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「何を目指してるの?」

おはようございます。




「眠り」の本番までいよいよ2週間ちょっとです!

通し稽古、衣装合わせ、メイクトライアルetc......本番を見据えた準備も増えてきました。

何だかあまり実感が湧かないのですが、これまで長い期間を費やしてきたリハーサルもいよいよ大詰め、公演が間近に迫ってきたと思うと緊張してきますね……。


大阪/福岡公演も合わせて15公演ですが、ありがたいことにすでに完売した日もあるそうです。それほど注目度の高い公演に出られることって、ダンサー人生の中でどれくらいあるんでしょうか。

そう思うとより気の引き締まる思いがします!これからもっともっと詰めていって、本番では渾身の ドヤ顔 踊りをお見せできるよう全力を尽くします!





さて今日の小話ですが、タイトルにもあるような言葉を聞いたことがある人は多いと思います。



さっき「ざっと年間で250回くらいクラスレッスンを受ける計算になりますね、今日もがんばります」みたいな内容をSNSにあげたときに、フォロワーさんが


「私も週に3〜5回レッスンを受けに行っていて、何を目指してるのと言われることもあるけれど、しない時とは全く違う自分になれているし、プロの方へのリスペクトをより感じられる」


というようなメッセージをくださいました。
これを読んで、あ、noteに書こう、って。笑





この方にお返事した内容でもあるんですが、何に取り組むにせよ、僕は「何を目指してるの?」と聞かれて初めて初心者脱出というかホンモノというか、そこからが本当の始まりだなーって思っています。


僕も筋トレを初めたばかりの頃はよく言われました。笑


単に素朴な疑問ではありますよね。
普段暮らす上で(あるいは仕事をこなす上で)特に必要のないスキルを身につけたり鍛錬することに必死になる意味はあるのかな?と。

(ちなみに僕は筋トレに関してはバレエの邪魔にならない範囲を考えてやってます)



上手く説明できませんが、そういうことじゃないんですよね、もはや。
人生の意味を見出すことを野暮だと考える人がいるように、一生懸命に何かすることに意味とか目指すところを設定することって必ずしも必要ではないと思いますし、それも時にはヤボなのかなと。





先の質問をされるということは、側から見たら恐らく尋常ではない熱量で何かに取り組んでいるということ。


それって素晴らしいことじゃないですか?

それほどまでに何かに打ち込めるその情熱や根性そのものが僕は賞賛に値すると思いますし、別にその道で生計を立てるとかじゃなくても、それは必ずその人の人生に彩りを与えていますし、その姿勢に感化される人も必ずいます。



だから僕は「何目指してるの?」と言われたら、少し自信持っていいのかなー、なんて思っています。本当に何か目指しているにせよ、いないにせよ、それくらいの熱量でやって初めて何らかの成果が出てくるものですし、別に成果を望まない努力だってあってもいいと思います。


『無駄なこと』に努力できる人は、強いですよ。



ではでは。

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