Hey!Say!JUMPが令和の音楽ファンに届きますように

「群青ランナウェイ」/ Hey !Say!JUMP
この曲のファンとして2021年を生きておりました。

芸人でDJとしても著名なダイノジさんがこの曲を取り上げた動画を見て、Hey!Say!JUMPの可能性について、冷静に一度考えたくなりnoteを開いた次第です。


まず、私はジャニーズは確かに大好きですが、Hey!Say!JUMPに関してはコンサートにも行ったことがなく、いわゆる「オタク」では無いので、あくまでも一般市民による所感だということをご了承ください。

◆神曲3選

さて、Hey!Say!JUMPを語ろうと思ったきっかけとして、彼らの楽曲の中で何度聴いても鳥肌が立つ曲を超厳選して3曲だけご紹介させてください。
絶対に聴いてください。

①群青ランナウェイ(2021年)

この曲はNEEが楽曲提供をしております。このNEE、私も大好きなバンドなのですが、ボカロの特色を色濃く打ち出しながらその頭角をメキメキとあらわしている人気ロックバンドです。
そんなNEEの手がける楽曲を、ジャニーズという超メジャーなアーティストが、”A面シングル”で発売するという挑戦意欲に感服したと同時に、楽曲自体はNEEの面白さとジャニーズの聴きやすさが両立されていながら、とんでもなくワクワクする高揚感があり、そして演出にはHey!Say!JUMPの果てしないこだわりが詰まった、日本中を探しても類似曲の無い、オンリーワンの1曲だとしか言いようがありません。

②狼青年(2020年)

あまりに紹介したいPVがあるのでこれだけ貼らせてください。
女王蜂のアヴちゃん楽曲提供で、馬鹿みたいに鳥肌が立つ曲なのですが、それをさらに引き立てるアイドルにあるまじき演出が導入されているのです。こ、これはぜひ!!!

③ウィークエンダー(2014年)

公式動画がYOUTUBEに上がっていないのですが、一生に一度のお願いなので検索してパフォーマンスをご覧いただきたいです。
曲は山田涼介くんの歌声から心地良く入り、バイオリンの音を後ろに感じさせながら、軽快なアップテンポで流れるようにさらりと進んでいきます。ただただ音が気持ち良く耳に残るラップを交じらせながら、最後は山田涼介くんの「君にやっとたどり着いたスウィートアンサー」という激甘で終わるジャニーズっぷり。聴くにあたり何のハードルもストレスもなく、エンドレスループが可能なポップさがありながら、どこかクラシカルな聴き心地でもあるのが不思議で面白く何度でも聴いてみたくなるのです。そして踊ってみたくなるようなキャッチーな振り付けも見ているだけで楽しい。

◆ニュートラルだからできること

Hey!Say!JUMPは、ついにデビュー15年を迎えたそうです。しかしながらメンバーを見ると、まだまだ全然若い。ジャニーズの王道アイドルきらきら楽曲をこなしながら、ガシガシ踊るような楽曲も、しっとり歌い上げるような曲も、全て得意としている印象です。いや実際、これらはジャニーズは大体出来ちゃうんです。なぜなら天下のジャニーズなので。

私が個人的に、Hey!Say!JUMPがすごいと思うのは、そういったパッと思いつくような従来のジャニーズの楽曲はもちろん、もっとニッチで攻めたジャンルやクセのある聴き心地の楽曲も普通に馴染ませて自分達の楽曲として昇華するところ。それができるのは、山田涼介くんや伊野尾慧くんといったキャッチーなメンバーを抱えながらも、グループとして非常にニュートラルだからだと思っています。
たくさんの楽曲をこなしてきた経験値なのか、メンバー数が多いからこその所業なのか。デビュー15年目というベテランでいて、全くクセがなく、ポップでキュートで爽やかでフレッシュさを持つ。踊らせたら天下一品、喋らせても面白い、自分達をプロデュースする能力もあり、ニュートラル=何もない、のではなく、=どんな彩度にもなれてしまう、魅力あふれて止まらないカメレオンのようなグループだと感じます。
野暮ですがあえて比較対象に出すなら嵐やTravisJapanかなと思ったのですが、やっぱりそれらのグループとも異なる魅力を抱えているんですよね(その2グループも最強グループだと思いますが)。
なんなんだ、Hey!Say!JUMP。

◆Hey!Say!JUMPフェス、マジでやらん?


NEE、アヴちゃん(女王蜂)をはじめとして、まふまふ、岡崎体育、、sumika、ビッケブランカ、仲宗根泉(HY)、DECO*27、映秀、Ayase、清水翔太、みゆな、、、多くのアーティストがHey!Say!JUMPへの楽曲提供を行なっております。幅がとてつもなく広い。ダイノジさんの仰るように、Hey !Say!JUMPフェスができてしまうくらいです。マジでやりませんか!?
今後どんなアーティストとコラボするのか、どんな自己プロデュースをするのか、楽しみで仕方ないです。 Hey!Say!JUMPが様々な音楽ファンに届いて欲しいと切に願います。

何が言いたいかというと、Hey!Say!JUMPには無限の可能性があるということです。これからどんな楽曲が聴けて、どんなパフォーマンスが見られるのか、ファンの方は特にワクワクでいっぱいでしょうね。

Rei!wa!になってもどんな年号になっても、
これからも彼らの活躍を応援していきたいと思います。

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