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【ネタバレなし】話題の『葬送のフリーレン』、何が面白いのか

あなたは「葬送のフリーレン」を見たことがありますか。
原作は漫画で、現在は12巻まで出ているみたいですね(2023/12/24現在)
1000万部を突破したとか。
この数字はなかなかすごいみたいで、

ヒット作と言われるには、1巻あたり10万部以上くらいが目安。明確な基準はない。

新人マンガ家相談室

という記事がありました。
ヒット作と言っても過言ではない売れ行きです。
そんな中、2023年9月から始まったみたいですが、私は最近まで知りませんでした。
知人が触れていた気もしますが、そこまで興味は持てず今まで来ていました。
しかし、1話だけでも見てみるかということで見てみることにしました。

結論、めちゃくちゃハマりました。
なんでもっと早く見ていなかったのか、これまでの自分を否定してやりたくなりました。
ということで、葬送のフリーレンの何が面白いのか自分なりにまとめてみることにしました。
これから葬送のフリーレンを見てみようという方の参考になればいいなと思います。

魅力① 冒険後という設定

一般的に物語と言うのは、ゴールに向かって進んでいくものだと思います。
敵を倒すとか、好きな人と恋人関係になるとか、味方を助けるとか。
でも、このアニメは違う。
最初の時点で、主人公たちはすでにボスキャラを倒しているのです。
そこから物語がスタートしている、それがこのアニメの面白い部分だと思っています。
だって、ボスキャラを倒したのにこれから何するの?って感じじゃないですか。

私も最初はそう思いました。
でも見てみると、「そういう展開になるんだ~」という自分がいることに気付きます。
お気づきかもしれませんが、ただのバトルアニメではないんです。
じゃあどういうアニメなの?ということになりますが…

魅力② ストーリーが美しく温かい(だが臭くない)

とにかくストーリーが美しい。
観た後は温かい気持ちになり、どこかほっこりします。
主人公のフリーレンは人間ではなく、エルフです。
エルフは人間以上に長生きするため、時間感覚が異なります。
それが人間とのコミュニケーションの難しさになるのですが、フリーレンは人間との感覚の違いに気づき、変わっていきます。
変わっていく中で、進んでいくストーリーが狂おしいほど美しい。
人間の素晴らしさを教えてくれます。
目まぐるしく過ぎていく時間に疲れている現代人にピッタリのアニメだと思います。

そして、臭くないというのが良い。
美しいストーリーは臭く映りがちなものです。
うわーなんか言ってるわ~とかあ~そういう展開ね~とか。
ちょっと冷めてしまうところがありますよね。
ただ、なぜか葬送のフリーレンはそういうところがないんですよね。
すっと入ってくるというか。

魅力③ キャラクターが良いやつばかり

このアニメ、ズルいのですが登場人物に良いやつしかいません。
勇者一行であるフリーレン、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼンをはじめ、これから出てくるキャラクターもとても良い。
フリーレンはけだるい感じながらもどこか憎めない。
ヒンメルは誰よりも優しく勇敢。
ハイターは酒好き。
アイゼンは不器用ではあるが熱い思いを持っている。
これから出てくるキャラクターも良い部分をそれぞれが持っているのです。
そして、互いが互いを想っている。
フリーレンはエルフなので、人間の感情が分かりませんでした。
しかし、いろんな人との出会いで人間の素晴らしさに気づいていくのです。

私は、この作品に出会えたことに本当に感謝しています。
私の求める世界観を醸し出してくれるこの作品にこれからも酔いしれようと思います。
そこまでアニメに明るくはない私がここまでハマった作品です。
少しでも興味があれば、とりあえず2話まで観ていただきたいです。


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