見出し画像

中学3年生 12月からの学習方法

①苦手をなくせ!

12月に入り、入試までの残り時間も短くなってきました。
この時期は、ただ闇雲に勉強「量」や勉強「時間」だけを増やしても意味がありません。
この時期に一番大切なのは、「苦手克服」です。
そのために、これまで受験してきた「北辰テスト」「学校の実力テスト」「塾内模試」を活用しましょう。

◇北辰テスト・実力テストの活用方法

9月以降で受験した北辰テスト・実力テスト・塾内模試の結果を見て、間違えた問題の単元名をピックアップしましょう。
何度も間違えている単元は「苦手」な単元のはずです。
まずは、そこから復習を始めましょう。

②私立高校の過去問

「私立高校の過去問はいつから始めるべきか?」
「私立高校の過去問はやった方が良いか?」
この時期、こうした質問を受けることがたくさんあります。
自分が受験する私立高校の過去問は取り組んでおいた方が良いでしょう。
過去問に取り組み始める時期は、「塾で中3内容の学習が終った時」です。
特に数学は、中3内容の学習が全て終わっていないと入試問題に取り組むことができません。
中3の学習が終っていない時に入試問題に取り組んでも、「習っていないからできない」という状況になってしまいます。
それでは、過去問に取り組む意味がありません。
中3の学習が終ったら、すぐに私立の過去問に取り組みましょう。

③県立高校の過去問

県立高校の過去問は、私立高校受験が終ってから取り組みましょう。
私立高校と県立高校では、出題傾向が大きく異なります。
私立高校は、マークシート方式だったり、記号選択の問題が多いのに対して県立高校は記述式の問題も多く出題されます。
まずは、私立高校の過去問で入試レベルの問題に慣れてから、県立高校の過去問で勉強をすると効率よく勉強することができます。

④その他

県立高校を第一志望にしている皆さんに、12月以降で特に力を入れて学習して欲しいのは「理科・社会」です。
理科・社会は勉強した成果がすぐに表れる傾向が強く、国語・数学・英語は、成果が出るまでに時間がかかる教科と言われています。
入試までの残り時間が短くなってきたこの時期は、理科・社会に力を入れて総合得点を伸ばす方が、合格に近づけます。
もちろん、得意・不得意もありますので、「自分は理科・社会ではなく他の教科が勉強したい」等、何かありましたら、いつでも相談してください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?