました。複数に分散させよう。


1992年に青森市が野球場を作ろうと、三内丸山の地面を調査した。その場所は江戸時代から縄文時代の遺構があると知られた場所。調査したら、本当に大きな集落跡がありそうな気配。野球場建設は中止され発掘となる。ご存知三内丸山縄文遺跡が現れて、日本中がびっくりした。特に六本の巨大な栗の木柱が現れたこと。なんだか分からないけど、栗の木の直径から推定すると強大な櫓があったのではないかと。
その想像復元モデルが冒頭の写真。現在、三内丸山縄文遺跡にある。

上映呑み会12月の上映作品は1986年制作「陸奥室根の荒まつり」民族文化映像研究所。岩手県南端にある室根山。その頂上付近に718年に紀州熊野から熊野本宮と熊野新宮が勧進されて安置された。その熊野さんの特別大祭の記録映画。旧暦閏年の翌年だけ行われる大祭は、深夜、山頂付近の社より神様を里へお迎えする行事。暗闇を神輿が降りてくる。目指すは里に用意したお仮宮。これは杉の樹を立てた櫓上の構造物。そこへ山から降りてきたお神輿を引き上げる。

1986年の撮影にホーキも参加している。その時に、この櫓を見ていたので、三内丸山縄文遺跡の復元櫓を見たとき「あーこれは見たことがあるなー」と思った。だって、そっくりじゃないですか。柱の太さが違うから大きさが全然違うけど。縄文人もこんな使い方していたのかもなー。そんなことを思い出した上映呑み会12月初日でした。
明日、明後日の席、余裕あります。ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。上映は19時からです。