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SOULな話Vol.2 僕のsoul魂に衝撃を与えた1枚(2022.2.27)

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ANITA BAKER / Rapture (ELEKTRA 1986)

soul音楽を聴き始めた頃、今思えば多数の人たちと同じように、人から教えてもらったアーティストや80年代のMTVに出ていたアーティストを遡り、古典からお行儀良く聴いていたような気がします。

そんな僕の前に衝撃的に現れたのがこの1枚でした。

前述のNY旅行の時、往路の飛行機(とにかくお金が無かったので、格安の大韓航空で金浦経由でした。)の機内のイヤホンから執拗にかかっていた、曲がこの作品に収録されている、sweet loveでした。

最初から素直に良い曲だし、歌手もとてもいい。そう思い、即座にマンハッタンについた翌日、というか深夜に着いたのでその日に、近所のタワーレコードでCDを買いました。

どうせ良いのはこの1曲だけだろう。ぐらいに思っていたのですが、全曲良かったのです。

ジャジーでゆったりとした歌唱が、すっかり僕のツボにハマりました。

これがデビュー(彼女がチャプター8に在籍していたのを知ったのは後日のことです。)作品かと思っていたら、実はセカンドで、ファーストも聴きましたが、断然こちらの方が良いと僕は思います。

マンハッタントランスファーが歌っていたmisteryとか収録されています。

参加ミュージシャンも、当時のフュージョンミュージシャン達(イエロージャケットのDrmsリッキーローソン、Bassジミー・ハスリップのリズムセクションがとってもお洒落)で、ムーディーなサウンドもお手のものといった感じです。

sweet loveは、当時グラミー賞最優秀女性シングル作品も受賞。

秀逸な曲だと今でも思っています。


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