水戸ホーリーホックに関わる皆さん、初めまして、松原修平です。

年末にクラブからオファーを頂き、水戸ホーリーホックのビジョンやフィロソフィー、練習環境、チームのサポート環境、そして僕に対する評価等々を説明していただき、話を聞いた翌日の朝には、この移籍を決断しました。

故郷の育ったコンサドーレに12年間、遠回りしながらも戻ってきて、約2年間プレーしていました。2024シーズンも、コンサドーレでプレーしたいと考えていました。

そんな中での、このオファー。今年は移籍市場が激しいし、いつもより動きが遅いなーと他人事の様に見ていました。
オフシーズンに入ってから僕は、家族や親戚と出掛けたり、コンサドーレアカデミーに指導しに行ったり、講演しに行ったり、そして普段会えない人らと会って、休みを満喫していました。

札幌の始動まで3週間を切った所で、そろそろ身体をもう一度立ち上げて、コンディションを上げていこうと思っていました。

そんな中で、親戚の家でダラダラ寝ていた朝に、急に代理人から電話が2、3度鳴っていたので、うわ、これ只事じゃないなと思い、電話をかけ直しました。
水戸ホーリーホックが、僕にオファーをするつもりです。
との事でした。

うぇー！この時期に？急に？と、妻と話し、家にいた親戚達も驚いていました。
そして割とすぐに、水戸の関係者と話す事となり、色々聞きました。単純にその時は何も決めてなかったので、話を聞きたくて、色々話してもらいました。

話終わった後、札幌とも話をして、夜が明けました。
返答の期限はオファーをもらって翌日の昼まででした。
キーパーの移籍はこんなもんです。すぐ決めなければなりません。
フィールドプレーヤーが何週間悩んだり、いろいろ報道が出てからも決まらないのを見て、羨ましいなー、考える時間があっていいなー、って思ってました。

まぁ家のベットに入り、色々考え、水戸に行った方がいいか、札幌に残り故郷のクラブ、そして育ったクラブに貢献した方がいいか、とても悩みました。

そして気になったのは、僕がザスパクサツ群馬に3年居たという事。妻の実家が前橋だという事。そこの面でも、多少悩みの種でした。近くて良いんですがね…笑

まぁ群馬のライバルチームに俺が行っていいのか、サポーターは北関東ダービーに関して、とんでもないくらいの気持ちで臨んでいるので、同じ北関東の水戸に行っていいのかな？という気持ちでもいました。
だって群馬時代に、栃木にロスタイムに追いついてドローに終わったのにブーイングされた事もあるんですから…笑

あ、その時は当時チームメイトで、今札幌でプレーしてる岡村大八選手がキレ返してましたよ…

余談は置いておいて、自分の決断は…

水戸ホーリーホックへ行く事！

代理人にその決断を伝え、条件等の細部を詰め、移籍が決まりました。

決まったので、翌日あたりから仲良い選手達や世話になった人らに連絡しようかなーと思ってた時に、報道で話が漏れちゃいましたが、まぁ俺もそこそこ有名になったからだーと、ポジティブな気持ちで見ていました。

なんで連絡しないんだよ！というLINEも沢山来ましたが…

30日に正式発表があり、沢山の人たちから連絡が来て、応援や激励のメッセージを貰ったし、本当にいいサッカー人生を俺は歩んでるんだなと思いましたし、周りの人たちにすごく恵まれてると感じました。

そして2024年は、プロ生活14年目のシーズンです。
この世界に14年居て、J1、J2、J3、JFL、地域リーグのチームに所属しているので、どこのチームに行っても知り合いのスタッフや、選手など居るんですが、今回は京都で3ヶ月一緒にプレーした、長井選手だけしかいません。
あと、知ってる選手といえば、群馬VS水戸の試合で、入場前にGK本間選手と色々話させていただいたり、試合後には励ましの言葉をかけていただきました。
その2人しか面識がないので、今とても不安です…笑

その本間選手に次いで俺が2番目に年齢が上の選手なので、更に不安です…
年下ムーブが得意なので、ほぼ全員歳下となると、こちら側が緊張してしまいます。

んなわけで、今回の移籍について諸々書きました。
正直、地震や火災等で日本がとんでもない事態に陥ってしまっています…

でも少しでも、俺のnoteを見て時間を潰してもらったりしてくれたら嬉しいし、もし力になれることがあるなら力になりたいと思っています！

2024年は、水戸ホーリーホックから、日本中にサプライズを起こしたいですし、ホーリーホックの試合を見に行きたい！と思わせれるような、試合、練習、地域のイベント等を、全て全力で頑張りたいと思ってます！

アツマーレや、ケーズデンキスタジアムで会いましょう！

最後に、ケーズデンキスタジアムには苦い思い出があります。
全部良い思い出に変えたいところですが、そんな甘いもんじゃないでしょう。
でもケーズデンキスタジアムのゴール前に相応しいGKになれるよう、明日から頑張ります。
皆様よろしくお願いします。