2018-03-25 アニメ『URAHARA』AnimeJapan2018 スペシャルトークイベントレポート

※このレポートはメモと記憶に基づいたものであり内容や出演者の方の発言の正確性を保証するものではありません

場所:東京国際展示場 東2ホール『bilibili』ブースステージ

出演:春奈るな、上坂すみれ、石見舞菜香

●開演〜ゲスト入場
開演時間になると、司会の方が登場されました。
(司会の女性の方のお名前は、ステージで名乗っておられましたが、はっきりとわからなかったので後でスタッフの方にお聞きしたところ、「氷氷」さんとおっしゃるそうです)
司会の方(以下:司会)「お集まり頂きありがとうございます!」
「このステージはbilibili動画でも配信されていますので、弾幕と一緒に盛り上がっていきましょう!」→拍手
実際、ステージ奥にもスクリーンが用意されており、ステージ上の様子が映っていて、時折中国語のコメントが流れていました。
「ゲストさんへの質問や説明は日本語と中国語でさせて頂きますので、よろしくお願いします!」
(注:ということで要所要所で中国語での説明が入っていました)
司会「では、『URAHARA』スペシャルトークイベントスタートです!」
さっそくゲストにご登場を…ということで呼び込みがあり、会場拍手の中キャストのお三方が入場されました。
まずは自己紹介を…ということで一言ずつ。
春奈るなさん(以下:る)「須藤りと役を演じさせて頂いております春奈るなです。今日はお集まり頂きありがとうございます、よろしくお願いしまーす!」→拍手
すみぺ(以下:す)「白子まり役の上坂すみれです、よろしくお願いしまーす!」→拍手
石見舞菜香さん(以下:い)「綿紬ことこ役の石見舞菜香です、本日はよろしくお願いします!」→拍手

司会「去年話題となったアニメ、『URAHARA』のトークイベントが開催される運びとなりましたが、3人揃ってのトークはいつぶりでしょうか?」
る「オーディオコメンタリーとかドラマCDもあったから、1月以来…2ヶ月ぶりくらい?」
す「そうですね、別に仲は悪くないんですけれども」
る「むしろ会いたいw」
司会「久しぶりにお集まり頂いたということで、アニメの振り返りや、3/21に発売されたDVD・Blu-rayボックスのお話もできればと思います」
「まずは『URAHARA』は、お三方にとってどのような作品でしょうか?」
る「その前に、座っても…?」→笑い
す「いいイスがね、ありますから…」
司会「失礼しました! どうぞお座り下さい」
ということでお三方は用意されていた椅子に着席し、トーク再開。

●それぞれの『URAHARA』
る「『URAHARA』は、私のなんと声優デビューとなった作品で、一生に残るくらいの思い出となった作品です」
「メッセージ性の強い作品だと思います。色んな人にワクワクして見てもらえるような」
す「オリジナル作品で、『原宿』や『カワイイ』がテーマになっていて、そういう作品をやらせてもらうことはあまり無いんですけれども、アニメというとどちらかというとアキバ的文化だと思うんですが、(原宿と)ぴったり合っていて、どの子もかわいい…」
「…だけじゃなくて、後半は鬱展開も…」→笑い
る「苦しかったね」
す「そういうオリジナルの、かわいさが詰まった記念碑的作品だと思います」
い「カワイイがいっぱい詰まった作品で…私は洋服屋さんが苦手で、3分もいられないくらいだったんですが、(作品がきっかけで)色んなカワイイに触れて、大好きになりました。私にとって大きな作品になりました」
司会「ありがとうございます。今、中国の皆さんにも(配信で)見て頂いてますので、(3人にとって)どんな作品か説明させて頂きます」
ということでしばし、司会の方による中国語での解説が入りました。
なおその間、主にすみぺがあたかも中国語がわかるかのような感じで色んなジェスチャー/リアクションをとっていました。
す「(『わかるわー』という感じでうなずく)」
す「(人差し指を立てて、『それな』という感じでうなずく)」
す「(『泣けるわー』みたいな感じで涙をぬぐうフリ)」
あと、中国語での説明が終わった瞬間『あ、終わり!?』みたいな感じの表情も。
リアクション芸で会場を笑わせてくれたところで、次の話題へ。

