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#190 選択を正解に。(鈴木瑞生/4年)

筑波大学蹴球部に関わる全ての方々へ、
いつもサポート、応援、
ありがとうございます。



蹴球部のアカウントで
多くの方に見ていただける
最後の機会だと思うので、
ブログ自体は2回目になりますが
思いを綴りたいと思います。




有難いことに
私の進路を気にしてくれてる方もいるので
ここでお話しさせていただきます。





2024/2/1

この練習参加を終えたら、
チームを探すのはやめにしよう。

このチームでも
ダメならサッカーを辞めて、
就活をしよう。


自分にとってサッカーは
人生のほとんどを占める。


無くすのは、容易い決断ではない。


ルフィで言う麦わら帽子的な。



そんな強い覚悟を
持って挑んだ練習参加。
















2024/2/5


その時いた東京では大雪。

静岡県清水生まれの自分は
積もった雪なんて見たことがない。


要は、
めちゃくちゃテンションあがるってこと。




お昼過ぎ、

一本の電話。







「うちでは取らない」




練習参加していた
チームの方からの電話だった。











そっか。。。
と、ため息が溢れる。










3歳から始め19年間続けたサッカー、
本気でプロを目指しやったサッカー、
沢山の人との繋がりを作ってくれたサッカー、
楽しいだけじゃないと教えてくれたサッカー、
いろんな姿や景色を魅せてくれたサッカー、
本気でやるから幸せな時間だったサッカー、
沢山の喜怒哀楽や経験をさせてくれたサッカー、
自分の人格を形成してくれたサッカー、
22年間の人生を豊かにしてくれたサッカー、




辞めるか、ここで。やり切った。





「ありがとうサッカー。」




そう思った。





ここでケツメイシ涙をどうぞ。


〜溢れた感情は単純に溢れる涙
                とめずに泣いて枯れるまで〜


その時はこんな感じでした。






雪が積もり、
めちゃくちゃテンションが上がるはずなのに
もはや寒いだけ、冷たい粒が降って来る。



こんなに悲しい雪はあるのだろうか。
恋愛ドラマにありそうなシーン、
なんちって。


こんなふうにも思わせてくれるんだ
サッカーって。新たな気づきだ。






2023/12/21
インカレが終わり、
1月に入ってから
サッカーと就活
どちらの選択肢も取れるよう準備をしていた。




サッカーばかりやっていた自分は
就活でいろんな会社を見て
社会を知ることの楽しさを感じていた。





逆に
サッカーばかりの人生
サッカー以外で
自分が何をしたいかが正直わからない。


自己分析?
SPI?
サッカー関係?
お金持ち?
グローバル?
大手、ベンチャー?


こんな疑問が
就活をやればやるほど
浮かぶ。



鈴木瑞生 −      サッカー = ???


って、なんだろうと考えたり。


とりあえず
いろいろ悩んだ。

いろんな人を頼った。
就活を終えている同期
就活をしている後輩
働いてる蹴球部OB
そこから繋いでもらった人たち

全てに感謝しています。
これからもよろしくお願い致します。



話していく中で、
徐々に決まっていくことがあった。





「選択を正解に」



これは、
小井土監督が研究室の授業で勧めてた


河内一馬さんの

「競争闘争理論」


という本に書かれている


「サッカーは正解を選択するのではなく選択を正解にするゲームだ」


の一部分だ。


ぜひ読んで欲しい一冊です。





これはサッカーだけじゃなく他にも通ずることだと思う。
もちろん世の中には正解と言われるものはあるが、それが本当に正解なのか疑いの目を向ける事は必要だと考える。
その中で自分で選んだ選択を正解にしていくことが重要なのだと。





大学4年はサッカーと就活を
両立しておくのが普通なんじゃない?
そんな声も聞こえてくるとは思います。




でも自分はその時をサッカーに全て注ぎ

「今」

を全力で生きて、
やり切れたことは
素晴らしい経験だと思っている。






サッカーを辞めた選択を
正解にするには。





それはこれからの
自分次第で正解にしていくしかない。



競争闘争理論から、
そう考えさせてもらえました。


サッカーは辞めるけど、
サッカーで得た経験や
サッカーで培った人間性は
そんじゃそこら辺の人には
負けないと思う。
負ける訳がない、
19年間も本気で挑んだんだもん。
間違いない自分の武器だ。



このブログが河内さんに届いたらな〜
なんて思ったりしてます。笑







「選択を正解に」

さあ、これから
鈴木瑞生の第二章の始まりです。


サッカーを辞め、

どんな会社に行き、
どんな人たちと出会い、
どんな環境になり、
どんな壁にぶつかるのか、
どんなふうに乗り越えるのか、
どんな彩りを経験をし、
どんな人間になるのか、
どんな残りの人生を歩むのか、



鈴木瑞生  −  サッカー =???
何になるのか、




楽しみです。




サッカーで出会えた全ての方に
選択を正解にして報告できたらと思います。




最後に何よりも、
感謝を伝えたいのは
これまで何不自由なく
サッカーをやらせてくれた両親と姉
応援ありがとう。
叶えたかったプロサッカー選手には
なれなかったけど
これから長い人生
輝いてる姿を
見せれるようにやっていきます。
これからもよろしくお願い致します。




ps,何か就活する上でのアドバイスやサポートしてくださる方は
ぜひインスタのDMで連絡よろしくお願いします!@suuusan0622
いろんな方からの話を聞いて勉強していきたいと思っています!よろしくお願いします!



筑波大学蹴球部

体育専門学群4年

鈴木瑞生

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