釣りをしていて考えたこと14

相変わらず釣りを続けております。


実は先日、釣り好きの事務所スタッフと一緒に、シーバスボート(ルアーでスズキを釣る船)に乗ってきました。
他のスタッフには内緒。
プライベートでの繋がりは、不公平や軋轢を産む原因になりかねません。
だけど、一緒に釣り行きたい。
なので内緒。
久しぶりのシーバスボート。
多分、7~8ヶ月ぶりです。
深夜の東京湾に浮かぶタンカーの際を目掛けてルアーを投げました。


釣果は僕は6~7匹。
ボート初体験のスタッフがボウズだったのは内緒。
2匹おすそ分けし、僕は3匹持ち帰りました。
翌日、自宅近所で開かれたBBQ大会に持参しましたが、割と好評でした。
他のスタッフに内緒でまたぜひリベンジしたいものです。
ということで、シーバス本体はBBQで消え去り、僕の手元にはアラだけが残りました。


端っこ肉のお刺身。
これはこれで美味いです。
コリッコリ。


カマ焼き。
とってもジューシー。


アラのスープで炊いたお米に、骨から外した身を混ぜ込んだご飯。
カブト煮とみそ汁。
食べ応えがあります。
頬肉、美味い。
アラだけでもかなり楽しめます。


で、翌週は鯖を釣りに。

「やはり魚本体を食べたいぜ」とライトルアー船を予約してみました。
メタルジグという金属製のルアーを船の下に落として巻くだけのお手軽な釣り。
4時間4000円くらいで値段が安いのも魅力。
初体験でしたが、1人で釣り船を予約して乗るのも慣れてきました。
ネットで装備だけ調べておけば、とりあえず何とかなりますね。
平日、仕事をサボって行ったので、シーバスボートに一緒に乗ったスタッフには内緒です。
「一緒に行こう!」となって、同時に会社を休むことになってはいけない気がしまして。
誘って断られても傷つくし…。


鯖軍団。
35~40センチの鯖と、20センチ強のウルメイワシがオマケでモリモリ釣れました。

以前、大量に釣れたアジをご近所に配って以来、「釣れたらまた欲しい」と言われることが多くなりました。
あげるからには美味しく食べて欲しいので、下処理をして2~3枚に下ろした状態で、希望があれば骨も全部抜いて渡します→また注文が入る→すっかり「魚配りおじさん」に。
手元に残ったのは鯖2匹のみ。

また釣ればいいか。


無難に塩焼きに。


味噌煮も鉄板です。
身が締まっているので、煮崩れず角が立っていました。


ご近所には下ろした状態であげたので、またしても手元に大量のアラが。
干して揚げて砕いてフリカケを作りましたよ。
文字通り粉々になるまで食べます。

で、翌週、また同じ船を予約しました。

またしても平日に仕事をサボりまして。
週末は混むから仕方ないよね…?
もちろん事務所のスタッフには内緒です。
いや、だからその分、週末に働いてるんだってば。


74センチのシイラ。
鯖は7匹釣れ、ウルメイワシが山盛り。


捌いた後は明るい内からお刺身とビールで軽く1杯。

そして、数日後。
テーブルの横に仕込んだ魚を用意してお鮨屋さんごっこ。
ワイングラスを片手に一品ずつお皿に盛って、食べたら次のお刺身を切り付けるの繰り返し。


まずはシイラ。


同じく昆布締め。


しめ鯖&焼きしめ鯖も作ってみました。
アニサキスが怖かったので、一旦冷凍してから自然解凍。

正直なところアニサキスは「います」。

考えてみれば、寄生虫は魚の死後に入るものではなく、生きている内から体内にいます。
では、虫たちがどんな魚に寄生したいかと言えば、栄養のある魚です。
つまり、丸々と太った美味しい魚ほどアニサキスが入っているのです。
目視で発見できるので丁寧に取り除くわけですが、見落としが不安だったので冷凍→自然解凍。
色が黒っぽくなってしまいました。
悔しい。
自分を信じきれず、冷凍に逃げたことが悔しい。


ウルメはマリネに。
アップルビネガーで締めて、オリーブオイルを垂らしてみました。
果物みたいで美味しい。
続いて焼き物の部。


シイラかま焼き。


ウルメ丸干し


安定の鯖味噌煮。


お鮨は手まり鮨に。
握るたびに写真を撮るのですが、この頃から酔っていてピントが定まっていません。
ワイン怖い。


最後のシイラの漬け丼は、さらにピントがボケボケです。


翌日、目が覚めてスッキリした頭で漬け丼を作り再撮影。

さて、魚配りおじさんが板についてきたのか、今度は近所の人に釣りに誘われるようになってきました。
釣りデビューしたいとのことだったので、堤防でサビキがいいんじゃないかと、まずは様子見に内緒で1人堤防へ。
釣果を確認した後、確実に釣ってもらえる時間、場所へ案内する算段です。

そろそろイワシや小鯖が釣れ始めてる時期だろうなぁ、と。


小鯖、トウゴロウイワシ、メバル。
堤防も良い季節になってきました。

ところで、シイラを釣ったことを釣り好きの友人に話したら、「オレも行きたい!」と。
そりゃそうなるか。


さらに友人が加わり3人で行くことに。
3人分の道具の準備。
サビキデビューの前にまたライトルアー船を予約しました。
友人1名は前日から僕の家に泊まりです。
まずは立ち飲み屋さんで飲んで、2軒目でしっかり飲んで、帰り道は川辺でホタルを鑑賞しながら飲んで、家に着いてまた飲んで、当日は二日酔い。


二日酔いと引き換えに鯖を3人で50匹ほど釣りました。
大漁、大漁。
それぞれ分けて、友人を東京まで車で送り、その足で事務所へ。
捌いてから、いつも頑張ってくれているスタッフにおすそ分け。
自宅に持ち帰った鯖は4匹。


鯖の棒鮨。
今度は冷凍せずに生食しました。
色も綺麗。
前回のリベンジ成功の瞬間です。
ついでに大葉も自分で育てました。
「巻き簾をきつ目に巻いて形を整える」とネットに書いてあったので、巻き簾を輪ゴムでギュウギュウに縛ったら、跡がついてしまいました。


鯖パスタ。
生鯖をブツ切りにして、ニンニク、オリーブオイル、トマトピューレに熱を加えて和えただけ。


鯖サンド。
鯖は塩ヨーグルトに漬け込んでから焼きました。
粒マスタードとマヨネーズ、アップルビネガー でディップを作り、すだちをたっぷり絞って「酸っぱい×酸っぱい×酸っぱい=美味い!」
バゲットは美味しいパン屋さんを調べ、車を30分走らせて買ってきました。


そして、昨日は釣りデビューに同行しての堤防サビキ。
キュウセンベラ、メジナ、小アジ、トウゴロウイワシ。
楽しかったなぁ。

磯で貝を採取している人がいたのでお話したら、スガイという貝の研究をしている方でした。
貝殻に藻をまとった世界的にも珍しい生態の貝だそうで、しばし一緒に貝採取。
名刺をもらいました。


本日の朝ごはんは焼き鯖寿司。
酢飯が柔らか目で切り分ける際に形が崩れてしまいました。
やや失敗。


来週、また別の友人とライトルアー船に乗ることは内緒です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?