なぜ校長先生の話は面白くないのか?

それは話が面白くないからではなく、その「〇〇〇」が面白くないから。



今回「相手に伝わる企画」とはなんなのか
ということについて学んだので、それを書き留める。


ー「言葉の企画」への参画

2019年5月、「言葉の企画」という講座に通いだした。
これは"言葉"の力を最大限に活かして企画力を磨こうという全6回の講座で、
そこで出た記念すべき初回課題の1つは

「伝えるのではなく『伝わる』ように、
あなたの自己紹介を1枚のスライドにまとめてください。」

これは、ただの自己紹介の垂れ流しではなく、「伝わる」ことが目的。


そして結論から言うと、コテンパンにやられた。
右ストレートを8回くらった後に、15回死体蹴りされたくらいのダメージ。
あ、終わった後も悔しさがずーっと続いてたから、たぶんボディブローも何発かくらってる。

そして講座が終わって1週間、「伝え方」についていろいろ考えるうちに、
1つのたとえが浮かんできた。


ーそういえば校長先生の話って全然おもんないよな。

話の伝え方のうまい人/ヘタな人って誰だろう。
と考えてるうちに、ヘタな人の代表例が浮かんできた。

校長先生
※注)すべてがそうではありません。笑 あくまで一般的なイメージとして


小学生の頃、朝礼の校長先生の話って、誰も聞いてなかったなー。
時間にしては5分10分くらいなのに、
体感時間は1時間にも2時間にも感じてた。

これが30分話し続けられようもんなら、

もれなくこうなってしまう


その原因はなんだったのか?
今回の講座の自分の経験と照らし合わせて考えてみる。


ー自分に置き換えてみると

僕は人と話すのが好きだ。
アレやコレやと喋るのが好きで、それで相手が笑ってくれるのが大好きだ。
くだらない話も真面目な話も、下ネタも恋愛トークもなんでもござれ。

ただついつい話し過ぎてしまって、自分の話が8割を占めてしまうことも時々あった。笑(最近はバランスを考えてだいぶセーブしてるけど)

この悪いクセが、今回の企画書にも表れてしまってたなぁと。


提出した自己紹介の企画書 ※赤入れ含む(恥ずい)

自分なりには情報量を絞ったつもりだったが、
全っ然できていなかった。
投票で上位になった企画書と比べると雲泥の差!

Less is more=少ないほうが豊かであるという考え方。
情報量を絞ることで結果的に多くのものが伝わる。

講座で1番の学びとなった、この考え方。これが出来ていなかった。
やっぱり心のどこかで「たくさん伝えることで会話のキッカケを増やしたい」って思ってたみたいで、蓋を開けると全然情報を絞れていなかった。


たくさん書きすぎると、
「この人不安なのかな」「保険をかけてるのかな」って思っちゃう。

阿部さんのこのひと言が、胸にずっしりと響いた。



ー伝え方に徹底的にこだわるべし

さっきの校長先生の話に戻すと、
小学生の頃「長い」「つまんない」と感じていたのは
やっぱり「つまんない」と感じる伝え方のせいだったからかなぁ、
と改めて思う。

①小学生相手なのに、難しい言葉を使ったり
②一度に沢山のことを覚えられないのに、アレもコレも話したり
③朝だから頭が働いてないのに、ダラダラとした話し方だったり


さっき読んだ記事の中で、
「大人になってから校長先生の話を聞いてみたら、すごく面白かった」
というのがあった。

きっと話自体は、決してつまんない内容なんかじゃなく、
問題はその伝え方にあったんだ。
”小学生に伝わる”伝え方ではなかったんだろう。
伝え方を工夫することが大事なんだな、と改めて思った。


今後いちばん自分が工夫すべき点として、「情報を絞ること」。
これを意識して企画や発信をしていこうと思う。


そしてゆくゆくは、自分の話や企画がきちんと相手に「伝わり」、


こうなっていくことを目指したいと思う。


あー、これから自分の進化が楽しみ。
いまはまだアグモンだけど、半年後はグレイモンに、
いや、ウォーグレイモンになります。


※Less is more以外にも学びは沢山あったので、それについては次回。

見てくれた人ありがとうございました。

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