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ここからはじめよう vol.03

さてさてイベントブログ更新第3週目。
そろそろ次のものも探さなくて・・・と思いながら書くネタを探しています。(笑)
教育ネタとかも書いてみたいけど、どんなニーズがあるのかわからないので、そういうの教えてほしいなぁと思います。
学習指導要領ってなんぞ?とか、プログラミング教育とかやばくない?とか、インクルーシブ教育とかよく聞くけど何するの?とか。
自分も改めて調べて少し書き始められたらいいなぁと思います。

・N高校職業体験受け入れ(2019年3月11日~)
最近あったことのなかでもっともインパクトの大きかった出来事が、このN高校の職業体験受け入れです。

正式名称を「学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校」というこの高校は、2016年に認可されたネットで学習を進める新しい形の通信制高校です。
実際に学校の通学するスクーリングは、年間5日程度でよいそうです。

とはいえ、「学校に通いたい」という要望をかなえるために、全国各地にキャンパスがあり、現在は仙台、大宮、千葉、柏、代々木、御茶ノ水、立川、横浜、名古屋、京都、心斎橋、江坂、福岡にキャンパスがあり、毎日通うこともできるそうです。(一部2019年4月からのキャンパスもあるようです。詳しい情報はサイトへ!)

生徒数もどんどん増えており、今では8000人も生徒がいるとか!
2018年のNHK杯国際フィギュアスケート競技大会で優勝した紀平梨花さんもN高校に通っているんだとか。(通っているという表現が適切か分かりませんが・・・。)

またとても面白いのが、高卒認定資格取得以外にも大学進学対策や仕事に直結するスキルを身につけたいという希望があれば様々なカリキュラムを受けることのできるというものです。
もちろん、プラスアルファのカリキュラムであるので料金等は別にかかるとのことですが、これだけの幅広い層へ向けたカリキュラムを提供できるのは公立・私立合わせてもなかなかないのでは・・・と思います。

その中で今回受け入れたのが「職業体験プログラム」です。
N高校の設定する職業体験プログラムは、ネットで学習する彼らだからこそ、リアルな職業やリアルな体験に触れ、そこから学び、社会と様々な形でつながっていくということを目指しているのだと僕は感じています。

実際に今回募集したのは「小布施の観光プランづくり」。

観光の町としても有名な小布施町での、新たな観光プランを立案するという5日間のプログラム。
・・・大人でも難しい上に、とっても楽しそうと手前みそながら思いました。(笑)このプログラムは3月11日~3月15日までの計5日間でのプログラムに10名の高校生が参加してくれました。

初日からたくさんの知識を詰め込み、4日目には最終的な観光プランを提案するというかなり濃密なプログラムでした。
自分ですらいっぱいいっぱいになるようなプログラムを乗り切った彼らはとても立派だったなぁと思います。
僕個人としては、途中雪が降ったり、春並みの気温だったりして体調を崩さないか本当に心配でしたが、全員が元気に帰ってくれてよかったと思っています。

最終的なアウトプットは、彼らにとって満足のいくものであったり、そうでなかったかもしれません。それでも僕はそのプロセスにこそたくさんの学びがあったのではないかと思っています。

街ゆく人や食事を提供してくれた方々の温かさ。
一つの企画をそれぞれ違う視点をもった人たちとともにアイデアを膨らませて作り上げる楽しさ。
時には本音で話し合い、価値観をぶつけ合いながら一つのアイデアに落とし込み折り合いをつける難しさ。
他者から評価されるということの厳しさ。
これ以外にも本当にたくさんのことを経験していってくれたのではないかと思います。きっと彼らはこの経験を糧にしてもっともっと違う舞台に飛び立っていくのだろうなと思います。そんな可能性を見せてもらいました。
本当にいい学びの場をみさせてもらいました。これからも関わりながらもっともっと色んなことを僕も一緒に学びながら、楽しいことができたらなと思います。

こうして彼らの学びを振り返ってみたときに自分は周囲に可能性を周囲に示せているのかなと疑問に思いました。

「こいつならもっと面白くしてくれそうだ」
「こいつならなんとか解決してくれる」
「この人に任せたい」

そう思ってもらえているのか。
今は思われているかもしれないけれどそれは若いからではないか。
25歳になったけど、僕がこれを成し遂げたと胸を張って言えるものはほとんどありません。

教師も若いからチヤホヤされて勘違いしているとあっという間に実力と年齢が伴わず、生徒たちから見限られると聞いたことがあります。
常に自分を戒めながら、たまに自分のことも褒めながら(笑)、高校生の彼らのように、もっともっと学んで成長していきたいと思います。

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