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話さなきゃ何も始まらない

アウトプットを意識したインプットをしたいよね,という話

研究をしていると,毎日大量の情報をinputすることが当たり前になる.
ただ,inputと同じくらい,もしくはそれ以上に大切なのが,outputすることだと思っている.

一方で,考えや意見というのは日頃のinputなくしては形成されない.
だから,inputも大事だ.

でも最近気づいた.ただinputしているだけではダメだな,と.
すごく当たり前のことなんだけど,大学院生になって改めて思い知った.

大切なのは,inputした情報を自分なりに整理し,解釈し,モノにすることだ.
自分の血肉にしてしまう,と言っても良いかもしれない.
色々な知識を頭に入れることはとても大事だ.
だが,その知識は自分の血肉になっているだろうか.

頭に入れただけの知識はいずれどこかに行ってしまう.
だから,目から入れた情報は頭の記憶域にただ置いておくのではなく,よく咀嚼し,自分の栄養にしなければならない.
いらない情報は排出すれば良い.

では,どうやって仕入れた情報を自分のモノにすればよいのか.
それは,人に伝えることを意識することだと思う.
人に分かってもらうためには,inputした情報を自分の言葉で説明できるようにならないといけない.
それには,inputした情報に対し,自分なりの考えを持つことが重要だ.
また,別の切り口からその情報を見てみる癖を持つことも良いかもしれない.

研究をしていると,日々多くの情報をinputすることになるが,ただinputしていても,いずれ忘れてしまう知識を流し込んでいるだけだ.
別の情報が入ってくれば,ところてんのように出ていってしまう.

outputを意識したinputを心掛けたい.


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