●『URAHARA』で変わったこと
司会「最初のお話を踏まえて、作品に参加したことで何か変わったことはありますか?」
す「(るなさんに)声のお仕事をされてみて、どうでしたか?」
る「逆に…どうだった?」
す「え、最高でしたけど…」→会場拍手
る「嬉しい…」
「不安でいっぱいだったんですけど、アフレコの時も周りの方に支えて頂いて」
「声優として言葉で表現するということの楽しさを学びました」
「それは歌とも似かよったところで、歌を歌うときも、世界観をより意識しました」
す「それこそ、石見氏は服屋さんに行けるようになったということで…偉いですね。今日のお洋服も…?」
い「はい、茅野愛衣さんという先輩と一緒に買いに…」→笑い
す「それは強いですね…愛衣さんの結界があるかも」→笑い
い「茅野さんの加護が…」
す「オシャレに興味出てきましたか?」
い「はい、ブランドとかにも」
す「今日のお洋服は…?」
い「これはフラワーさんという、新宿のルミネで…」
す「すごい…上級者じゃないですか」
うっかり入ると爆発してしまう…すごい進化ですね」→笑い
「(作品に参加して)ロリータはカワイイ文化なんだと再認識しました。中学生くらいからハマったんですけど、私もだんだん…お年を召されて」→笑い
「ロリータは正直どうかと…でも好きなものを着るのが一番だと思いますので、保湿をして…お肌を大事に」→笑い
い「いや、おキレイで…」
す「(変な声のトーンで)…私がどれだけ苦労してると…」→笑い
る「え、同い年だよね?」
す「るなさんは…なんか細胞止まって無いですか」→笑い
ちょっと立ってみて…と、並んで立つすみぺとるなさん。
す「なんか私『親』みたいじゃないですか?」→笑い
る「(厚底の靴を指して)でも今日だいぶ身長詐欺してる」
す「ホントだ…そんな風に育てた覚えはありません!」→笑い
す「あれ、石見氏は…?」
い「19です。老け込んだ…」
す「ほえ〜!」
る「すごい…成人式来年?」
い「来年です」
す「でもアフレコでは、3人(のキャラ)が親友ってこともあって、先輩後輩というのは無くゆるやかな感じで…楽しかった」
る「毎週学校に通うみたいな感じで…」
す「学校だったらこの3人絶対同じ部活にいない」→笑い
る「収録が終わっちゃって、ロスが激しい」
す「1クールあっと言う間でしたね」
「オーディオコメンタリーや、ドラマCDの収録もありましたけど」
い「そう言えばるなさんがお正月にラインをくれました」
す「もらった…1日遅れで返してスミマセン…」
る「(返信)待ってました」
す「ゴメンナサイ…LINEに疎くて…」→笑い
司会「ありがとうございます…中国のみなさんも見ていて、さっきお二人(すみぺとるなさん)が身長を比べていた、それだけわかるみたいです」→笑い
中国語での説明が入り、次の話題へ。

●DVD・Blu-rayボックスと収録裏話
司会「3/21に『URAHARA』のDVD・Blu-rayボックスが発売となりました!」→会場拍手
「映像特典として座談会を収録しましたが、どんなことをお話になったか覚えていらっしゃいますか?」
す「おぼろげに…」
司会「『他の人の知らない自分の裏側』や、『絶対に奪われたくない文化』といった話題がありました。少しだけ、どのようなトークだったか教えて頂けますでしょうか」
る「絶対に奪われたくない文化…私は『アニメ』」
す「理想のアンサーですね」
る「奪われたら困ります」
す「もう…いよいよやることが無くなる」→笑い
「つらいです…どこでバイトすれば…ここにいる大半の人は職を失ってしまう」
「それだけ大きな文化であり、経済の中心として、アニメはあるということですね」
い「私は、服屋さんに入れない事件のことを」
る「石見氏のね、闇をちょっと」
い「そんなこともありました…」
す「もう1人で生きていけますね」→笑い
い「はい、後はゴキブリを1人で退治できるようになれば…」
す「ゴキブリ? 私は…退治しましたよ」
「自分の写真が入ったカレンダーで…」→笑い
「自分を山場に捨てて(?)」
「なので石見氏のカレンダーが出たらそれで…」
い「頑張ります」
す「まあでも最後はスプレーで殺しました」→笑い
司会「ありがとうございます…裏話は、けっこう話題の数がありましたが、いくつあったか覚えていますか?」
す「そんなにありました…?」
司会「全部で8個あって、映像特典ではそのうち4つについてお話がありました」
「今日はスペシャルトークステージということで、映像特典で触れなかった話題についてお話頂ければと思います」→会場拍手
お題はこちら…ということでスクリーンに『クリエイション』と表示されました。

