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サービスや事業、会社をはじめる時に作るメールアドレスの種類と例

業種や規模に関わらず、何かビジネスをはじめる時に多くの場合初めに用意するものの一つにドメイン(example.com)があります。

そしてそれに付随する形で独自メールアドレスをいくつか作ることがほとんどかと思いますが、どんなメールアドレス(xxx@example.com)が一般的によく使われているのか調べてみました。

尚、今回は主に海外の事例を参考にしてみました。

ビジネス単位のメールアドレス

admin@: 主に管理用のメインとなるアドレスで、社内向けに使われることが多く、顧客やユーザーには見えない場合が多いかと思います。

support@: カスタマーサポート / ヘルプデスク用のアドレスで、カスタマーがサポートを求める場合に使われるアドレスであったり、そういった問い合わせに返信する時に使われます。

info@: これもカスタマーとの接点として使われることが多いですが、最近はあまりオススメしないという意見もあります。理由は機械的で人間味やフレンドリーさに欠けている、スパムメールの標的にされやすい、一部info@のメールアドレスでは登録できないサービスなどが存在する、などです。

hello@, hi@, hey@: これらは上のinfo@よりもフレンドリーな問い合わせ用メールアドレスと言え、最近だとこれらの方が人気があるのではないでしょうか。

sales@: 営業の窓口として使われるメールアドレスです。

press@, media@: 広報関係で使われるメールアドレスです。

billing@: 支払い関係で使われるメールアドレスで、いわゆるInvoiceやReceiptの送信元などがユースケースとして考えられます。

partners@, sponsorship@, affiliates@: BtoB関係、スポンサーシップ、アフィリエイトなどビジネスパートナー周りに使われるメールアドレスです。

careers@, workwithus@: HRや求人関係で使われるメールアドレスです。

noreply@donotreply@: 通知やニュースレターなど一方通行のメールに使われるアドレスで、返信不要(不可)という意味合いです。

この他にもユースケースによっては以下のように様々なアドレスが実際に使われています。

sayhi@, feedback@, yourfriends@, biz@, growth@, suggestions@, bounced@

いずれにせよ大切なことは用途がわかる、シンプルなメールアドレスがGoodです。

個人単位のメールアドレス

1. ファーストネーム + ラストネーム

taro.yamada@company.comjohn.smith@company.com といったフォーマットです。"."(ピリオド)はある場合ない場合ありますが(文字列の途中である限り)どちらでもOKかと思います。ちなみにGmailなどではピリオドはあってもなくても同じように扱われます。

このフォーマットのデメリットはやはりローマ字名が長いとその分だけメールアドレスが長くなることです。

2. ファーストネームのみ

taro@company.comjohn@company.com といったフォーマットです。シンプルなのがメリットですが、組織にファーストネームが同じ人が2人以上でてくると片方がラストネーム(の全部or一部)を入れたりする必要がでてきて統一性が崩れます。規模が比較的小さい組織や会社、エージェントなどでは問題なく使えるかもしれません。

3. ファーストネームのイニシャル + ラストネーム

t.yamada@company.comj.smith@company.com といったフォーマットです。tyamada@company.com とピリオドをとる場合も。

4. ファーストネーム + ラストネームのイニシャル

taroy@company.comjohns@company.com といったフォーマットです。taro.y@company.com のように間にピリオドを入れるケースもあります。

5. ニックネーム + ラストネーム

使える組織やケースが限れらるかもしれませんが、tommy.suzuki@company.com のように個々のファーストネームをもじったニックネーム(ここではトミー)を決めてそれをメールアドレスに含める方法も。