目標は達成しなくてもいい。目標をうまく使いこなすコツ
現状からのブレイクスルーをして大きな成果を上げたいと思っているのであれば、目標をうまく使いこなす必要があります。
今年の売上の120%を達成しよう!という、現状の延長線上にある目標を立てることには意味がありません。
なぜならば、あなたが手にしたいと思っている”理想の姿”は、現状の延長線上に無いからです。
また、このような目標は達成することが目的となってしまい、「現状に留まりたい」という意識を増幅させることにも繋がってしまいます。
これまでと同じ積み重ねを続け、コツコツとレベル上げをしていても、大きなブレイクスルーは起きません。
では、どういった目標が効果的なのでしょうか?
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ブレイクスルーを起こしたいのであれば、現状から大きく外れた目標を立てる必要があります。
そうすることで、今まででは思い浮かばなかったようなやり方が思い浮かぶようになります。
例えば、「朝の身支度の時間を短くする」というテーマで考えてみます。
朝起きてから家を出るまで、1時間かかっているとします。
これを50分にしたい、といった場合、どうしますか?
・目が覚めた直後にベッドでグダグダするのをやめる
・朝ごはんをダラダラ食べるのをやめる
・化粧を手短に終わらせる
などが対応策になるかと思います。
10分程度の短縮であれば、だれでも簡単にできてしまいます。
では、朝の支度を5分にしたい、となった場合はどうでしょうか?
上にあげたことを実行するだけでは、到底達成できません。
そこで、「どうしたらできるだろうか?」と必死に考えるのです。
例えば、こんなことが挙げられます。
・朝ごはんの時間を短縮するため、スムージーに変更する
・スムージーは前日に作って冷蔵庫に入れておく
・着る服を前日に選んでダンスからだしておく or 着たまま寝る
・髪の毛を短くして、髪を整える時間を短縮する
どうでしょうか?
前には思い浮かばなかったような行動が出てきたと思います。
これでもまだ、朝の支度を5分にするのは難しいかもしれません。
でも、もしかしたら15分にはできるのではないでしょうか。
目標達成という観点で言えば、60分→50分は目標達成ですが、
60分→15分(目標は5分)は未達成となります。
ただ、成長率を見てみるとどうでしょうか。
60分→50分は【16.6%】の成長率なのに対し、
60分→15分は【75%】もの成長率となりました。
これが「現状から外れた目標を立てること」の持つパワーです。
現状を打破したいのであれば、現状の延長線上にある目標を達成することに意味はありません。
目標を上手く使いこなし、”理想の姿”に近づいていきましょう!
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