●それぞれの『クリエイション』
す「めっちゃ難しいですね…」
る「3人とも、けっこう作ることは好きですよね」
「私も色々挑戦したいけど、不器用で」
「中学生のときにコスプレ衣装を作ろうとして、親に頼んでミシンを使わせてもらって」
「当時は型紙を使うとか知識が無いから、メジャーで自分の身体のサイズを測って、ダーって切って縫って完成! で着ようとしたら…頭が出なくて」→笑い
す「な、何だってー!」
る「それでメゲてしまって…向いてないんですね」
す「モノづくりに…」
い「お料理とかは…?」
る「料理は…しないかも」
「一時期、アニメを参考に作ったりしてたけど、最近は『宇宙』とかが題材の作品を見ていて」
す「もっとも料理とは遠いジャンルですね…」→笑い
「石見氏は…? 得意そう」
い「私料理できないんです…」
「小物作りとかは得意なんですけど、料理は…物が壊れちゃうんです、力が強くて」→笑い
す「どうしたの…?」
い「前にクッキーを作っていて、材料を混ぜてたら…ゴムベラを折りました」→笑い
る「え、プラスチック?」
い「ゴムですね」
す「なおのこと折れないのでは…」
「なんか、『人間の肉体に慣れてない魔獣』みたいですね」→笑い
「力が制御できない…」
す「私も玉子を割ろうとしてグシャッてしてしまったことが」
い「力は強い方ですか…?」
す「握力は平均のはずなんですけど、不器用で…」
「ガンダムのプラモを作ろうとした時も、シートから全然部品がとれない」→笑い
「なんかできないんです…どんどん手が切れていく
「お裁縫もできなくて…ボタンがとれたまま放置してるブラウスが3枚くらいあります
る「ボタンつけって意外と複雑じゃない?」
す「そうですね、できたー! って見てみたらちょっとズレてたりして…虚しいですよね」
「だからモノづくりができる人はすごい」
「…キャストに器用な人が誰もいないとは…」→笑い
「でもだからこそ、演じると、理想を詰め込みますよね」
うんうん…と、るなさんと石見氏も同意していました。

●ED
司会「ありがとうございます…もう少しお話を伺いたかったんですが、お時間が来てしまいました」
「最後にお一人ずつ、メッセージをお願い致します」
ということで、春奈るなさんからご挨拶が。
る「アニメの放送は終わってしまったんですが、『URAHARA』は、心に温かいモノを残してくれる作品だと思います。好きなモノを好きでい続けることの楽しさ、難しさを教えてくれる作品だと…ぜひ色んな人に見て欲しいと思います」
「DVD・Blu-rayボックスも発売されましたので、これからも作品を愛して頂ければ…今日はありがとうございました」→拍手
続いて石見舞菜香さんから。
い「本日はお集まり頂き、ありがとうございます。『URAHARA』ではことこちゃんという、とってもかわいい、元気なキャラクターを演じさせて頂き、楽しかったです。もっと作品に関わりたいと思うので、DVD・Blu-rayボックスもぜひ、よろしくお願いします。原宿に行くたびに、『URAHARA』を思い出して頂ければ嬉しいなと。これからも作品を愛して下さい。よろしくお願い致します。ありがとうございました」→拍手
最後にすみぺからご挨拶が。
す「本日はご来場頂きましてありがとうございます。『URAHARA』は、日本の『カワイイ』がすごく詰まっていて、原宿に行ったことの無い人、外国の方でも、原宿の文化ってかわいいんだな、ということがすごくよくわかると思います」
「ぜひDVD・Blu-rayボックスをお買上げ頂いて…」
「なんと、この会場でお買上げ頂くと、めっちゃカワイイ色紙が、ついて、くる、はず…」
司会「そうです!」
司会の方が、りと、まり、ことこの描かれた色紙を掲げて見せてくれました。
す「そう! このめっちゃカワイイ色紙がついてきます!」→拍手
「原宿の文化、3人を末永くよろしくお願いします…」
「それとbilibili動画をご覧の皆さんも、コメントたくさんありがとうございます!」
「1ミリも読めなかったんですけど…いっぱい見て頂いて…」
「…『すみぺかわいい』って何だ?」→笑い&拍手
すみぺの言うとおり、スクリーンに『すみぺ可愛い』という日本語のコメントと、おそらく中国語でも同じと思しき字面のコメントが次々と流れてきていました。
す「日本語わかんのかい!」→笑い&拍手
筆者(中国ユーザーわかってんな…)
す「ありがとう、あり、がとう…」
「『URAHARA』の皆で、中国にも行けたらいいな、なんて思っています…今日はありがとうございました!」→拍手
司会「ありがとうございました!」
そして司会の方から、中国語でも内容が説明されたのですが、その間も画面には『すみぺ可愛い』弾幕が流れていました(むしろ増えた)
気づいて「やめろやめろ」みたいなジェスチャーをしたり口元や顔を手で覆うすみぺは、大変可愛らしかったです…

最後に司会の方から、物販の案内があり、会場拍手でゲストをお見送りしてトークショーは終了となりました。
る&い&す「ありがとうございました!」

参加された皆さん、お疲れ様でした!

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