KONA Challenge 第4回フィードバック会 聴講してきました

高いレベルでやっている人もいると思えば、そうでもない人もいて、目指している人のレベルはピンキリ。練習している人はそれなりにやっているようですが、TrainingPeaksのようなもので体系的に管理している感じはしませんでしたね。これは意外でした。練習はしっかりやっている人とそうで無い人もこれまたまちまちで、完走できるの?って人も中にはいます。

TKさんが各メンバの練習結果や測定値の結果を元に、悩みとかを聞きつつフィードバックする形式で、聞いている分だけで為になる話もあります。

最初に必要なのはゴール設定。Konaに出ることが目標であれば、Kona何時間何分に対して、自分の実力値がどこか?実力値の不足がある場合は、何が課題でどう解決するのか?仮説・検証を繰り返して目標に近づけて行く事が重要。この辺りは当たり前の話ですが、私のFTP目標の250wは、じゃ、これで足りているの?って話ですね。

スイム・バイク・ランいずれも動画をとって分析している話があり、スイムやランは動画撮りにくいのですが、バイクなら室内でやっているときは定点で取る事ができるなと今更思いました。Zwiftやっている画面の隣に自分のフォームを表示するライブ動画があると案外いいかもしれません。

じゃ、これらを踏まえて自分の弱点や不安をさらけ出して見る。

スイムは4000mを泳いだ経験がそもそもない。3000mまでは割とあるので行ける気満々だけど、100m/分のペースで行けるかどうかは一度検証が必要。その上で、このタイムでいいか悪いかを目標から判断する必要あり。

バイクは、250wのFTPでそもそも充分か?190kは何度か走った事があるが、止まらずに走った経験はそういえばないかもしれない。少なくとも佐渡はBest bike splitでシミュレーションは事前にやる必要がある。その上で、その強度が維持できるか確認が必要。

ランは、目標としているフルマラソン単体3時間はそれはそれで目指すとして、最近フルマラソンで痛みなく・止まらずに終われたのは一年前の東京マラソン3時間半のみ。その後、横浜・湘南と徐々に戻ってきてはいるけど、40キロをもう少し数増やして、精神的なストックを増やす必要がある。筋トレの効果がどう出ているかも確認したいところ。

フルアイアンマンに話を戻すとして、スイム・バイクは、おそらく問題ない。無駄に自信もあるし、どんな状況でも走りきれる自信はある。ただ、その後のフルマラソンを考えると、痛みなく完走できてない事実があるので、これをなんとかしないと気持ちよく望めない。1日でアイアンマンの予習としてフルアイアンマンの距離を行うには時間も流石に取れないので、土曜日スイム4k、日曜日バイク190k、月曜日ラン42kのような感じで分けたトレーニングをやってみてはどうかと考えている。或いは、土曜日スイム4k、日曜日バイク100k+ラン21k、月曜日バイク100k+ラン21kとか。火曜日はOFFにして、水曜日はバイクVo2Max+ラン、木曜日は5kのTT+筋トレ+ザムロットスイムのスキル、金曜日はSSTのような感じか?うーん、平日の時間がまだ足りないので、通勤ランは必須かもしれない・・・

後、練習の強度の話をしていて、特に、ロングの距離の目標wをどう定義するかってところで、パワーカーブを使った説明があった。前も聞いたような気もするけど、例えば、2時間のパワーが160wだったとした場合、目標にXXXw足りない事になるわけだが、これをどういう練習でどう上げていくか?今、1時間の最大は190wなので、2時間を190wで走りたいのであれば、1時間の強度を伸ばす必要があるという事。即ちこの辺りのインターバルが効果的。当然、絶対的なパワー出力を上げる方法もある。

レースを失敗しない話として、オプションの数を増やす話をTKさんが繰り返しおっしゃってた。増やし方は色々あると思うが、シミュレーション上のベスト以外に、下限がどこかを自分で把握してダメならダメなりにレースを組み立てるというのは非常に重要な感じがある。特に私の場合はフルマラソンが痛みなく完走がここ数回できてないので、前半無理してサブ3.5ペースで行かずに、状態を見ながら上げていく走りにできれば変えて行かなければ。調子が悪い事を客観的に把握してペースをコントロール術がないと、フルマラソンが4時間超えるとかふざけた結果になってしまう。ベルリンの時は、体の調子はすごくいいように感じたけど、結果としては心拍が+10だったわけで、こういうのはパワーだけみたり、自分の調子だけを見るだけでは、過信に繋がっている可能性がある。

この感覚と実際値のずれを練習とレースにより繰り返し合わせて行かないと、これからのレースは戦えないかもしれない。

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