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20年前のライブ音源を公開します。rufus “Heart-Rending Soul“ Live@efish Kyoto 09/18/2003

先日の『introdufus』リリース20周年の投稿を読んで頂き、たくさんのお祝いのメッセージも頂いて嬉しかったです。こんなにレスポンスがあるとは思っていませんでした。本当にありがとうございました。

今回は、今日が2023年9月18日という事で、rufusのちょうど20年前の2003年9月18日のライブの音源から「Heart-Rending Soul」という曲を公開します。もしかすると以前どこかで特典などにしたこともあるかもしれないので、聴いたことがある方もいるかも。

rufus - Heart-Rending Soul Live@efish Kyoto 09/18/2003

ジャケットらしきものが用意できなかったので、その日のライブで自分が使っていたShureのマイクの写真を。ステッカーも当時のまま、今も現役で使っています。

この音源は京都五条河原町のカフェefishで開催されたsmallというアパレルショップの5周年記念イベントに出演した時のライブからの1曲。サポートメンバーはパーカッション南俊成、ギター今堀良昭、ベース近松俊也、キーボード福田秀明。アコースティック編成は初めてくらいだったんじゃないかな。20年前の僕らはつたなさもあるものの、なんだかとてもお洒落なアレンジで演奏をしていて今聴くと微笑ましい。


今回公開したものは、大好きだったefishでのライブ音源であるというのが個人的にはすごく大事だ。寂しいことにefishは2019年に閉店してしまって今はもう無いから。でもこの日の「Heart-Rending Soul」を聴けば、あの場所の居心地の良さやサンドイッチに添えられたピクルスの味も、一緒に残響となってまだ僕の中では消えてないかもって思える。僕らのあの日の演奏やその場所にいた人々の拍手は、耳をすませばあの白い壁から跳ね返ったり、吹き抜けの窓から鴨川に吸い込まれたりしていて確かにefishの音がする。まだ人々が気ままにスマホでビデオを撮ったり写真をシェアすることのなかった時代に、こんな夜もあったんだよ。大切な人たちに会える大切な場所だったな。

この日のライブは他にも4、5曲ほど音源が残っているのでどこかでまとめて聴いてもらえる形にできたらいいなと思っている。楽しいことが、また始まりますように。

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