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清原語る。フジテレビ「石橋、薪を焚べる」清原和博氏後編20200715(日記)

こんばんは!コダカです。

昨日放送になった「石橋、薪を焚べる」を鑑賞した感想を書こうと思います。この番組はとんねるずの石橋貴明さんがホストとなり、焚き火を前にゲストとトークを行う番組です。

今回のゲストは先週に引き続き元西武・巨人・オリックスで活躍した清原和博さん。

日本中誰もが知っている甲子園のスーパースター。憧れのプロ野球選手だった彼が引退後覚せい剤で逮捕。執行猶予がついた有罪判決を受けます。

薬物の恐ろしさと球界のヒーローの凋落ぶりに僕も驚きを隠せませんでした。

執行猶予期間が明け、久しぶりの地上波放送の出演ということです。



清原選手と言えば「甲子園は清原のためにあるのか」大阪・朝日放送の植草アナウンサーの名実況が今でも語り草となっている1985年夏の甲子園決勝のホームラン。


その裏で当時のPL学園のチームメイト桑田真澄投手(巨人・パイレーツ)に「打たれるなよ。明日2本打つ」と前日に約束した話や、決勝の最中3番松山秀明選手(オリックス)に「俺もう2本打ったから無理だから打ってくれ。」と頼んだやり取りを話しました。

前編での話なのですが、一昨年の夏の甲子園100回大会決勝を観戦したことを語り、当時金足農業の吉田輝星投手(北海道日本ハム)の投球に「死んでいた魂がどくどくした(脈打った)」と。これで清原さんは野球への情熱を再び取り戻したそうです。


ドラフトを経てライオンズに入団したルーキー時代。
パリーグのレジェントたちのとの逸話が披露されました。
サブマリン山田久志投手(阪急)から本塁打を打った時、直球にもかかわらずマスコミに山田投手の切り札であるシンカーを打ったと言い、次の登板試合から山田投手を本気にさせた話。
マサカリ投法の村田兆治投手(ロッテ)にデットボールをぶつけられて、なんで避けない!と怒られたとか。

名勝負と言われたトルネード野茂英雄投手(近鉄・ドジャース他)との初対戦の話。「当たったら死ぬ」と思った伊良部秀輝投手(ロッテ・ヤンキース他)のストレート。
またセリーグに移籍して記録がかかった打席でストレートで勝負してこなかった藤川球児投手(阪神・カプス他)に向けられた「◯◯◯◯ついてるのか!」との暴言、もとい疑問の投げかけ(笑)。

パリーグの野球、名捕手古田・野村監督率いるヤクルトとの戦い、野茂投手と伊良部投手ストレートの違い…永遠に聞いていられる話題が目白押しでした。

そして打席に入る前から「心が折れていた」というセーブ王・大魔神佐々木主浩投手(横浜・マリナーズ)との対戦、のちに逮捕後裁判で弁護側の情状証人として証言台に立ってくれた友情のエピソード。

番組の最後には離婚した奥さんとの間にできた二人の男の子の成長の話に。
長男の身長の話や中三になる次男から頼まれて野球を教えた話では目を細め笑顔がより一層に柔和なものとなっていました。

これ一冊の本にできるのでは?というぐらいのボリューム。
あっと言う間の30分でした。

ネットの反応を見ていたら、この番組関東ローカルなんですね。

非常にもったいない。

多くの人が見れるようになるといいですね。



最初、目も虚ろで元気がなく、あの「番長」と慕われていた面影はなかったのですが、ホスト役であるタカさんとの野球の話題を繰り返していくうちに表情の固さがとれて笑顔や冗談が出てきました。
その表情を見ていたら、なんだか見ているこちらまで嬉しくなってきてしまいました。

番長。怪物。

この愛称、番組を見た後で自分で書いていて違和感があります。

清原選手は男気溢れる親分肌なところもあるのでしょうが、膝を壊して酒場に通うようになり、薬物に近づいていった話を聞くと壊れやすく繊細な印象を持ちました。
現役時代もスポットライトが当たる場面でも無理をしていたのかは知る由もありませんが。


「執行猶予は終わっても、罪はまだつぐなっていない」と本人が言っていた通り、薬物への誘惑を完全に断ち切り、ひとりの社会人として、良き父親として頑張ってこれ以上悲しい思いをさせないでほしいとイチ野球ファンとして思います。

※薬物の所持売買使用等は犯罪です。絶対にやめましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

清原和博さん
◆略歴
1967年 大阪府生まれ。小学3年生でリトルリーグに入る。
1983年 PL学園高校に入学。
1年から4番として、同年夏の甲子園大会で優勝、一躍脚光を浴びる。
その後、5季連続で甲子園に出場し、優勝2回、準優勝2回。
甲子園・通算13本塁打は歴代最多記録。
1986年 ドラフト1位で西武ライオンズに入団。
1年目で31本塁打を放ち、高卒新人記録を更新するなど新人王に輝く。
その後、西武の4番として活躍し、6度の日本一を経験。
1997年 FAで巨人へ移籍。
2004年 2000本安打を記録。※巨人在籍9年間で185本塁打、日本一2回。
2006年 オリックス・バファローズに移籍。
2008年 現役引退。※プロ野球通算525本塁打は歴代5位。
2016年 2月、覚せい剤取締法違反で逮捕。
懲役2年6ヵ月、執行猶予4年の有罪判決を受ける。
2020年 6月15日に執行猶予は満了を迎えた。
(引用:フジテレビ「石橋、薪を焚べる」HPより)




参考サイト

石橋、薪を焚べる - フジテレビ #fujitv https://www.fujitv.co.jp/makiokubel/index.html

つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。