今回のブロガーマガジンEdge Rankのしゅうまい号は個性派SNS「タイッツー」の話です。

【1】個性派SNSタイッツーの進撃

過去に次世代SNSとしてNostr,Bluesky,Threadsについて取り上げて来ましたが、今回はタイッツーです。

タイッツーはツイッター（現在のX）がAPIを遮断し始めた頃に作られた個人開発のSNSで、登録画面には「有料APIの機能削除を事前告知なく行いません！！！」と書いてありました。もうこれだけで、勝手にAPIを遮断されることがいかに開発者をキレさせるか伝わって来て、個人的にとても応援したくなっており、秒で登録しました。

初期のタイッツーは「タイーツ（ツイート・投稿）」と「いいね」と「フォロー」だけできたような気がします。ここから、普通なら「リプライ（返信・コメント）」の機能が付くと思っていたところ、なんとリプライ機能は2023年8月17日時点で実装されていません。

では、開発が上手くいっていないのかというと、そういうわけではありません。毎日のログボ（ログインボーナス）でタイーツ石をもらえて、貯めた石でガチャでカード（一部のカード名や全ての画像は未実装でカードという概念のみ）を引け、3種類のAIに人生相談ができるという、謎に充実した唯一無二のSNSに進化していきました。

このユニークで物珍しさもあるのかヒットして、ユーザーは増えサーバーは混雑し、日付が変わるログボタイムにはエラーが出るようになった時期もありました。

なぜこんなにタイッツーが人気を集めるのか、私の勝手な仮説です。
・リプライ機能が無いのでクソリプが来ない
・本当の独り言をつぶやくことができる（変なBOTに絡まれない）
・リプは無いがリタイーツがあるので、引用しての独り言は可能（一応コミュニケーションできる）
・ユーザー層に攻撃的な人があまりいない
・パブリックタイムラインがあるので面白い人に「辻いいね」（辻斬りのように出会い頭にFF外からいいねをすること）ができる
こんなところでしょうか。

そして、この「場が温まって来た時」に企業公式アカウントのTabio靴下屋が、実装されたばかりのクーポン機能を使って、割引きもしくは開発者のほくさんに寄付するクラファンのようなキャンペーンを始めました。

このキャンペーンは8月15日に終了し、社内の予想以上の結果を収めたそうです。開発者への寄付が集まったのはもちろん、売上だけではなく「新規登録者が7割」というビジネスとしての成功例にもなったとのことです。

購入額の10％を自分の割引きではなく寄付に使う選択肢を設けるというのはアフィリエイトの仕組みをうまく転用していて、素晴らしいヒラメキとそれを実現させた調整力のたまものだなと感心しました。

既存のSNSとはひと味違う摩訶不思議SNS「タイッツー」に、あなたも登録してみませんか？
ログボやカードを集めつつ、リプライ機能は実装されるのか、されないのか、共に楽しみましょう。

しゅうまいのタイッツーはこちら
https://taittsuu.com/users/shumai

【2】今月の「Something New」

しゅうまいが何か新しいことをしたらお知らせするコーナーです。

1) 絵画教室「快画塾」感想
たまたま広告で見かけて参加してみた、絵を描くワークショップが独自の内容で面白かったです。
よく、絵を上手に描きたいと思うと描けなくなってしまう問題があると思うのですが、その壁を乗り越えるための様々なワークがありました。

太い油性マジックで消せない絵を描くワークでは、自分の中の思った以上に頑固すぎる「失敗したら嫌」欲をどうにかねじ伏せることができて、下手ではあるものの何が描かれているのかは分かる、味のある絵を完成させることができました。
その後も油性マジックやiPadで、ドラマの予告編の俳優さんなどをちょくちょく描いて楽しんでいます。

→木村タカヒロ先生の快画塾6時間コース

2) キッチンばさみを買い替えたらすごかった
切れ味が悪くなってきて、ふにゃふにゃしたビニールが切れなくなっていたキッチンばさみを買い替えました。
評判がとても良い「ヴェルダンキッチンハサミ 2」にしてみたところ、なぜもっと早く買い替えなかったのか後悔するレベルで切れ味が良かったです。
ネギの小口切りなどもできるそうです。
毎日のように使う道具は早めに取り替えるのが実は一番コスパ良いですね。
→下村工業 ヴェルダン キッチンバサミ OVK-2

【3】おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。
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次号はTOMAKIさんの号です。お楽しみに！