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App Annieが提供している「世界のアプリ市場データ」の何がスゴいのか 〜データに寄せられる期待って?〜

僕は今、App Annie(アップ アニーと読みます)の日本法人の代表として、日本国内の企業に向けたビジネスを継続的に成長させるために孤軍奮闘しています。

何を提供して対価を頂いているかというと、「アプリの市場データ」です。これだけです。コンサルティングとか、リサーチ業務の受託とか分析支援とか、そういう類のビジネスはしていません。このアプリの市場データをSaaSという形で、流行りのサブスクリプションモデルで提供しています。

僕がApp Annieに入社したのは2014年の8月で、OJTトレーニングもあったりで、セールスとしてマトモな活動をし始めたのは冬になってから。つまり実質2015年から自走開始でした。

自慢するわけじゃないですが、2015年はグローバルでNo.1 Salesに輝き、2016年はマネージャーとしてこれまたグローバルNo.1 マネージャーとして表彰されました。ご褒美にメキシコのロスカボスに連れていってもらえたり、とっても良い思い出です(遠い目)。

自慢じゃなければ何が言いたいんだ、と言うと、僕らが提供している「市場データ」ってスゴいっていうことなんです。僕がスゴいわけじゃないんです。プロダクトがスゴいから、買って頂けるんです。

そしてそのプロダクトのスゴさを見抜いて契約の意思決定をして頂ける方々が日本に多くいてくれたお陰で、僕だけじゃなく僕ら全体が前向きに仕事ができているわけです。

僕ら日本法人のクライアントの内訳は、現在非ゲームの企業が半分を超えています。その中でも「アプリでビジネスをしていない」企業が増えています。

個社名は控えますが、日本を代表する自動車メーカー、誰もが知ってる保険会社、毎日誰もが使っている鉄道会社、街に出ると必ずと言っていいほど目にする飲料メーカーなどなど。

これらの企業が、「アプリの市場データ」を契約されているのです。アプリでビジネスしているわけでもなく、アプリでオウンドメディアを運営してマーケティングしているわけでもないのに。
何故だと思いますか?彼らはアプリで1円たりとも稼いでいる訳ではないのに、アプリのデータにお金を払って買っているんです。

僕らが上述した業界の人たちに最初に会うと、「アプリの市場データ」から受けるイメージ(何を最初に想起するか)は「ゲームアプリ」とか「ニュースアプリ」とかそういう類のアプリに関するデータだよね、つまり俺らかんけーないよね、と無意識に思っている雰囲気が伝わってきます。

こればっかりは仕方ありません。だって無意識ですからね。人間の行動における日常の意思決定の大半は無意識化で行われているそうですし。

なので、僕らからすると、その「無意識に関係ないと思ってしまっている」人たちに、1秒でも早く「関係あるね!」と膝を叩いてもらう必要があるわけです。

そこが、僕らApp Annieがセールスチームをもっている理由です。

例を挙げたいと思います。

某国内大手の消費財メーカーがApp Annieのデータを契約しました。彼らは国内外に広くプロダクトを販売しており、国内においてはトップのシェアを取っています。

しかし、海外においては多くの国でまだトップシェアではなく、ビジネスゴールとしては海外諸国のマーケットでもナンバーワンになることです。

このメーカーからすると、生活者にプロダクトを届けるには卸売や小売といった流通に携わる企業や、各国の現地子会社等を通じてビジネスをしているため、日本の本社において生活者のライフスタイルや購買に関する振る舞いや嗜好性などを把握する事は難しく、そのため本社からするとマーケティングのための生活者理解ができない、といったことが続いていました。

その課題を解決する1つの手段として、App Annieのデータを採用したのです。

App Annieのデータによって何が嬉しいのか?

この某メーカーからすると、世界各国において、スマホ上にはどんなアプリが広く使われており、どんなクリエイティブのアプリ内広告が多く見られており、そしてそれらの広告によりどの程度のコンバージョンに至ったのか、さらには生活者がどんなサービス(ライドシェア、EC、メディア、決済サービス等)を主に使っているのか等について、広い範囲で仮説を裏付けたり検証したりすることができるようになります。

それらに基づき、国ごとにどんな手段でマーケティングをすればよいのか、どんなクリエイティブや見せ方で生活者とコミュニケーションをすればよいのか、といった企画立案に繋げる活動をしていただいています。

加えて言うと、どのECが多くのユーザーを抱えており、その規模や利用頻度は増えているのか減っているのか等を把握することで、新たな流通販路を開拓するといった効果も期待されています。

これはほんの一例です。

他にも、例えばApp Annieのデータにより、ライドシェアのサービスがどの国でどれほど普及しているのか、世界地図のパズルを完成させることができますので、自動車メーカーはもちろんですが、ライドシェアプラットフォーマー(Uberのような企業)からするとどの国に展開するとビジネス機会がありそうなのか、などの意思決定の根拠となります。

ワールドワイド横断的にiOSとAndroidアプリの市場データを保持している企業はApp Annieだけなので、生活者向けにビジネスを展開している少しでも多くの企業の方々にとって、有用なインサイトを提供できるようにしたいし、それによって豊かで健全なビジネスを進めていってもらえたら、というのが僕の願いでもあり、そのためにApp Annieで仕事をしています。

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向井俊介@App Annie

アメリカ本社の世界最大手のアプリ市場データプロバイダー、App Annieにて日本法人の代表を務めています。 ここに記載のある内容はあくまでも個人の意見や示唆であり、会社のオフィシャルなコメントやメッセージではありません。
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