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シルエット

木本周磨
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Record at studio Nido 2015 0112 (first Demo 2010 0913)

 ふたりだけの世界でここにはいない人のことを想いその影を夢で膨らませている。もう4、5年前の歌ですが今歌詞をよくよく読んでみると気味悪い気もしますね。メロディが好きな部分もあるのでこの曲を歌うことは好きです。


 この白い部屋の中で 夕陽が射して来たら 君は壁際に立って こっちの方へ来いと
 この場所が一番 陽が当たって 暖かいわと 教えてくれた

 この街の匂い 僕は好きなんだけど 時々 寂しくなるのは 君がここにいるから
 夕暮れの匂い

 屋根裏の四角い小窓 そこから 見えてくるのは 真っ白な斜面 鮮やかな丘
 まだ降り続く雪のおかげで いつもより明るい 冬の朝
 みんなが起きる時には僕らは眠る

 小さなライト 君の影が いつもより 大きく見える 君の話を聞きながら 動く影を見て
 僕の中で 君のことが 大きくなるのが分かる

 静かな部屋の中で 空白の夜が拡がって 僕は心の中で夜を覆いつくそうとしてる
 なんだか居心地が悪いな 僕の影は どこに行った

 いつでも探している 僕の影を どこに行ったのかな ぽっかりと空いた穴を 塞いだのは
 今も壁に浮かんでは消える 君の影だよ

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