SOUND EXISTENCE 3ヶ月ボーカルミックス講座 レビュー

こんばんは。
しゅんです。歌ってみたを投稿しているものです。

9月から11月ずっとKeinoaza様が行っておられるボーカルミックス講座を受けており、ずっとミックスの勉強をしてました。
受講が終了しKeinoaza様のご厚意を賜り今回のレビューを書かせて頂ける運びとなりました。
自分の受けていた講座↓

「講師紹介」
講座のレビューを書く前にまず講師のKeinoaza様を簡単にご紹介させていただくと、最近はご自身のチャンネルでボーカルミックスの実演やTips動画を多く投稿されておりますが、元々はボカロP、バンド(Silently Sooting Traitos)のギターリスト・作曲家の方です。
ちなみに自分の歌ってみたのミックスは本日投稿した曲以外全てKeinoaza様に依頼しております。
自分自身、高校生時代から今までもKeinoaza様の1ファンであります。
(その1ファンとして布教をさせていただくため、おすすめの曲を貼ります。)


「受講理由」

今回歌っていただけの自分がなぜ受講したかと言いますと2点理由があります。
1.興味があったから
2.歌う側とミックスをする側では考え方や視点に違いがあると感じたからです。
1の理由に関して特筆することはないのですが、2について少し詳しく触れさせて頂きます。
ある歌ってみたのミックスを依頼し返ってきた音源を聴くとノイズが多く含まれていました。結果として素材を差し替えていただいて気になる部分は修正され満足いく音源になったのですが、ここ初めて「プロでも綺麗に仕上げられない素材」があることに気づくわけです。
(要は自分の発声や録音方法などに問題があることを自覚しました。)
ただ、今の自分ではそれをどうやって直していいのかわからない、ミックスでどういう作業をして綺麗に歌を仕上げていくか知らなければ、どういうふうに自分の歌を改善して行けばいいのかわからないと判断し受講するに至りました。

「講座内容」
自分が受けたのは前述した通り3ヶ月のオンライン講座になります。
簡単にいうと3ヶ月間、月に1度テキストと課題音源が送られメールでの音源の添削等のサポートが受けられるというものになります。
(詳細な内容は最初に貼ったリンクにてご確認頂けますと幸いです。)
講座のスタンスとしてミックスのレシピを学ぼうというものではなく、考え方を学ぼうというスタンスです。
素材やプラグイン等の条件が全く違うミックスという作業の性質上、根本的な部分を理解していくということは非常に理にかなっていると思います。

「講座の良い点」
・テキストが丁寧
まずテキストが非常に丁寧に作り込まれています。
講座を受けた9月自分はコンプレッサーのつまみがどういう効果があるのかなど全くわからないほどのど素人でした。
テキストにはコンプレッサーやEQ、リバーブ、ディレイ等使用すべきプラグインのつまみやボタンについて効果や使用するポイント等、素人にも理解しやすいよう理由も併せて記載されておりますので、割と早い段階でプラグインの使用方法について理解ができます。
(特にミックスを始めたいけど何から学んだらいいかわからない、ネットにある情報で独学しているけど色々あって何を信じたらいいかわからないという方に対して非常に有用なコンテンツです。)

・メールサポートのレスポンスの良さ
自分自身1番利用させていただいたのがメールサポートになります。
まずこの講座を受けるにあたって自分の中で毎日ミックスを行って数をこなそうという方向性を決め、週に最低1回以上は音源を提出して添削してもらおうと考えました。結果としてKeinoaza様のレスポンスが早く週に2、3回程音源を提出し場数を踏めました。

・講師の知識量の豊富さ
前述したようにKeinoaza様はまず音楽を制作できる方でありボーカルミックスだけできるという方ではないということです。
今回自分が受けた講座では楽器のミックスというのはコンテンツになかったですが、下記リンクにあるようにボーカル以外の処理にも対応している方になります。

ボーカルミックスをする上で曲を構成する様々な要素を総合しかっこよく仕上げるにはどうしたら良いかアドバイスして頂けるかと思います。
また、そういったKeinoaza様の背景から先ほどのレスポンスの速さにつながっているのかと思います。

・ミックスが上達するための対応に抜けがない。
これはオンライン講座の内容に含まれていませんが、別料金で単発のマンツーマンレッスンもご対応いただけます。
自分自身1度ピッチ修正が上手くいかず編集した感が出過ぎてしまいナチュラルな修正に難儀し、マンツーマンレッスンをして頂きご指導頂きました。
基本はテキストとメールサポートでの利用で指導して頂き、どうしても上手くいかないやり方がわからないなど行き詰まったことがあればその部分のみマンツーマンレッスンで解決するのもありかと思います。

「自分自身の変化」
今回講座を受けていくごとに当初の目的であったミックスする側の考えが少しずつわかってくるわけです。
例えば歌う側として息が多いウィスパーボイスだと曲中の表現にもよりますが過度にやるとコンプをかけた時に音が大きくなり高域の余計なピーク成分になります。
歌い手側が味だと思っていてもミックスする側からしたらノイズでしかないこともあります。
他にも学んだ内容を歌に利用できるようになりピッチ修正をしたときに編集しすぎた感が出ないよう、録音した後にピッチ修正のVariAudioを開き一度自分で修正してみて、不自然じゃないか確認することで、妥協できるラインを探れるようにもなりました。
当初の目的は解決できる+嬉しい成長もありました。

「総括」
今回の講座を受け自身成長出来ましたし、何よりできることの幅が広くなり活動が楽しくりました。
ボーカルミックスに関して学んでみたい、何から学んでいいのかわからない方は基礎を作る目的で、伸び悩んでいる方は相談の窓口として受講される価値は十二分にあるかと思います。
特別歌も上手くない自分が言うのもなんですが、ミックス師の方から返ってきた音源が、自分の意図しない形のことがある歌い手さんもミックスの内容を知り自分の歌のクオリティアップのために1度受講され知識を深める機会にされてみるのもありかと思います。
最後になりすが、本講座を通して自分でミックスしたものを貼りますので、お聞き頂けますと幸いです。
ご拝読いただき誠にありがとうございます。



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